日本から帰ってきました。
1週間という限られた時間の中で、様々な目的を果たそうと、計画を練りに練った帰省旅行でした。
思い通りにならないこともありましたが、まずまず当初の目的は達成できたのではと、満足しているところです。
まずは神楽ですが、予定通りに夜の11時から翌朝5時半まで、しっかりと見てきました。
どうです?この迫力。
鬼が3匹、神(しん)が3人の計6人で舞います。
演目は塵輪(じんりん)で、異国から数万の兵とともにやってきた鬼のことです。
黒雲に乗り、身体には翼があって、自由に飛び回れるという化物。それが塵輪です。
迎え撃つは仲哀天皇。弓をもって鬼たちを退治したという物語です。
私が子どもの頃に舞った神武も見ました。
懐かしい!私が着た衣装を、まだ使っていましたよ。
写真右側の神(しん)が赤い衣装を着ていますが、これは肩のホックを外したところ。
外す前は青色の衣装なのです。
なんと30年以上も、大事に使ってたのですね。
ただ残念だったのは、演目が少なくなったこと。
天神もなかったし、とりわけ最後の八岐の大蛇(やまたのおろち)がないのが残念でした。
父の話では、邪胴(じゃどう)が壊れたためのようです。
和紙と竹で作る蛇胴は、乱暴に扱われるので壊れやすいのでしょうね。
そして作るのも大変ですから、けっこうな値がするのでしょう。(いくらか知りませんけど。)
蛇の舞を見られないのも残念ですが、このままだとこの演目が永久になくなってしまいそうで、そのことが残念に感じられました。
特殊な舞ですから、舞手がいなくなると、誰も舞えなくなるからです。
なんとか復活してほしいものです。
その後、日光へ行って、紅葉を見てきました。
と言っても実際はかなり暖かく、華厳の滝などはまだ紅葉が始まったばかりです。
きれいな虹の美しさと、かなりの水量の迫力には圧倒されましたけどね。
竜頭の滝は紅葉が見頃とのことでしたが、地元の人は、もうあと1週間くらいと言ってましたね。
そのあとは戦場ヶ原を通って奥日光へ。
湯滝を見ようと思ったのですが、道を間違えてそのまま湯ノ湖へ行ってしまい、しょうがないからボートに乗って遊びました。(笑)
こちらも、部分的に紅葉しているものの、全体的にはもうちょっとという感じでした。
それなら仕方がないと、足を伸ばして那須高原へ。
茶臼岳のロープウェイ乗り場まで行きましたよ。
さすがにここは、見事な紅葉でした。
ただ風が強く、軽装だったので山頂までは行きませんでした。
東京に戻る頃は雨模様でしたが、それでも東京スカイツリーに登ってきました。
8時のオープンに合わせて行くと、ほとんど待たずに登れました。
ただ、ソラマチはまだオープンしてなくて、入口を探すのに苦労しました。
もっとデカデカと、「スカイツリーに登る人はここから入ってください」と書いてくれないかなあ。
その後、浅草を観光し、吉江勝さんともお会いして、今回の旅が終わりました。
いつものように、妻とも喧嘩しかけたり、いろいろなことがありました。
でも、振り返ってみると、充実した楽しい1週間だったと思います。
2012年10月19日
この記事へのコメント
コメントを書く
●コメントを書く前に、こちらのコメント掲載の指針をお読みください。