2013年10月10日

執念深くネチネチと続ける

私、けっこう執念深いんです。(笑)

やり始めたらとことんやらないと気が済まないので、あまり新しいことを始めたくないと思うくらいです。


たとえば掃除などは、始めると大掃除になってしまいます。だから子どもの頃は、1ヶ月くらい平気で掃除しませんでした。

親から散々に注意され、ワタゴミが床に広がってくるまで、やりませんでしたよ。

その代わり、やり始めたら徹底的にやります。気になってしょうがないのです。じゅうたんを剥がして、床を雑巾がけしましたから。

 

そんな執念深い性格が、意外にも成功に導いてくれるのです。

たとえば友だちと一緒に釣りに行ったときも、友だちは釣れないと飽きて帰ってしまうのです。

私一人が、「もうちょっとやってから帰るよ」と言って残ったものです。

すると、そこから釣れ出すんですよね。

あとになってわかったことですが、魚がよく釣れるのは、「朝まずめ」「夕まずめ」と呼ばれる朝夕の時間帯です。

夕方5時くらいから日没にかけて、よく釣れるわけです。


魚釣りを趣味にしている人が、「釣りは短気な人の方がよく釣る」と言います。

意外に思われるかもしれませんが、そういうこともあるのかなと思います。だって私は短気な方ですから。

短気な人は、釣れないとすぐに場所を移動したり、仕掛けや餌を変えたりして、あれこれ試してみるのです。

どうもそれが良いとのこと。

釣りは魚次第ですから、魚が何を考えているかは、魚に聞くのが一番。

ですから、あれこれ変えて、魚に「これでどうですか?」と聞くやり方が良いのでしょうね。


短気な人は、けっこう執念深いのではないでしょうか。

できない自分に腹を立てながらも、徹底的にやろうとしてしまう。

私は、そういう性格でした。

 

また、小学校の時の縄跳びの上達にも、執念深い性格が生かされました。

二重跳びが1つの関門だったのです。これが、なかなかできません。

やっと1回だけ跳べるようになっても、もうしゃがみ込むくらいに体勢が崩れているので、2回目以降が続きません。

「他の人はできているのに、どうしてぼくはできないんだろう?」

くやしくて、一所懸命に考えましたよ。

そうしたとき、ふと気づいたのです。跳べている人はリズムが良いと。

そこで、縄を持たずにリズムだけマネをしてみました。いわゆるエアー縄跳びですね。

「なるほど、こういう感じで連続で跳びながら、素早く縄を回せばいいんだな。」

この練習方法は効果的でしたね。二重跳びの疑似体験をしながらですから、すぐに上達しました。


他の人が跳べているのだから、自分にもできるはずと思っていました。

そして執念深く練習を続け、練習方法を工夫することで、できるようになったのです。


成功の秘訣は、多くの人がいろいろなことを言っていますが、まとめると2つしかありません。

1.始めること
2.続けること


たったこの2つだけなのです。


「始める」ためには、それがやりたいという動機が必要です。そして、できるはずだという信念も必要です。

「続ける」には、その「できるはずだ」という信念を維持させる意思が必要です。つまり執念深いことです。

まあいろいろな言葉で表現できますけどね。「あきらめない」とか、「努力する」とか。

言葉は、それぞれの人が一番ピンとくるものを使えば良いと思います。

ともかく始めて、成功するまで続ければ、必ず成功するのです。


もちろん、一定期間内に成果をあげようとすると、上手くいかない場合もあるでしょう。

でも期限を設けないなら、必ず成功すると思います。

 

ということで、何かに挑戦して小さな成功体験を積み重ねることも、また自信をつけることにつながります。

ただこれは本質的な自信ではないため、こういう体験をいくら積み重ねても、それだけではダメです。

でも、多少でも自信があれば、積極的に生きるのに役立つでしょう。

そしてその積極的に生きようとする中で、本当の自信、つまり根拠のない自信を身につけられるようになるのです。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 17:23 | Comment(0) | └ 根拠のない自信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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