いきなり乱暴な言葉のタイトルですみません。m(__)m
でもこれ、本当は素晴らしい言葉なんですよ。
「・・・・・」
おそらく意味がわからないでしょうね。
では、説明しましょう。(^^)
まず、「きさま」ですが、現在は相手を下に見るときに使う言葉とされています。
でもこれ、漢字で書くと「貴様」です。貴いお方。高貴なあなた様。そんな意味です。
そして、それが「何様」かと尋ねているのです。
つまり、「高貴なあなた様はいったい、どういったお方なのでしょう?」という問いなのです。
冗談ではありません。
言葉の意味は、そういう意味になるのです。
そこで問題です。
この問に対して、あなたは何と答えますか?
その答が、あなたそのものなのです。
自分が自分のことを何だと考えているかによって、自分という存在が決まります。
なぜなら、自分を創造しているのは、自分自身だからです。
あなたは、自分をちっぽけな存在だと考えているでしょうか?あるいは、罪深い存在だと。
もしそう考えるのでしたら、あなたはそういうものなのです。
あなたが定義した通りの人間として、あなたの人生において表現されます。
それが正しいことは、あなた自身のことを考えてみるだけで、わかると思います。
たとえば成功する人は、自分は成功するにふさわしい人間だと考えています。
傲慢か謙虚かは、あまり関係ありません。
謙虚であっても、静かな自信をたたえた人はいますからね。
さらに言うなら、自分はちっぽけで罪深い人間だなどと考えるのは謙虚ではなく、傲慢で不遜だとも言えます。
「えーっ、逆でしょう?謙虚なんじゃないの?」
そう言いたいかもしれませんが、これほど傲慢で不遜な態度はありません。
なぜなら、人をこの世に生み出したのは天(てん)だ、とも言えるからです。
天を神と呼ぼうと、宇宙霊と呼ぼうと、空(くう)でも道(ドウ,タオ)でも、なんてもかまいませんよ。
ともかく絶対的で、唯一で、すべてであるものです。
それが奇跡的に生み出した人を指差して、「ちっぽけ」だとか「罪深い」などと揶揄(やゆ)するのは、傲慢の極みではありませんか。
これを不遜と呼ばなかったら、いったい何を不遜と呼びましょうや。
多くの人は、自分の命を自分のものと考えています。
ですから安易に、自分を卑下するのです。
まったく冗談じゃない。自分の命を自分が創れるとでも考えているのでしょうか?
そんなことが可能なら、ぜひそれを証明していただきたい。
クローンと言えども、人間が創ったものではありません。
すでにある生命を利用したまでのことです。
人に限らず、森羅万象の大本である生命を創りだせるのは、その生命のみです。
その生命のことを神と呼んだり、天と呼んだり、宇宙霊と呼んだりしているのです。
そういう偉大な素晴らしい存在が分化して、この世に現したものが人間です。
つまり、あなたです。
それが素晴らしくないなんてことが、あるとでも思うのでしょうか?
もちろん、素晴らしくないと考えることはできますよ。
多くの人がやっているように、自分に限らず他人でも、その価値を低く評価することはできます。
しかし、その本質の価値が減ることも、消えてなくなることもありません。
ですからあなたは、素晴らしい存在なのです。
それを自己卑下したら、天に対して失礼ではありませんか。傲慢で不遜な考えではありませんか。
私はそう思うのです。
ですから、「きさま、何様のつもりだ!?」と問われたら、堂々と答えてください。
「私は、素晴らしい存在だ!何ものにも代えがたい、特別で、価値のある存在だ!」
実際、あなたとは、そういう存在なのです。
2013年08月21日
この記事へのコメント
コメントを書く
●コメントを書く前に、こちらのコメント掲載の指針をお読みください。