みなさん、明けましておめでとうございます。
今年は、どんな年にしていきますか?
ぜひ、自分で自分の人生を意識的に創造する年にしてほしいと思います。
今年の最初は、「直感で行動する」ことの勧めです。
直感(第六感)というのは、使えば使うほど鍛えられるものだそうです。
「そんな自分は普通の人間だし、超能力なんて持ってないよ。」
そう自己卑下したい気持ちはわかります。私もそうでしたから。
でも時には、直感というものがあるんだと、思わざるを得ないことを経験しました。
たとえば、どうしても解けない問題にぶち当たった時も、なんとなく「解けるはず」と思っていると、ふと考えることを放棄した瞬間に答が浮かぶということがありました。
IT関係の仕事でプログラマーをしていたのですが、どうすればそのやりたいことをプログラムにできるかがわからなかったのです。
1日うんうんと頭を捻ってもわかりませんでした。
それが帰宅時の電車の中で、座席に座ってボーっとしていたとき、突然答が浮かんだのです。
「あれっ、こうすれば上手く行くんじゃないの?」
家に帰って、順を追って可能かどうか精査すると、まさにそれで解決できたのです。
また、以前にも書きましたが、漢文の試験で白居易(=白楽天)に関する文章だとわかった途端、すらすらと問題が解けた経験がありました。
これなども、最初にその問題を読んでちんぷんかんぷんだったのに、私の中では解けるはずだと感じていたのです。
数学の問題では、そういうことはしょっちゅうでした。
一度目では半分も解けない試験問題ですが、パニックになったことはありません。
しっかり取り組めば解けるはずだと、なぜかそう思っていたのです。
もちろんそれですべてが解けたわけではありませんが、解けることが多かったため、そのことがさらに自信へとつながりました。
このように、なぜかわからないけど「こうだ」と感じることがあったとき、理性でそれを否定しないことが重要です。
特に習慣的に「自分はダメだから」と自己卑下する癖は、自分の能力をわざわざ発揮させないようにしているのと同じです。
そんなもったいないことは、ぜひやめてほしいものです。
そういう人は、実は失敗したいのです。
その理由はよくわかります。私もそうでしたから。それは、最初から失敗すると言っておけば、失敗した時のショックを緩和できるからです。
「ほら、やっぱり無理でしょう。」
そう言いたいのです。できるとか、できるかもしれないと思って取り組んだとき、もしできなかったら、自分が潰れそうなくらい苦しいのです。
そう思っただけで、不安で不安でたまらないのです。
だから最初から自分の能力を低く示し、失敗することを予想するのです。
でも、それでは本来の自分を見失ってしまいます。
なぜなら、あなたは本当は素晴らしい存在だからです。
未知の能力にあふれているからです。
「いやいや、そんなにすごい能力はないよ。学校の成績も悪いし、運動神経もないし、格好だって良くない。」
そう思うとしたら、完全に他人の考えに洗脳されています。
能力というのは、学校の試験で測れるものではありませんし、運動神経だけでもないし、見た目の格好だけでもありません。
花を見て美しいと思う心が、素晴らしい音楽や詩を生み出すかもしれません。
あるいは、あなたが語った何気ない一言が、誰かの命を救うかもしれません。
仮に99年生きて何も残さなかったとしても、残りの1年の人生で、歴史に残る名画を描き上げる可能性もあるのです。
可能性はいつでも開かれています。
仮に目が見えなくても、手足が不自由でも、そういったハンディーがあっても、いえハンディーがあるが故に、あなたにはあなたにしかできない能力を秘めていると言えるのです。
ですから、自分の可能性を信じてください。
今は誰からも認められないとしても、あなただけは、あなた自身の可能性を認めてください。
そうすると、直感力が働くようになります。
直感力と言うと、読む本を選ぶときなどにも発揮されます。
書店や図書館で、特に何かを探しているわけではないときなど、ふとある本に目が止まることがあります。
そしてその本を手に取り、パラパラとめくってみる。
なぜかわからないけど、この本を読むべきだと感じる。そこまで行かなくても、なぜか気になる。
そんなとき、思い切ってその本を買ってみましょう。図書館なら借りてみましょう。
そういうことをしていると、だんだんと直感が冴えてきます。
何か気になる気がしたときの本は、読んでみると「まさに自分が必要としていた本だ」と感じることが多くなってきます。
書籍代など安いものです。
月に1冊か2冊の単行本を買うくらいの自己投資は、大切な自分のためにもやってほしいと思います。
私も年末年始の休暇中に、3冊の本を読みました。
12月半ばに取り寄せた6冊の本を、これですべて読んだことになります。
どれもこれも、私にとって大切なことを教えてくれるものでした。
またおいおい、このブログでも紹介していくことになると思います。
私が紹介する本に限らず、自分が「これはいいな」と感じた本は、ぜひ買って読んでみましょう。
本ほど安い自己投資はないのですから。
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