2012年07月26日

ありがとうがいっぱい

昔、「太陽がいっぱい」という映画がありましたね。



アラン・ドロンという二枚目俳優が悪党を演じたもので、殺した富豪になりきるために、OHPでサインを映して、なぞって真似るという場面を記憶しています。



それはさておき、「ありがとうがいっぱい」というのは、いんやく・りお君のお母さんの詩です。

先日紹介した「自分をえらんで生まれてきたよ」という本を読んだのですが、その最後に載っていました。


幸せ実践塾−傷つきやすい、内気、自信がない、を幸せ体質に改善します。-自分をえらんで生まれてきたよ(いんやく・りお)

りお君は、心臓と肺に障害を持って生まれ、つらい治療を続けてきました。

それを支えたご両親も、大変だったと思います。

そのりお君が、不思議なことを話すのです。この本は、それをお母さんが書きとめ、まとめたものなのです。



りお君は言います。

「ぼくが病気で生まれてきたのは、ずっとずっと、幸せになるためだよ。」

「いのちはぜんぶ、つながっている。一人のいのち、というのがあるのじゃなくて、一人ずつのいのちは、ぜんぶつながっている。」


どんなつらい治療の後でも、ひとしきり泣いた後は、満面の笑顔で「ハッピー!」というりお君。

ご両親は、その笑顔に救われたそうです。



そしてこの本を出版することになり、その最後にお母さんの詩を載せたのでしょう。

その「ありがとうがいっぱい」という詩を読んで、私も感動しました。

「生まれてくれて ありがとう わたしを お母さんにしてくれて ありがとう」

そこから続く「ありがとう」の数々。

りお君の言うように、赤ちゃんは人々を幸せにするために生まれてくるのですね。


誰のいのちも尊い。誰のいのちも素晴らしい。

誰一人として、無駄ないのちはないし、消えてもかまわないいのちなどあり得ない。

心の目で見て、心の手で触れることの大切さを、りお君から教えてもらいました。

ありがとう。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 18:38 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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