私が大好きな著者、神渡良平さんと小林正観さんの対談が本になりました。
と言っても、もう5年前の発行ですけどね。
たまたまFacebookで検索して神渡良平さんを見つけたので、懐かしくてフィード購読させていただくというメッセージを差し上げ、それに返事をいただいたのがきっかけで本を買いました。
実はかれこれ25年くらいまえに、知り合いに連れられて神渡良平さんのご自宅を訪問しているのです。
そのころちょうど、安岡正篤氏の本などを読んでいて、安岡氏のことを書いた神渡さんの本も読んでいたのです。
それを知った私の知人が、「だったら今度会いに行くけど、一緒に行く?」と言うので、喜んでついて行ったというわけです。
神渡さんは私のことを覚えていらっしゃらないようでしたが、まあそれは当然ですよね。
小林正観さんは、昨年お亡くなりになられました。
箱根合宿に参加した時、ダイヤモンド社のエース編集者の飯沼一洋さんとお会いし、その飯沼さんが小林正観さんの本を手掛けられたと聞いて、買って読んだのです。
それが、「もうひとつの幸せ論」でした。
それまでも小林正観さんのお名前は存じ上げていたのですが、縁がなくて、本を読んでいなかったのです。
ところが、それからすぐに、実は小林正観さんの本を読んでいたことがわかりました。
それが、「ツキを呼ぶ「トイレ掃除」」だったのです。
まったく知らずに、話題になっていたから買って読んだ本だったのですが、それが小林正観さんの本だったのですね。
そういう縁浅からぬお二人が対談されているということで、興味深く読ませていただきました。
対談本ですから、文章は平易です。でも、内容は深いものがありますね。
お二人の思想のエッセンスに触れることができます。
求道者タイプの神渡良平さんに対し、ご利益主義の小林正観さんのように感じますが、それが深いところでつながっているのが面白いです。
真理に向かう道は1つではなく、いくつもあるということかもしれません。
また不思議な縁で、お二人とも昭和23年生まれなのだそうです。
そして、もう1人神様のことを話し始めた昭和23年生まれの人がいるのだそうです。それがなんと、斎藤一人さんでした。
なんだか不思議な縁ですね。
これからは1人の指導者の時代ではなく、複数の人が集まって、グループで指導する時代なのだと、「神との対話」シリーズに書かれていました。
天命に導かれて、多くの人がそういう役割を果たそうとしておられるのかもしれません。
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