木曜日の午後のことです。
パソコンの前で本を読んでいたら、「ヒューン」という音とともにパソコンの画面が消えました。
「なんだ、また停電か。」
タイではよくあることなので、そう思って見回しました。が、照明は消えていないし、他の人のパソコンも消えていません。
「ひょっとして、私のところだけ?」
不思議に思いながらコンセントなどをチェックした結果、パソコン本体だけが落ちたことがわかりました。
すぐに社員に依頼して、修理してもらいました。
2時間くらいして、やっと修理が完了。電源装置を取り替えたそうです。
パスワードを入力して画面を開くと、無事に使えるようになっていました。
そのとき、私は思いました。
「なんてツイているんだろう。」
だって、ちょうどパソコンを使わなくても良い時間だったのです。
もし金曜日だったら、メールのチェックもあっただろうし、慌てたでしょう。
あるいは金曜日の定時以降だったら、修理を依頼する社員もおらず、月曜の午前中もパソコンが使えなかったかもしれないのです。
さらに言えば、電源装置を取り替えたおかげで、音がとても静かになりました。最新のタイプは熱をあまり持たないので、そのためのファンを動かさなくて良いようです。
また、こういうことも考えられます。今は40人も社員がいるから、こうやってパソコンの修理もやってくれる人がいる。
もし私が1人で仕事をしていたら、自分で修理屋に持ち込んで、修理を依頼しなければなりません。
タイだと、RAMを抜き取られたり、CPUを取り替えられたりする被害もありますから、そんな心配までしなくてはなりません。
第一、そんなことをしていたら2〜3日はパソコンを使えません。
そんなたくさんの幸運に支えられていたことを教えてくれた。
だとしたら、パソコンが壊れたという現象は、私にとって「最高のこと」と言えると思うのです。
「私は本当に運がいい。」
そう、噛み締めた出来事だったのです。
2012年07月28日
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ついてないできごとが引き寄せた、ついてるできごとでしたね!
>【広瀬つみき】2・3歳の子育て専門★幼児教育アドバイザーさん
なにごとも考え方次第ということですね。