約300ページもあるというのに、あっと言う間に読めてしまいます。
3行読んでは本を置いてじっくりとその内容を味わい、10行読んでは数行読み返すというような、線を引きながらの精読です。
それなのにこれだけ速く読めたのは、集中していたこともあるでしょうけど、やはり多くの時間をそのために使ったということでしょう。
そしてすでに、「神との対話A」を読み始めています。
こちらも330ページもある分厚い本ですが、すでに3分の1を読み終えたところです。
ここまで読んで私は、やはりこの本に書かれているような、「目覚めて生きる」という生き方をすべきだと思いました。
この本の素晴らしさをお伝えして、読んでもらいたいと思いますが、いくら私がそう言っても、おそらく誰も信じないでしょう。
それよりも、私がそれにしたがって生き、その素晴らしさを実証するなら、その方が伝わりやすいと思うのです。
今までももちろん、そういう生き方を選択してきたつもりですが、これからは今まで以上に、意識して選択したいと思うのです。
たとえば、「すべての出来事はチャンスだ」と言われます。
漠然とそう思っていても、何も変わらないでしょう。
「すべて」ということは、嬉しい出来事だけでなく、嫌な出来事も含まれるということです。
むしろ嫌な出来事の時ほど重要です。
上司から怒られた時、妻から否定された時、大事にしているものを盗まれた時、駅のホームで誰かからこづかれた時、愛しい人からフラれた時など。
そういう出来事はすべて、より大きい自分を経験するために、自分が引き寄せたと考えるのです。
そうすれば、すべての出来事は必然で無駄がないだけでなく、すばらしい贈り物(プレゼント)になります。
その贈り物をどう受け取るかは、自分の精神が決めることです。
それは、出来事にどんな意味を与えるかということ。つまり、どんな見方を選択するかということです。
その選んだ考え方によって、その出来事を共感(愛)として、あるいは分離(不安)として体験します。
もちろん私は、すべての出来事を共感として、他との一体として体験したい。
だから、そういう考え方を選択しようと思います。
そのためには、まずは出来事を良いこと(自分にとって役立つこと)として受け止めることが重要です。
その出来事が起きた状況を是として、その上でどうするのが自分らしいかと考えます。
「こんな出来事が起こらなければ良かったのに」と考えていたら、その出来事を受け止めることができません。
状況(出来事)とか他人を変えようとするのではなく、まずそのまま受け止める。
そしてそれを前提として、自分の在り方を決めるのです。
今までの私は、たいていは反応しているだけの生き方でした。
出来事に翻弄されていただけなのです。
けれどこれからは、目覚めて、意識的に、生き方を選択したいと思います。
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