ご存知、喜多川泰さんのデビュー作です。
私が最初に読んだのは、「またかな」こと「「また、必ず会おう」と誰もが言った。」だったのですが、これが素晴らしかったので、喜多川さんの本を選んで買っています。
ちなみに「またかな」は映画化され、28日から上映されているようです。
その後に読んだ「手紙屋」も、本当に素晴らしいです。
生き方についての考え方と言うか、成功哲学的な感じの物語なのですが、その視点が斬新です。
この本でも、投資についての考え方が書かれていましたが、その切り口に驚きました。
投資する財産はお金ではないというのです。
人が誰も平等に持っている財産、つまり時間を投資するのだと。
ネタばらしになるから詳細なことは書きませんが、「よくこんなことを思いついたなあ」と感心しますよ。
今回は、電子書籍(Kindle版)で購入しましたが、新装版が出版されています。
9人の賢者が、主人公の少年を賢者にするためにどういうアドバイスをしたのか、ぜひ読んでみてください。
なお、主人公が少年ということで、子供向けという感じがするかもしれませんが、実は隠れた主人公がいます。
それは50歳代の、人生に疲れた男性です。
その男性に私自身を重ねて、とても勇気をもらえたことを告白しておきます。(*^_^*)
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