私は、本当に警戒心がないと言うか、ドジと言うか、我ながら呆れてしまいます。
昨夜、またカバンからスられてしまいました。
6月に記事に書いた ように、一度システム手帳をスられています。
これで2回目ですが、携帯電話をスられたこともあるので、タイに来て約11年で3回スられたことになります。
私のカバンは、こんなカバンです。
それが昨夜気がつくと、こんなふうになってました。
ファスナーが完全にオープン状態になってました。
こうなるまで気が付かなかったことが不思議ですが、昨夜、それほど警戒してなかったのには理由があるのです。
それは、雨が降っていたからです。
カバンから折り畳み傘を取り出し、カバーをカバンにしまって、ファスナーを閉じました。
それから、たすき掛けにしたカバンを背中に回し、傘を差して、けっこう速足で歩いたのです。
途中、2〜3組の人を追い越したでしょうか。
約10分ほどでアパートの1Fに到着し、カバンを見たら、写真のように全開になってたのです。
唖然としましたよ。しばらく放心状態です。
そして被害を調べたら...やられました。
入れたはずのアレがなくなってたのです。
そう、確かに入れたはずの傘のカバーがないのです。
おそらくカバンに手を突っ込み、ひかかったから放り出したのでしょう。
財布も入っていたのですが、前回スられたシステム手帳の代わりのノートが目隠しとなって、見えなかったのでしょうね。
助かりました。(やっぱりツイてる?)
それにしても、見事な犯行です。
あれだけ速足で歩いているのに、確実にファスナーを開けながら、私にまったく気づかせないとは。
いえ、実は途中で不審な感じがあったのです。
それは、あれだけ速足だったのに、私を追い越そうとしているような人の気配を感じたのです。
「へぇー、私より速く歩く人がいるんだ。」
前から人が来た時に私の斜め後方に来たので、そのタイミングじゃ追い越せないと思いました。
でも、すれ違った後で追い越されるかと思ったら、まったく追い越さないのです。
「なにやってるんだろう。さっさと追い越せばいいのに。」
100mくらいは、後ろに気配を感じていたでしょうか。
気がついたときは、どこへ消えたのか、姿が見えなくなっていました。
今にして思えば。カップルの後ろを歩いていた若者2人が怪しかったのです。
少し遅かったから、私がその2人を追い越し、カップルの後ろにつけました。
しばらくしてカップルはホテルの方へ入ったのですが、その間、後ろから話し声が聞こえていました。
私を追い越そうとする人の気配を感じたのは、カップルが消えてから50mほどの地点です。
そのときは、私が追い越した若者2人ではなく、後ろから追いついた別の人だと思っていました。
本当はどうなのかわかりませんが、今にして思えば、あの2人は最初からカップルを狙っていたのかもしれません。
以前スられたときは、オフィスビルのエスカレーターで立っているタイミングか、階段を降りるときが怪しいと思ったのです。
けれども、今回のことではっきりしました。
歩いている時でも簡単にスられる。
みなさんも、気をつけましょうね。
私も、カバンを背中に回すのはやめました。(^_^;)
今回の経験は、私にもっと警戒心を持つことを教えてくれました。
そして、他の方々へ注意を喚起する材料にもなりました。
ありがたいことです。
2012年10月04日
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