2012年12月29日

幸せを感じないのは承認しないからです

2012年も、残りわずかとなりました。

昨日が仕事納めでしたが、このブログは今日が今年の最後となります。

来年は、1月3日から再開する予定でいます。


ブログを始めてから今日まで、私のつたない文章をお読みくださって、どうもありがとうございました。

今年、幸せになれなかったと思われる方も、来年にはぜひ、幸せになっていただきたいと思います。

今後ともどうぞ、よろしくお願いします。

 

さて、世の中には「なんとなく幸せじゃない」という人がいます。

両親も健在だし、会社で特にいじめられてるわけでもない。

それなりに会話する友だちはいるけど、休日になるとなぜか独りで過ごすことが多い。

「たまには電話でもかけてくれたらいいのに。」

便りがないのは元気な証拠とばかりに、放っておかれるのもつらい。

「なんだかなあ。」

特に何かやりたいものもないし、将来に希望があるわけでもない。

漠然とした不安のようなものはあるけど、それほど差し迫った不安はない。

こんな生活を悪いと言ったら罰が当たると思うけど、かと言ってこれを幸せと呼ぶには物足りない。

そんな「なんとなく幸せじゃない」って人、多くありませんか?


そういう人は、自分に対する承認が足りないと感じているのです。


先日の記事で、「承認」というスタンプを押す駐車場管理人の動画を紹介しました。

人は、今の自分を認めてもらえると、それだけで嬉しくなるのです。

自分自身を見失っていたから、それを再発見した気持ちになるので喜ぶのです。

ですから誰かが、「あなたは本当に素晴らしい」と真顔で真剣に言ってくれたら、幸せな気分になれるのです。

自分の何かが変わったわけではありません。今のそのままで、幸せになるのです。


ならばその承認を、自分でやったらどうでしょうか?

それが私の提案です。

私が提唱する「鏡のワーク」とは、まさに自分で自分を承認する方法です。


もう1つ、別の方法があります。

それは、他の誰かを承認することです。


他の誰かを承認すると、どうして自分が幸せになるのでしょうか?

それは、世の中に「他の誰か」というものは存在せず、実在するのは「ひとつのもの」だからです。

つまり「他の誰か」に対して行ったことは、すなわち自分に対して行ったことになるのです。

黄金律に、自分がしてほしいことを他人に対してしなさいとありますが、それはまさにこのことです。

自分に対する承認が足りなくて、承認して欲しいと願うのだったら、自分が他の誰かを承認してあげれば良いのです。


この説明を読んで、「なるほど」と思いながらも行動できない人がいます。

「それはわかっているんだけど、ヤル気が起きないんだよね。」

こういう人は、本当はまだわかっていないのです。

本当の意味で知るということは、必ず行動に結びつくはずだと、陽明学では知行合一(ちこうごういつ)と言いました。

ですから、本当の意味でわかっていないのですから、本当の意味でわかるようにすれば良いのです。


その方法としては、読書というものをお勧めします。

「同じ本を7回読む」というワークは、ぜひ試してみてほしいものです。

リビングで、トイレで、ベッドルームで、くつろいでいる1日わずか数分を、約1〜3ページを読むのに費やすくらい、たいした努力はいらないでしょう。

どうしても読めないなら、読まなくてもかまいません。

本を手にとって開いてみる。それしかできない日があってもかまわないので、毎日続けることが大切です。


あなたが幸せになるためのハードルは、けして高いものではありません。

それは、多くの人びとが道を作ってくれているからです。

イエス、ブッダ、ムハンマド、孔子、ガンジー、マザーテレサ、中村天風...

その後をついていくだけで幸せになれるようになっています。

あなたがそのことを否定しない限り、あなたはそうなるでしょう。


どうぞ、良いお年をお迎えください。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 18:15 | Comment(0) | 幸せ実践塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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