2012年09月13日

物の見方を変える

昨日書いた記事、「希望を運ぶ人」 という本の紹介は、もうご覧いただけたでしょうか?

この本、本当にオススメなのです。

ですからぜひ、読んでみてくださいね。


この本を購入したのは、実は昨年の7月でした。

誰かの紹介で購入したと思うのですが、もうすっかり忘れてしまいました。 (^^ゞ

常時10冊以上の本が未読のまま積んであり、必ずしも購入順に読むわけではないため、こういうことになるのです。

おそらくタイトルとか著者を見て、すぐに読もうという気にならなかったのでしょうね。


今回たまたま、自宅で読む本として選んで持ち帰り、さっそく読む機会があったのです。

そして、読み始めたらもう止まりませんでした。

いや、実際は止まって、一晩寝ました。(^^ゞ

けれども、朝起きてから、すぐに読みたくなって、また読み始めました。

出勤時間が来たのでその本を持って出社し、勤務前に最後の20ページくらいを読んで終了したのです。



登場人物のジョーンズという不思議な老人の存在が、あたかも私の側にいるような錯覚を抱きました。

まったく警戒心を抱かせない存在ですが、白人が日焼けしたのか、黒人なのか、ヒスパニックかアジア系なのか誰にもわかりません。

いえ、実はどの人種でも良かったのです。

なぜなら、どの人にとっても無二の親友だから。

誰もが自分に近い存在だと感じるのです。


ジョーンズが言うことは、実に簡単なことでした。

「物の見方を変えよう。」

たったそれだけです。

どんなひどい状況の人に会っても、彼はそう言うのです。



「立派なレストランではなく砂の上で、イワシとソーセージという質素なものを食べている。」

それも1つの物の見方です。

けれども、別の物の見方もできると言います。

「美しい砂浜で、極上のご馳走をいただいている。」


最初の見方からは、惨めさとか不幸な気持ちが漂ってきます。

しかし後者の見方をすれば、豊かさとか満ち足りた幸せな気持ちが沸き上がってきます。


そう言うと、ただごまかしているだけだと思う人もいるでしょうね。

でも、本当にそうでしょうか?



この「物の見方を変える」ということは、「神との対話」 にも書かれていました。

落ちぶれて全てを失い、自暴自棄になった著者のニールは、神に対して恨み言を言います。

それに対して神は、「あともうちょっとで成功するところだ」という見方を示すのです。


絶頂期から転げ落ちるように転落する人もいます。

一寸先は闇などと言いますが、人生はどうなるかわかりません。

ならば逆に、たとえ今がどうしようもない状況だったとしても、一寸先は大富豪ということだってあるのです。


「そんな夢みたいなことが起こる確率は 1%もないよ。」

そう言いたいかもしれませんね。

私も以前は、そういうように確率論で考えていました。

けれども、確率が正しいと言えるのは、「この世に起こることは偶然だ」とした場合だけです。


そこで、あなたの信念が試されることになります。

あなたは、この世に起こる出来事は偶然だ、と考えますか?

そう考えて生きようと思っていますか?

それとも、この世に起こる出来事は必然で無駄がない、と考えますか?


どちらを選ぶこともできます。

そして、どちらを選ぶかによって、運命が決まるのです。


出来事に翻弄されながら生きるもよし。

主体的に自分の意志で生きるもよし。


どちらを選ぼうと、あなたが選んだように生きることになります。

だから人はみな、自分の思い通りに生きるのです。



もうあとは死ぬばかりと、希望をなくした老女にも、ジョーンズは言います。

「その見方は正しくない。」

そして、次から次へと、年老いてから活躍した人物をあげていきます。

それだけではありません。

その老女が、少しなら社会に貢献できそうだと言うと、また言うのです。

「その見方は正しくない。」


かつて、20億人もの命を救った知られざる人がいたことを、その老女に話し始めます。

その人がいたから、20億人もの命が助かったのだと。

けれどもすぐに、本当の功労者は他にいると言い出します。

その人がそういう仕事をすることになったのは、ある人の影響を受けたからでした。

その影響を与えた人がいなければ、20億人を救う人は生まれなかったと。



私たちはよく自分のことを、「ちっぽけな存在」だと言うことがあります。

けれども、その見方は間違っています。

私たちは、けして「ちっぽけな存在」ではありません。

偉大な存在です。

素晴らしい価値をこの世に示し、讃えられ、愛される存在です。

もし、あなたがそう思えないとしたら、それはあなたの見方が正しくないのです。

ひょっとしたらあなたも、20億人の人の命を救う偉大な功労者かもしれません。

もし、あなたがそう考えるなら。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 20:25 | Comment(0) | SJ通信過去ログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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