2012年08月21日

タイの運転免許証を更新しました

私はタイに住んで10年になりますが、7年くらい前に免許証を取得しました。

と言っても、日本の免許を書き換えるだけで、当時は適性検査だけで良かったのです。


タイの免許制度は日本と違っていて、取得してから1年間は、暫定免許というものになります。

とりあえず与えて様子を見るけど、その間に悪いことしたら正式な免許をあげないからね。

まるで、そう言いたげな感じですね。ノンイミグラントビザの1年更新の時、暫定で1ヶ月くらいビザ期間を延長するのと、同じような感覚でしょうか。

暫定免許を取得して1年後に、正式な免許に更新します。このときも、適性検査だけでした。


それから5年間ごとに、免許証を更新することになります。今回は、その最初の更新だったのです。

日本との違いを知るのも、自分の小さな常識を壊すのに役立つでしょうから、免許更新の詳細をお知らせしましょう。



正式な運転免許は、更新期限の日(誕生日)より90日前から更新することができます。

日本はたしか、1ヶ月前からでしたよね。

更新期限を過ぎた場合も、1年間はペナルティーなしで更新することができます。

日本は1ヶ月間だったと記憶しています。海外に行っていて更新できないときは、半年か1年の猶予があったかと。

タイの場合は、何がなくても1年の猶予があります。おおらかでしょう?

更新の場所は、バンコク在住者なら5つの陸運局事務所のどこでも更新できるそうです。



私が行ったのは、スクンビットのソイ(小路)99と101の間にある第3陸運局事務所と呼ばれるところ。

BTS(高架鉄道)のバーンジャーク駅で降りて、50mほど郊外方面に行くと、その入口があります。

けれどもそこから建物までは300mほどあるので、歩くのが面倒な人は、ソイの入り口にいるバイタク(バイクタクシー)に乗って行きます。片道10バーツ(約30円)でした。


日本ではタクシーが初乗りだけの近距離を嫌うそうですが、もしこんなバイタクがあればどうでしょうね。

100円で駅から500mくらいまでのところへ、さっと送ってくれたら便利でしょう。

一応ヘルメットもありますが、基本的にはノーヘルですし、スカートの女性は横座りをします。

危険なのはわかっていますが、危険だからすべてを禁止するという発想が、コストを上げていることも事実です。



今回は、更新と同時に住所変更も行いました。

住所は、会社の住所でも居住地でもよく、会社ならワークパーミット(労働許可証)、居住地なら英文の在留証明書が必要です。

私は会社の住所なので、ワークパーミットとその写真や住所記載部分と、最終の許可印部分をコピーしておきます。

あとはパスポートで、これも写真部分とビザの部分をコピーしておきます。

申請書を入り口でもらい、そこには名前を書くだけで、先ほどの書類と免許証を持って、受付カウンター(9番)に提出します。


書類から情報を記録した後、番号札をつけて返してくれます。

それを持って、番号札に書かれた部屋(15番,16番)の入口で、番号が呼ばれるまで待ちます。

申請内容によって6つの色に分かれているようで、「オレンジ色の1〜20番」のように呼ばれ、部屋の中に入って適性検査を受けます。



私は行くのが遅くて10時過ぎだったので、もうすでにたくさん人が待っていました。

結局、午前中に回ってこないので、先にビデオ講習(14番)を受けることになりました。


ビデオはタイ語のドラマ仕立てで、道路交通法と安全運転の教習を行うという優れもの(?)でした。

英語字幕もありますが、小さいので読めません。でも、タイ語がわかりやすかったので、だいたい意味はわかりましたよ。

そのドラマは、小学校低学年くらいの子どもがいる隣同士の2家族を取り上げ、片方が安全運転で幸せな家族、もう一方が法規無視の父親がいる不幸な家族という設定です。

交通違反をすると画面に吹き出しのようなものが現れ、そこにどんな規則違反で罰金がいくらかが表示されます。

最終的に法規無視の父親が事故を起こし、自分の子供に大怪我をさせてしまい、心を入れ替えるというストーリー。

泣いて子供にわびる姿も真に迫っており、思わずもらい泣きしそうになりました。(笑)


事故を起こす前に自転車に乗った男性にぶつかりそうになるのですが、その男性がなぜか吃音(きつおん:どもること)なのです。

わざわざこんなところで吃音の登場人物を出す必要性もないのにと、日本なら言われるでしょうね。

どんな意図があったかは知りませんが、吃音の人や聾唖(ろうあ:耳が聞こえないとか言葉が出ないこと)の人を、普通に見かけるのがタイの社会です。

その代わり知的障害者は、日本のように公共のバスで通学するなんてことはありません。

良いか悪いかではなく、違いがあるということです。



1時間のビデオ講習が終わると、もう12時を回っていました。

1時までは休憩なので、近くの食堂へ昼飯を食べに行きました。

戻るとちょうど1時で、しばらく待って、やっと適性検査が始まりました。


ランプが緑から赤に変わったらブレーキを踏む反応検査とか、何種類かの検査があるのですが、今回はその中の2つだけ。

1つは、離れたところから棒を操作して、2本の棒の距離が同じになるように揃えるというもの。

これで視力と遠近感を検査するようです。


しかし操作ボタンが赤と緑なので、説明を聞き取れなかった私は、どうして良いのかわかりません。

私の記憶では、担当官が1本の棒を奥に移動させるので、それを動かして同じ距離に揃え、揃ったら挙手をするはずでした。

ところが、前の人が揃えた後、担当官が棒を動かさないのです。「えっ、それならこのまま動かさずに手を挙げちゃうよ?」

そんなことを考えていたら、「わからないならこの人のを見ていなさい。」と言われ、後の人を先にされちゃいました。

それでもよくわからないので、赤ボタンで一番奥まで移動し、その後、緑ボタンで手前に動かして、揃ったところで止めて手を上げました。

担当官は私の操作を見ていなかったようですが、手を挙げたのを見て、「OK」と言って合格にしてくれました。

「本当に、こんなのでいいの?」と思われるでしょうけど、「これでいいのだ!」と答えましょう。だってここはタイですから。



次は頭を固定して前方を見た状態で、顔のほぼ真横に点灯する明かりの色を答えるもの。

これで視野と色盲の検査を行うようです。


最初は赤と緑だけだと思い込んでいたので、「デーン(赤)、キァオ(緑)」と調子よく答えていたら、「黄色が見えないのか?」と指摘されました。

よく見ると、たしかに黄色です。それが緑に見えてしまっていました。

それから気をつけるようにすると、今度は視線がライトの方へ動いてしまって、また怒られます。何度か繰り返して、やっと合格させてもらいました。ふーぅ。


でも、日本のように、視力に厳しくないからいいです。

昨年は日本で更新し、なんとか裸眼でOKでした。でも今はもう、難しいだろうなと思っています。

運転には支障がないのですが、道路標識の小さい文字が、遠くからでは読めないのです。

本当に近づかないと読めないため、ある程度のスピードが出ていると、ほとんど読めません。



適性検査に合格すると、書類を持ってカウンター(18番)に提出し、また番号札を渡されるので、今度はその番号が呼ばれるのを待ちます。

呼ばれたら、そのとき指示されたそれぞれのデスクへ行き、書類内容に間違いないかと確認されます。

それがOKだとデジカメで写真を撮ってもらって、すぐにその場で新しい免許証を発行してもらいます。


幸せ実践塾−傷つきやすい、内気、自信がない、を幸せ体質に改善します。-タイの免許証

料金もそこで支払います。

更新料が500バーツ、住所変更が50バーツ、写真代が100バーツ(持参も可)、申込書代が5バーツで、計655バーツ(約1,700円)になりました。

申込書の料金が別立てになっているのが、日本と違って面白いところです。


今回はちょっと時間がかかりましたが、1時半まで受付しているとのことなので、早朝でないなら、1時に来て申込みをするのが、効率的で良いかもしれませんね。

免許証の取得と暫定免許の更新のときは、業者に手伝ってもらったので、朝8時くらいに来ました。

そのときは1,000バーツくらいの手数料を払ったでしょうか。

今回は、妻についてきてもらったので、少し遅かったのです。


妻に助けを求めたのは、やはり何かあったときに不安だったからです。

でも実際は、妻はほとんど手伝ってくれず、自分一人でこなすことになりました。

「それじゃあ意味がないじゃん!?」とも思いましたが、ものは考えようです。

お陰で、一人でも何とかなりそうだと思えましたから。

それに、妻と一緒に昼ごはんも食べられたので、ちょっとしたデートになりました。(笑)
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 18:04 | Comment(0) | └ タイのお役立ち情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

●コメントを書く前に、こちらのコメント掲載の指針をお読みください。

ランキングに登録しています。面白かったらボタンをポチッと押してね。
↓↓↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ

スポンサーリンク