2012年12月13日

これで待機児童問題も完全に解決できます

待機児童が2万5千人もいるという問題が、ニュースで取り上げられていました。

これは、認可保育園に入れたいと親が希望している児童の数です。


「保育園が足りないのが原因なのだから、子ども手当などでバラマキするより、認可保育園を作ったらいいんだ!」

衆議院選挙も近いので、そういう声が聞かれます。

けれども、そういう単純な問題ではなさそうです。


まず全国で見ると、入園を希望する児童の数は、認可保育所の定員以下なのだそうです。

つまり、待機児童問題は大都市の問題であり、地方にはないのです。

そうなると、税収などで潤っているはずの大都市が、認可保育園を作らないからとも言えるし、一極集中の弊害だとも言えるわけです。

後者の意見に従うなら、一極集中を是正することが、そのまま待機児童の低減につながるというわけです。


また別の観点で言うと、保育料が高いという問題があります。

認可保育園だと各自治体によって異なりますが、だいたい3歳未満は3歳以上の2〜3倍の料金で、前年度の親の所得(所得税額)によって保育料が変わるようです。

0歳児だと、最高で7〜10万円もしてしまうようですね。

これは、年齢が低いほど児童に手がかかるからで、対応する保育士がかかえられる児童数が少なくなるからです。

私設(無認可)の保育園だと、もう少し高くなるようです。


保育料の高さが問題になるのは、親の所得が低いという問題があるからです。いわゆる貧困化、格差の拡大という問題です。

所得が低いから、なるべく保育料を抑えたい。それには認可保育園に入れないといけない。となって、待機児童が増えるのです。

私設の保育園は、親の所得に関係なく保育料を設定しているところが多いでしょう。

そのため認可保育園に入れられずに私設の保育園に入れると、さらに貧困化が進むというわけです。

 

このように大都会では母親が働くために保育園に子どもを預けたくても、簡単に預けられないという問題があります。

そのために子どもを産むのを躊躇する、つまり少子化という問題にもつながってきます。


待機児童の増大、一極集中、貧困化(格差拡大)、少子化。これらの問題は、密接に関係しあっています。

この問題を私たちは、どう解決することが可能なのでしょうか?


私には、1つの方法が見えています。

けれどもそれは、おそらく受け入れがたいでしょう。

なぜなら、みなさんの価値観が変わらないと実現しないからです。

でも、もし価値観を変えることができたら、子育てに必要な費用は圧倒的に少なくなり、母親は安心して働くことができ、少子化や一極集中、貧困化の問題さえも解消してしまいます。


それは、リスクを共有することです。


なぜ保育の費用が高いかというと、あらゆる点で安全でなければならない、と考えているからです。

また、全員が平等に安全性を享受しなければならない、と考えているからです。

そのため、コストが高くなっています。


具体的に言えば、保育園の施設には何がなければならないとか、保育士は何人いなければならないなど、規則が多すぎるのです。

いえ、規則があっても良いのですが、すべてそれを満たさなければならないという平等主義が問題なのです。


たとえば、規則の一部を満たさないことによってコストが下げられるなら、その分の保育料を下げることができるはずです。

安全や快適を追求したいなら、それなりの費用を負担する。その代わり、それらを追求しないことで安く保育してもらうこともできる。

そういうように、選択肢を広げることが大切だと思うのです。

お金をかけようと思えばかけられるし、かけたくないと思えばかけずにすむ。そういう自由に生き方を選択できる社会は、素晴らしいと思いませんか?


私は、老人ホームで子どもを預かったら良いと思います。

老人ホームのお年寄りは、何も介護される人ばかりではありません。

3歳以上の子どもであれば、遊び相手として調度良いでしょう。

お年寄りは、生きがいを見つけるかもしれません。子どもは、お年寄りの愛情を受け、知恵を学ぶかもしれません。

双方にメリットがあるのでしたら、子どもを預かる老人ホーム側も、それほど高い費用を設定する必要性がないでしょう。


子育ては親がすべきという価値観を捨てることです。

子どもは社会の宝、国の宝と言うなら、それこそ社会で育てたら良いと思うのです。


たとえば、子どもが生まれたら、その子育ては現役を引退したお年寄りが育てるという仕組を作ったらどうでしょうか?

老人ホームに預けるというのも、それを実現する方法の1つです。

あるいは、田舎に両親が住んでいるなら、両親に預けて子育てをしてもらう。

田舎に両親がいないなら、子育て経験のある老夫婦に里親になってもらい、育ててもらう。

そういう仕組を作ったら良いのです。


親は、週末に子どもに会いに行くこともできます。

長期休暇をとって、田舎で子どもと一緒に過ごしても良いでしょう。

地方の人口は増加し、地方と交流する若い世代が増え、将来は田舎で暮らそうと考える人が増えるかもしれません。


自分が育てないと不安だ。子育ては親の義務だ。

そういう考え方を捨てさえすれば、社会的にこれほどメリットがある方法はありません。

親だけで子どもを育てようとするのではなく、もっと多くの人が愛情を持って子育てに関わるのです。


子どもに悪影響を及ぼすですって?

そんな証拠がありますか?むしろ逆に、そうでない証拠なら多数ありますよ。

日本はかつて、そういうことをしていました。そしてタイなどの国でも、そういう子育てをしています。

できないことではありません。ただ、できないと考えているだけなのです。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 13:28 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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