2013年01月25日

非難することの目的

大阪市の橋下市長が、今度はツイッターで曽野綾子さんに噛み付いたようですね。

桜宮高の体罰問題で曽野綾子さんが、産経新聞のコラムに「(橋下市長には)人を変えられるという思い込み」があると書いたことが、えらく気に入らなかったようです。

そのコラムで曽野綾子さんは、「私が驚くのは、顧問といい市長といい、自分の影響で人を変えられるという信念に満ちていることだ」と、体罰を行った指導者と橋下市長のことを書いています。


曽野綾子さんの指摘は、私からすると当然のことのように感じます。

以前に「暴力を封じるために暴力を用いること」という記事を書きましたが、両者とも力づくで相手を変えようとしているのです。

同じ出来事に遭遇しても、人それぞれ感じ方は異なります。

ですから私は常々、「他人は変えられない」と言っているのです。

なぜなら、人は自由な存在ですから。それぞれの人が自分で、どうなるかを決めるのです。


そういう曽野綾子さんの指摘に対して、橋下市長が大人気なく噛み付いたのは、おそらく怖かったのでしょうね。

よく怒る人というのは、不安で不安でたまらないのです。

怒りは「助けてくれー!」という悲鳴と同じなのです。

ですから、その不安を刺激されたために動揺し、情動的に反応してしまったのでしょう。


橋下市長のツイートは、論拠を示して冷静に議論をしているのではなく、レッテルを貼って曽野綾子さんを非難しています。

非難することの目的は、相手を全面的に屈服させること。つまり、罪悪感を植え付けることにあります。

ただ、今回の場合は相手が百戦錬磨の曽野綾子さんですから、橋下市長がどれだけ罵(ののし)ろうと、少しもこたえないでしょうけどね。

これが傷つきやすい人だと、「ひょっとしたら自分が悪かったのでは?」と悩み、罪悪感を抱いてしまうかもしれません。

その場合、その罪悪感を受け入れられなくて逆切れする場合と、受け入れて自己卑下する場合に反応が分かれます。

いずれにせよ、不安から仕掛けた攻撃が罪悪感を抱かせようとし、それがまた不安を呼んでいくという悪循環にはまってしまうのです。


不安も罪悪感も、私たちの成長を阻み、幸せから遠ざけるという点で、私たちにとって不要なものです。

その2つの感情について、ちょうど読んでいた「神が望むこと」に簡潔にまとめてありましたので、引用して紹介します。

神は何を望んでいるか」についての「物語」を放棄するとき、わたしたちはやっと二つの感情を手放し、二度と経験したり選択したりしなくてすむようになる。

その二つとは不安と罪悪感だ。不安と罪悪感、それは人類の唯一の敵だとわたしは言った。これはまことに真実である。

罪悪感は無意味だ。反省とは違う。反省とは自分がしたことがまずかったと思い、もう二度としないぞと思う気持ちだ。罪悪感はわたしたちを非難し、何をしようとも決して赦(ゆる)されないぞとおどす。反省は力を与えてくれるが、罪悪感は麻痺させて動きがとれなくしてしまう。

不安は無意味だ。慎重さとは違う。慎重さとは、道を渡るときには左右をきちんと確認したほうがいいよと教えてくれる気持ちだ。不安は、道に踏み出すことを阻(はば)む。慎重さは力を与えてくれるが、不安は麻痺させて動きがとれなくしてしまう。

(p.188)


不安も罪悪感も、百害あって一利なしと言える感情です。

したがってそういう感情を相手に抱かせようとすることも、私たちの成長を阻み、幸せから遠ざけるものだと思います。

 

昨日、その「神が望むこと」を読み終えました。

そして「神との対話」シリーズの次の本、「神より幸せ」を読み始めました。

神より幸せ

これも著者ニールの言葉で書かれていますが、話題になった「ザ・シークレット」「引き寄せの法則」では語られなかった、より深い真実について書いてあるそうです。

2009年3月に発行された本ですから、私も約4年前に読んでいます。

でも、内容のほとんどは忘れています。もう一度読みながら、思い出そうと思っています。

 
昨夜は、妻と映画デートでした。

映画の前の腹ごしらえということで、この日は中華料理屋に入りました。

中華料理屋でビール

どこへ行っても、ビールは欠かせません。これが私の晩飯ですから。(笑)

見たのは「ヘンゼルとグレーテル」という映画で、グリム童話を題材に、その兄妹が成長して魔女退治を行うというもの。

アクションもあり、笑いもあって、それなりに楽しめました。

何も心配することなく笑っていられるということは、何よりの幸せだなあと感じた次第です。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 13:47 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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