2012年12月15日

出来事の奴隷とならない生き方をする

今日は、久しぶりにゴルフをしました。

昨年までは、年に20〜30ラウンドはしていたのですが、昨年の11月に発生した大洪水以来、行く機会が少なくなっていました。

今年はこれで6回目。おそらく今年の最後のラウンドです。


レイクウッドでゴルフ

朝7時過ぎのスタートで、芝生には足跡や車の跡が残っています。

人工的に作った自然とは言え、草木の香り、鳥のさえずりの中でプレーするのは気持ちがいいですね。

少し陽が登ってくると、ハエが顔の周りを飛び回ったりして鬱陶しいのですが、まあその鬱陶しさもゴルフのうちです。

スコアは106で、それほど良くもありませんが、気持よく楽しいゴルフができて、とてもありがたいと思いました。

 
ラウンド中に、同伴者の1人が不機嫌になりました。

若いキャディーさんが、ボールの飛び先を見ていないのです。

それでボールをロストしたりして、不機嫌になったのです。

「ヤル気がないなら帰ったらいいのに。ほんと、替わってくれないかなあ。」

相手にわからないと思って、日本語で愚痴をこぼします。


そういう気持ち、私もよくわかります。

タイは、1人のプレーヤーにキャディーさんが1人つくスタイルのゴルフです。

これで総額1万円もしないのですから、いかにゴルフ天国かがわかるでしょう?


でも、約5時間のプレー中、ずっとキャディーさんと行動を共にするわけですから、相性が合うかどうかは大問題です。

私もゴルフを始めてしばらくは、合わないキャディーさんの時にイライラしたものでした。


特に、ボールを探してくれないとか、探すのが遅いとか、てれてれ歩いてくるキャディーさんが嫌いでした。

私は目があまり良くないこともあって、自分が打ったボールがどこに飛んだのか、特に落ち際が見えないのです。

それでもゆっくり相手に合わせてやることも可能かもしれませんが、ゴルフには遅延プレーの禁止というルールがあります。

なので、自分が打つ番が来たらさっさと打ちたい。そのためには、早め早めに準備をしたい。

そういう焦りから、思い通りに動かないキャディーさんにイライラを募らせたのでした。


ある日、あまりひどいキャディーさんだったので、頭にきてチップを減らしました。

普通なら200バーツのチップをあげるところを、100バーツしかあげなかったのです。

すると、猛然と抗議をしてきました。

「1日回ってたったの100バーツ!?どういうことよ?普通は200バーツ払うでしょう!?」

私は、「あなたの働きは100バーツでも多いくらいだよ。」と日本語で言い返し、あとは無視してロッカールームへ向かったのでした。

せっかくの休日のゴルフが、まったく楽しくありません。

「あのキャディー、ひどくてさあ。100バーツしかやらなかったら、文句を言うんだよ。」

そんな愚痴を、プレー後の食事の時に同伴者にもらし、同情を買おうとしました。


けれども、それでも気持ちが収まらないのです。

面白くないし、楽しめません。

そして冷静になってから思いました。

「あのキャディーさんだって、生活がかかっているんだよなあ。」


1日、必ず客につけるとも限りません。平日だとゴルファーも少ないでしょうから。

やっと順番が回ってきて、5〜6時間の仕事をして、もらえるキャディーフィーは150〜200バーツくらい。(当時の金額)

プレーヤーからチップを貰えるますが、それでも1日に400バーツほど。月収ではせいぜい8,000バーツくらいでしょうか。約22,000円くらいです。

バンコクの最低賃金が6,000バーツですから、もうほぼそれに近いくらいの稼ぎです。

そのチップの200バーツを半分に減らされたのですから、たまったものではないでしょう。


たしかに、むかつくような対応があったし、「チップがほしかったら客が喜ぶような仕事をしろ!」と言うのも正論だと思います。

けれども、私が楽しめなかったという気持ちは、いくらチップを減額しても変わらなかったのです。

「こんな嫌な気持ちになるなら、チップを減額するのはやめよう。」

私はそう決めました。


それからは、少々気に入らないキャディーさんでも、怒らないようにしました。

だって、私が楽しめなかったら、私が損するだけじゃありませんか。

悪いところは見ない。良い所だけを見て、楽しむように考える。

キャディーさんが遅いなら、私がクラブを持って先に行けば良いだけです。


そうしていると、不思議なことですが、私につくキャディーさんに、悪いキャディーさんがいなくなったのです。

他の同伴者はときどき悪いキャディーさんにあたるのに、なぜか私だけは良いキャディーさんなのです。

けして美人のキャディーさんじゃありませんが、ちゃんと仕事をしてくれるのです。

この日も、機嫌が悪くなった同伴者が言いました。

「オレは今日、200バーツしかやらないよ。赤木さんは300バーツあげるんでしょう?あのキャディーさんはいいもんね。」


最近はキャディーフィーが値上げされていて、250バーツ前後くらいになっています。

チップはキャディーフィーと同額くらいを払うというのが相場なため、良いキャディーさんなら300バーツ、悪ければ200バーツとする人が多いです。

私は、普通であれば300バーツに決めています。良ければ、そのときの気分次第で500バーツということも。滅多なことでは200バーツにはしません。

どんなキャディーさんでも、暑い中を一緒に約5時間、重いバッグを引っ張って歩いてくれたのです。

その感謝の意味を込めて、300バーツをあげるようにしたのです。


今日も、楽しくゴルフができました。

キャディーさん次第で自分の機嫌が左右されることを拒否し、自分が主体的に自分の機嫌を決めるなら、いつでも楽しく過ごすことができると思うのです。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 20:09 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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