2012年11月12日

愛と依存の違いがわかりますか?

最近のニュースで、DV(ドメスティック・バイオレンス=家庭内暴力)の認知件数が史上最多の3万4千件になったとありました。

特に多いのは、夫や彼氏からパートナーの女性に対して行われるもの。

殴る蹴るだけでなく、手錠で手の自由を奪い、ベルトで首を絞め、ハサミで腕を傷つけたり、髪を切り落としたり。

愛し合う関係の中で、どうしてこういうむごたらしい暴力が行われるのでしょうか?


ある事件の容疑者は、「妻が浮気をしていると思い、許せなくて傷めつけてやろうと思った。」と言っているようです。

髪を切るというのは、他の男と関係を持たせないためとも考えられます。


こんなひどい仕打ちを受けながら、それでも我慢してしまう女性が多いことも事実です。

「私が我慢すればすべてが丸くおさまる。」「夫が暴力を振るうのは、私のことを愛しているから。」

そんなふうに考えてしまうようです。


しかし、その我慢が自分のためにならないばかりか、相手のためにもなっていないことに、多くの人が気づかないようです。

暴力を振るうから、良い関係が築けないのではありません。

暴力につながる考え方が間違っているから、良い関係が築けないのです。

我慢をするということは、その間違った考え方を肯定することになります。

だから我慢をしても関係は改善しないし、誰も幸せになれないのです。

 

まず、暴力を振るう人は、相手のことを愛してはいません。

「歪んだ愛」などと、愛の一種であるかのような言い方をするから、多くの人が誤解してしまいます。

重要ですからもう一度言います。

暴力を振るう人は、相手のことを愛していません。

自分が愛していると思い込んでいるだけであって、それは愛ではありません。


本当に愛しているなら、そのままの相手の価値を認めるでしょうし、相手の自由を尊重するはずです。

どうして相手を自分の思い通りにさせる必要性があるのでしょうか?


相手を自分の思い通りにさせようとし、そうならないから脅したり暴力を振るったりするのでしょう。

それは愛ではなく、単に執着です。依存です。所有欲に狂っているだけです。


特に女性の方は、目を見開いてほしいのです。

暴力を振るう男性は、あなたのことを愛していません。

どんなに甘い言葉をささやいたとしても、それは愛からではなく、エビで鯛を釣ろうという魂胆からです。

暴力を振るわなくても、暴言を吐いて脅したり、交換条件を出してくるなら同じことです。

愛は無条件ですから。無条件でなければ、その時点で愛ではないのです。

 

「本当の愛ではないとわかっている。でも、今の私には、あの人は大切な人なの。私が守ってあげなければ、あの人はもっとダメになってしまうから。」

そう言って、それでも耐える女性が少なからずいます。

自分の存在が、相手の助けになっていると信じているのでしょう。

つまり、相手は自分の助けを欲しているし、嬉しく思っていると考えているのです。


相手から必要とされることは、自分の存在感を高めてくれるので、とても気持ちよく感じます。

けれども、その感情に溺れると、相手に依存することになってしまいます。

暴力を振るわれても許してしまう女性は、たいていそうなっています。

つまり、相互依存の状態になっているのです。

その典型的な例は、小説「思いわずらうことなく愉しく生きよ」の長女でしょう。


相手の暴力を許すことは、愛ではありません。それは依存です。

自己肯定感を高めてくれる存在だから、相手に執着しているだけなのです。

 

このことから言えるのは、相手から本当に愛されるようになるためには、まず自分が自立する必要があります。

自分が自立するためには、自分の評価を高め、自己肯定感を持つことが大切です。

つまりそれは、自分自身を愛するということです。


自分を愛せなければ、他者を愛することはできません。

他者を愛することができないなら、他者からの愛を受け取ることができません。


そうやって自分で自分を愛のない状態に置いておきながら、無理に愛を求めようとするから執着するのです。

執着すれば、愛は逃げていくだけです。

こうして悪循環の泥沼に入ってしまうのです。


どこかで悪循環を断ち切らなければなりません。

変えられるのは自分だけです。

自分を変えるのは、自分しかありません。

他の誰かに頼っている限り、いつまでたっても変わりませんよ。


自分を変えるには、考え方を変えることです。

考え方を変えるには、見方(視点)を変えることです。


自分が幸せだと感じる見方を選択する。

そうすれば周りが愛で満ちていたことに気づくのです。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 17:53 | Comment(0) | 幸せ実践塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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