明日の夜、バンコクを出発して一時帰国します。
約1週間ほど、お休みをいただきました。
その間、ブログの更新をしませんので、ご容赦ください。
今回もまた、妻と一緒に帰省します。
ちょうど田舎で秋祭りがあって、石見神楽が奉納されます。
私は、神楽が大好きなのです。
特にこの写真のように、鬼が出てくるのが好きですね。
弓八幡(ゆみはちまん)、塵輪(じんりん)、天神(てんじん)、鍾馗(しょうき)など。
古事記などに基づいた物語を舞にした演目が多いようです。
たとえば岩戸(いわと)というのは、天照太御神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸にお隠れになったというお話。
このとき神々は、岩戸の外で宴会をやったのです。
女性の神がベリーダンスのような淫猥な踊りをして、それを見ている男の神々が囃し立てるという、実に人間味のあることをします。
その騒がしさに天照太御神も気になって、岩戸を少しだけ開けて、外の様子を伺ったのです。
そのとき、待ってましたとばかりに手力雄命(たじからおのみこと)が岩戸を開けて、天照大御神を引っ張りだすことができた、という結末です。
そういう物語を知って観ると、この神楽がまた一層面白くなりますね。
私も子どもの頃、この神楽を舞ったことがあります。
私の田舎では、「舞(まい)を舞う」と言いますけどね。
左側の美少年(?)が私です。
これは、神武(じんむ)という演目。
刀を持って派手にグルグルと回り、面をかぶっていない2人の鬼を退治します。
この写真のときは、まだ前半のゆっくりとした舞です。
このあと、肩のホックを外して衣装が早変わりし、それから鬼退治です。
長い間ずっと観ていなかったのです。
数年前に観る機会があったのですが、そのときはひどい風邪で熱が出てしまい、お宮まで行ったのですが、ほとんど観ずに帰ってしまいました。
今回は、最後の八岐の大蛇(やまたのおろち)まで観たいと思っています。
そのあとは日光方面へ行き、妻に日本の紅葉を見せてあげたいと思っています。
4月には福島へ行き、念願の雪を見せてあげることができました。
桜はもう3回目でしたが、それでも喜んでいました。
日本の自然が美しくて大好きだという妻を喜ばせてあげられると、なんだか私も嬉しくて、日本人として生まれて良かったなという気持ちになります。
旅の最後はスカイツリーです。
すでに東京タワーには登っているので、今度はできて間もないスカイツリーに登ろうと思います。
また、最終日には吉江勝さんにもお会いできることになりました。
4月にお会いしましたが、そのときはあまり話ができなかったので。
充実した1週間になりそうです。
こんな1週間を過ごせることを、私を支えてくれる多くの人、多くの生命に感謝します。
2012年10月10日
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