「鏡の法則」で有名な野口嘉則さんの動画が、YouTubeで公開されることになりました。
2008年に発行された「心眼力」の刊行記念として創られた動画だそうです。
タイトルは「あなたのストーリー」。ハンカチかティッシュを用意して、ご覧ください。
「僕を支えた母の言葉」という動画もこのときに作ったものだそうですが、どちらも本当に素晴らしい作品です。
私たちは、本当は何もわかってないのに、なぜか自分のことだけは「上手くいかない」と決めてかかる傾向があります。
もちろん、私自身もそうでした。
「自分にはできるはずがない」ということにかけては、岩をも動かす信念がありましたね。(きっぱり)
ではその根拠は何かと尋ねたとしても、おそらく答えられるのはせいぜい「今までやってダメだったから」くらいでしょう。
中には、「いや、無理だって。だって無理だもの。無理に決まってるじゃない。」と、まったく理屈の通らない根拠を並べる人もいます。
本当は明快に説明したいけど、いくら探してもその理由が見つからない。でも、結論だけは正しいと信じている。と言うか、結論は変えたくない。
だから、何が何でもダメと、まるでガンコ親父のようになっちゃうんですね。
その頑(かたく)なな信念を、ほんのちょっとだけ変えてみませんか?
そういうお誘いです。
上の動画は、その可能性を見せてくれます。
「それを信じてやってみて、それでもダメだったらどうしてくれるんだ!?」
そう言って、保証を求めたがる人がいます。何を隠そう、昔の私自身です。(^^ゞ
そういう人には、こうお答えしましょう。
「やってみてダメだったとき、あなたに何かマイナスなことがありますか?」
おそらく、何もないはずです。
できると信じてやってダメでも、信じないでやってダメでも、最初から諦めても、結果は同じではありませんか。
少なくとも、他人から見える結果は同じです。
違っているのは、その人自身の内面です。
信じていたら、がっかりしますか?
その「がっかり」に耐えられないと思うから、最初から「がっかり」する可能性を消そうとしているのでしょう。
でも、そのリスクを犯さなければ、今以上の大きな自分にはなれません。
人は、自分が考えた通りの人になるのですよ。
何度失敗しても良いのです。
それをダメと言うのは、無関係な他人だけです。
人が何と言おうと、人の口に戸は立てられぬと昔から言われるように、放っておくほかないのです。
それよりも、自分を大切にしましょう。
私が尊敬する勝海舟氏も、このように言っています。
「行蔵(こうぞう)は我に存す。毀誉(きよ)は他人の主張。我に与らず、我に関せずと存候(ぞんじそうろう)。」
出処進退は自分自身が決めることだ。評判は他人が勝手に言うこと。自分にはまったく関係がないことだよ。
さあ勇気を出して、まずは自分の可能性を信じてみるところから、始めてみませんか?
2013年05月08日
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