6月23日(日)に福岡で行われた、「本田健 読者の集い」に参加してきました。
これは、本田健さんの新刊「大好きなことをやって生きよう!」が販売10万部を突破した記念として、各地で行なっているものです。
100人ほどの少人数で行われるとのことで、近くでお顔を拝見できると思い、ワクワクしながら参加しました。
健さん(親しみを込めてそう呼ばせてください)は写真がNGなので、ネットで探してもどんな方なのかわかりません。
ですから、どんな顔をされているのか、どんな格好をされているのかなど、お会いするまで想像を楽しんでました。
いざ健さんが登場すると、最初に心に浮かんだのは「へっ?この人?イメージとぜんぜん違う。」という思いでした。
水色のアロハを着ていて、なんとなくホワっとした感じで、年齢は30〜40歳くらいに見えました。
でもさすがに、聴衆の心をつかむ術は身につけていらっしゃるようで、あっという間に引きこまれてしまいました。
神戸出身ということもあるのか、関西人の血が流れているのでしょう。お笑いのセンスは抜群です。
あとで言われたのですが、笑いのネタを日々仕込んでおられて、セミナーの内容とか状況に応じて、笑いの程度を自由自在にコントロールされているそうです。
前半は健さんのスピーチでしたが、後半はQ&Aになります。このQ&Aがもう、「素晴らしい!」の一言ですね。
聴衆から「こんなときどうしたら良いでしょうか?」というような質問が出されます。それに対して健さんは、的確に答を出されるのです。
当たり前かもしれませんが、私が同じことができないと感じたので、やはり素晴らしいと思います。
こういうときの聴衆の質問は、論理的に筋が通っていないことがままあります。つまり、「何を言いたいのかわからないよ」と言いたくなるような質問です。
「どう答えるのだろう?」
そう思いながら健さんの答を聞くのですが、みごとにその質問者の言いたいことを探り当てていきます。
そして時折、他の聴衆に向けて「このことがわかりますか?」と言って手を挙げさせます。
そして、「自分のことはわからないけど、他人のことだとよくわかりますよね。」と言って、そのやり取りが質問者のためのようであって、実は聴衆一人ひとりのためのものであることを伝えるのです。
3時間ほどのセミナーの中で、私がメモをした内容はノート4ページに及びます。
常に「あー、これはメモしとかなきゃ」と思わせる内容のオンパレードなのです。
一部を披露しましょう。
・人生は、自分自身にする質問で決まる。
「なぜ彼女ができないのか?」という質問をすると、彼女ができない理由を探してしまう。そして、自分の資質だとか環境などのせいにして、自分が変わることを困難にする。
「どうすれば彼女ができるだろう?」と質問すれば、彼女ができる方法を探そうとする。そうすれば、具体的な行動が見つかり、それを行う中で目標が実現に向かう。
・安定を求めると不満が生じる。自由を手に入れようとすると不安が生じる。安定・不満はセットで、自由・不安もセット。安定・自由はセットにならない。
安定・不満の人生から自由・不安の人生に移行するには、付き合う人を変えるのが良い。普段、付き合っている人というのはだいたい30人くらいなものだが、その平均が自分の生き方になっているから。
22日(土)の夜にバンコクを出発し、23日(日)の朝に福岡に到着しました。ホテルに荷物を預け、そのままセミナー会場へ。
10時から1時までのセミナーの後、懇親会にも参加しました。当初は20人くらいの予定だったのが、実際は60人弱になってしまい、立食形式になりました。
せまい場所だったので、あまり移動ができず、多くの人と話すことはできませんでしたが、いろいろお話を伺えて刺激になりました。
取り仕切ってくださったライフワークスクールナビゲーターのバロンさんとアリスさん、どうもありがとうございました。
その後はホテルに戻り、実家から送ってもらった荷物を広げて整理しました。
ネットで購入した本19冊など。この中には、本田健さんの本も5冊含まれています。
その後は、コンビニで買ったビールを飲みながら、1人満足感に浸っていました。
さすがに夜便で移動したので疲れも溜まっていて、早々と9時くらいに寝ちゃいました。
翌朝は7時半に起きて、24日の午後3時にはバンコクに戻りました。
充実した1泊3日(機中1泊)のセミナー旅行でした。
2013年06月25日
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