2012年09月10日

采配



元中日ドラゴンズ監督、落合博満さんの本を読みました。

監督としてどう采配を振るったのか。常勝チームを作った「オレ流」の内幕がわかると期待して読みました。


読み始めてすぐ、私はこの本に惹き込まれてしまいました。

得体のしれない上辺だけのようにも見えた落合氏が、実はものすごく深く考え、人生に対して真摯に立ち向かっている人だとわかったからです。



この本のテーマとしては、私は2つのことが心に残りました。

1つは、決断の結果を気にするよりも、その時点での最善をつくすことだ、ということです。

評論家などは、あとから「こうすれば上手く行ったのに」などと言うけれど、本当にそうなったかどうかは誰にもわからないのです。

比較できないものを比較して、終わったことを悔やんでも意味がありません。

決断した結果は事実として現れますが、それを元にしっかりと反省し、次の決断につなげるだけなのです。

2007年の日本シリーズ第5戦、8回まで完全試合を続けていた山井投手に代え、9回に岩瀬投手を送った采配について書かれています。

多くの人が、非情だと批判した決断でした。

なぜそういう決断に至ったのか。そのことも詳しく書かれていました。


もう1つは、部下の育成については自主性を重んじるということです。

何とかしてあげたいとは思っても、自主的に成長しようとする人でなければ、どうにもなりません。

残念だけれども助けられないということはあるのです。

監督就任の年、誰もクビにしないで優勝すると宣言したことが話題となり、人情的な監督だと持ち上げられたことがありました。

しかし、それは違うと落合氏は言います。

ただ単に、現在のメンバーの状況がわからなかったから、自分の目で確かめるために1年間の猶予を与えただけなのだと。

その証拠に、優勝したあと、18人の選手を自由契約(解雇)にしたとのことです。


あと、p250に極論から物事の本質を見直すということが書かれています。

今の規則だと、日本シリーズは最大14試合をしなければならなくなるのだそうです。

「そんなの、ほとんどあり得ない確率だよ。」

そういう人が大半なのでしょうけど、それは物事の本質を見ていないのです。

私も極論は好きです。なぜなら、本質が際立つから。

ものごとを突き詰めて考えるには、極論を持ち出すのがわかりやすい。

なんとなく、落合氏に親近感を覚えました。


幸せ実践塾−傷つきやすい、内気、自信がない、を幸せ体質に改善します。-采配
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 13:06 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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