2012年08月20日

海外の人との交流を深めるということ

先日、経済交流を深めることが平和な世界を築くために重要だ、ということを書きました。

その真意は、経済による絆が、人の心と心をつなぎやすいからです。

誰だって、損すると思えば、そう簡単には喧嘩できないでしょう?

そうやって付き合っていれば、相手のことを本当に受け入れられる日が来ると思うのです。


文化的な交流も重要ですが、こういうものは、すぐに断絶してしまいます。

文化交流を途絶えさせることは簡単なのです。

けれども、それが効果がないと言っているわけではありません。

要は、人と人とが直接出会って、話をすることが大切だからです。


そしてこういう交流は、必ずしも団体がやることでもありません。

この映像をご覧ください。



ただでさえ、反日感情が強いと言われているのに、そんな韓国に単独で出向いたことがすごいと思いました。

特に言葉は交わさず、ただ抱き合うだけ(フリー・ハグ)です。

でも、抱き合うというのは、相手を受け入れたいという気持ちがあるからできること。


第二次世界大戦中は、日本では「鬼畜米英」という言葉が使われました。

一般の人は、西洋人を鬼のように思っていたのです。

しかし、実際に目の当たりにした西洋人は、身体はいかついものの、笑顔が愛らしい人たちでした。(もちろん、そうでない人もいましたが。)

「なんだ、鬼かと思っていたけど、普通の人間じゃないか。」

その結果が、現在の西洋人に対する私たちの思いではありませんか?


人は、愛しあうことができるし、憎しみを、恨みを、超えることができるのです。

その遥か遠い道のりも、最初の一歩を踏み出さなければ始まりません。

「相手が悪いんだから、相手から歩み寄るべきだ。」

そういうように考えていたら、まったく距離は近づきません。



昨日、妻とバンコク・ユース・センター(タイ−ジャパン)へ行きました。

ここは、陸上競技場「バンコク・スタジアム」やオリンピック級のスイミング・プールも備える総合運動場で、1982年に日本の援助で作られたそうです。

年間40バーツ(約100円)の会費を払って入館証(キーカード)をもらえば、誰でも無料か無料に近い値段で利用できるそうです。


ここへ行ったのは、妻が合気道を習いたいと言うので、見学したかったからです。

ある建物に入ると、中にはムエタイ用のリングとトレーニングジム、そして武道用の畳が敷かれた道場がありました。

そこでは、50人くらいの老若男女が集まって、日本人の指導者から合気道を習っていました。

こういうレッスンの映像は見つからなかったのですが、その場所で指導している映像があったので、載せておきます。



実は私も、国士舘大学では合気道を習いました。

と言っても、体育の授業で半年だけですけど。

関節が動きやすい方向に動かしてやりながら、自分の勢いで勝手に行き詰まり、倒れるように仕向ける。

私が理解した合気道は、そういう感じでした。


週に3回、約2時間の指導を、無料で受けられるのだそうです。

年に4回の期間に分かれていて、その開始に合わせて入会できるのだとか。

次回は9月末に開始されるので、そこから習い始めると妻は言っていました。(本当かなあ?)


日本人の指導者は、流暢なタイ語で指導していました。

「みなさんは、ディスコは好きでしょう?そのとき、肩肘張って、身体を固くして踊ったりしないでしょう?合気道も同じです。柔らかく、柔らかく、自然と動くようにするから、力は必要ないのです。」

おそらく、長く指導しておられるのでしょうね。

道場の上り口に整然と揃えて置かれた練習生たちの履物を見て、その指導者の方の思いを感じたのです。


このような日本人が、世界各地にどれだけおられることでしょう。

最初は言葉もわからなくて、苦労されたと思います。

それでも続けてこられたのは、日本の文化を広めたい、世界の人と交流を深めたいという一心だったと思うのです。


全体から見れば、その試みは微々たるものでしょう。

けれども、その一歩がなければ、少しも前には進みません。

いつか世界の人々の心がひとつになるときが来たら、それを成し遂げた人とは、その一歩を踏み出した人なのです。


私が尊敬する安岡正篤氏は、こう言っておられます。

「一燈照隅 万燈照国」

自ら一燈を掲げ、その周りを照らす。

その明かりがどれほど小さいものであったとしても、たとえ他の誰かが協力しないとしても、己を信じて一歩を踏み出す。

そうすれば、それに呼応する人が集まり、増え、いつしかそれが全国に広がる。

一燈が照らす範囲は狭くても、万におよぶ人々が掲げる一燈はそれぞれの足下を照らし、ひいてはその明かりが全国を照らすことになるのです。

あなたも、自らの一燈を掲げませんか?自分のために、自分の周りの人のために。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 12:09 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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