今日届いた野澤卓央さんのメルマガ「たった一つの小さな「コツ」があなたを変える」を読んで、やっぱりそうなんだよなと改めて思ったことがあります。
今日は、そのことについて書こうと思います。
メルマガのタイトルは、「幸せな気持ちを維持し続けるコツ」です。
それによると野澤さんは、約10年間、幸せそうに生きている人を探してきたそうです。
その結果、世間からは成功者として見られている人の中にも、私生活が幸せとは言えない状態の人がいたそうです。
それによって野澤さんは、次のように思いました。
「結局、目先の欲や
夢物語だけ追いかけた人は、
追いかけている最中も、
達成してからも、
満たされている様には
思えませんでした。」
その一方で、ほんの一握りの人ですが、心から幸せそうと思える人もいたそうです。
そういう人は、次のような特徴があったそうです。
「それは、
幸せになりたいと思って
生きていない人でした。
生きていること自体に心から
幸せと気づいている人でした。」
そしてそういう人は、精神的に幸せなだけでなく、経済的にも満たされていたそうです。
その理由を、野澤さんは次のように分析します。
「自身が心から
満たされているので、
周りの人を快く応援したり、
助けたりすることで、
必要な分のお金は得ていました。」
つまり、まず自分がどんな状態であっても幸せに感じることによって心が満たされ、満たされた心で周囲の人を応援するので自然と人から助けられるようになり、経済的にも豊かになるということです。
これは、本田健さんの考え方と同じことですよね。
最初にお金を追いかける人は、お金に振り回されやすく、それによって不自由になり、不幸になってしまいます。
しかし、お金ではなく愛情や友情といったものを人間関係に実現すれば、自然とお金が入ってくるようになります。
お金に縛られずに、自由に自分らしく生きることの大切だと、健さんは言っておられます。
野澤さんも、お金や何かを得ることでは幸せになれないと言います。
では、どうすれば幸せになれるのか?
「何があっても
幸せな人になること。」
こういうシンプルな答に達したそうです。
これを詳しく説明すると、「何があっても」とは、「幸せと思えない状態になっても」という意味になります。
試験に落ちた、就職希望の会社から断られた、失恋した、大切な人を亡くした、大きな病気にかかった、会社が倒産した、リストラされた、無実の罪で収監された、などなど。
そんな不幸のどん底と思って当然の状態にあっても、幸せでいることだと言うのです。
「そんなこと無理だよ。だってそんな状況になったら、誰だってがっかりするし、将来が不安になるし、不幸を感じても仕方ないじゃないの。」
そう言いたい気持ちはわかります。
でも、たいていの人がそう思うから、ほんの一握りの人しか幸せな人がいないのです。
あなたは、その一握りの幸せな人の中に入ろうと思いませんか?
もし思うなら、野澤さんの言葉に耳を傾けるべきです。
野澤さんは続けて、そうなるための方法を説明します。
「どんな状態の自分でも、
自分を見捨てないと決め、
自分が自分の一番の
理解者、応援者であり、
何がなくても、
自分という存在の価値を、
自分が認めた人だけが
ずっと幸せな気持ちになれる。」
つまり、そういう不幸のどん底という状態にあっても、自分を見捨てないで応援し続けることなのです。
「諦めないこと」とも言えますが、私は「自分を信頼すること」と言う方が好きですね。
何があっても必ず良くなると、徹底的に自分を信頼するのです。
「私みたいなちっぽけな人間には、そんな力はないよ。」
そう言って自己卑下してはダメですよ。
自分のことが信じられないなら、自分の魂を信じてください。
魂は神のエッセンスです。神の一部です。全知全能で創造者である神が、あなたの魂なのです。
そして、その魂こそが私たちの本質です。
たしかに、自分が思い描いたような現実が現れないこともあるでしょう。
しかし、思い描いたような体験はできます。
この違いに注目してください。
たとえば1兆円の資産を持つ大金持ちになりたいと望んでも、それが実現しないことはあるでしょう。
けれども、そういう大金持ちになりたいという思いをもっとよく見てみれば、本当は大金持ちという状態になりたいのではなく、豊かさを実感したいということかもしれません。
豊かさを実感するということが、その大金持ちの状態という出来事を通じて得られる体験なのです。
そうであるなら、その体験をすれば良いだけではありませんか?
私たちは自由です。
自由に考え、自由に決断することができます。思考や意思は自由なのです。
ですから、自分がそうありたいように考え、そうであることを決断すれば良いのです。
どんな出来事が起ころうとも、それがあなたを不幸にするのではありません。
あなたが不幸になると認めない限り、不幸にはならないのです。
ですから、まず最初に幸せでいることを決断しましょう。
幸せは、何かの結果としてもたらされるものではなく、自分の意思で自由に選択できる自分の在り方なのです。
2013年07月18日
この記事へのコメント
コメントを書く
●コメントを書く前に、こちらのコメント掲載の指針をお読みください。