2013年04月04日

ただじっとしているのもいい

何をどうすれば良いのか、自分ではまったくわからなかった。

何の気力も起こらず、ただ寝て、起きて、また眠くなるのを待つ日々

起きて誰かと話をしても、たわいもない話をしているときはいい。

でもいつかは、「今のままじゃいけないよ。」という話題になってくる。

そうすると、自分が責められているような気持ちになって、とても辛くなった。


その辛さは、いつまでも私の心の中に残り、私を責め続けた。

だからその辛さから逃げるために、没頭するものを探した。

通常なら1回100円するゲームセンターのゲームが、そこは1回50円でできた。

古い機種だからだろう。昔やったことがあるようなゲームばかり。


「4回200円までにしておこう。」

最初はそんなことを思うのだが、それで終わるはずがない。

1度行けば、最低でも500円は使ってしまう。それで終われば良い方で、結局は最初に両替した1000円すべてを使ってしまうのだ。

親からもらう月に2万円の仕送りが、そうやってゲーム代に消えていった。

「こんなことやっていても何にもならないのに・・・。」

そう頭ではわかっていても、どうにもならなかった。


そんな引きこもりの日々は、いったいどのくらい続いたのだろう。

1年だったか、2年だったか。

将来に何の希望も見出だせなかったが、このままじゃいけないということだけはわかっていた。


「もういい。すべて捨てて、まっさらな状態からやり直そう。」

そう考えたとき、なんだか力が湧いてきた。


今から思えば、捨てる決意をするために、時間が必要だったのだと思う。

もちろん時間をかけずに済むなら、その方が良いのだろうけど。

でも、逆を言えば、時間をかけさえすれば何とかなるとも言えるわけだ。


猛烈な吹雪の中では、下手に歩き回らない方がいい。

同じように人生においても、木枯らしが吹き荒れているときは、身体を丸めてうずくまっているだけで良いのかもしれない。

自暴自棄になって転げ落ちるよりは、じっとしていた方がいい。

そうすれば、いつかは変わりたいという欲求が芽生えてくるから。


細木数子さんの六星占術が流行ったとき、私も自分を占ってみた。

木星人マイナス。

理詰め、几帳面、我慢強い、対人関係が不得手、大器晩成型、策士。そして、「石橋を叩いても渡らない」ほど慎重。

私が自覚している性格が、ピッタリ当たっていた。

そしてその占いによれば、大殺界の時は下手に動くなとのこと。

残念ながら、その引きこもっているときは大殺界ではなかったので、そういう意味では占いが当たったとは言えない。

でも、大殺界のとき、つまり人生で八方塞がりの時は、動かない方が良いというアドバイスは当たっているように思う。


ジタバタしたってどうにもならないときは、ジタバタするなってこと。

大丈夫、何とかなるから。そう思って、嵐が過ぎ去るのを待つ他ない。


「生きてさえいれば、何とかなるから。」

NHKのドラマ「開拓者たち」で、主人公のハツが口癖のように言っていた言葉が、なぜか心に響いた。

きっと私も、そういう体験をしてきたから、その記憶が思い起こされたのだろう。
 

posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 12:19 | Comment(0) | ├ 私の生い立ち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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