今日、結婚式があります。
もちろん私のではなく、私の会社の社員の結婚式です。
正確には、ありました、ということになりますけどね。
午前中に結婚式を行い、夕方から披露宴が行われる。まあ、日本式に説明すると、そういうことになります。
私は、夕方からのパーティーに出席する予定です。
結婚するのは、2人とも私の会社の社員。
女性の方は、入社して約10年になります。
私の会社が、ソフトウェア開発事業部を立ち上げてから、最初に採用した未経験のタイ人です。
当初は小さいオフィスで、その半分近くを倉庫として利用している感じでした。
そんな得体のしれない会社に、よくぞ入ってくれたものです。
そして、今日まで努めてくれたことを、本当にありがたく思います。
男性の方は、それから3年ほどしてから入社したのですが、年齢的にはほぼ同じです。
リーダーシップのあるしっかりした男です。
私が当初から、いずれはこの会社の中核を担ってくれると期待している社員です。
この2人が付き合うようになって、もう3年以上経つでしょうか。
いつかはこの日が来ると思っていましたが、やっと来たなあという感じです。
タイでは、パーティーなどの招待状を封筒に入れて渡すのですが、その封筒に宛名が書かれています。
ご祝儀は、この封筒に入れて、受付で箱に入れたり、直接渡すというのが習慣です。
日本の祝儀袋は美しいのですが、値段もけっこうしますからね。
タイはその分、安上がりだと言うことです。
私はその封筒に、ご祝儀として現金と、お祝いのメッセージ、そして折り鶴を入れることにしました。
折り鶴と言っても、普通の折り鶴じゃありません。夫婦鶴です。
手に手をとって飛んでいる夫婦の鶴に見えるでしょう?
これ、切り離していない1枚の紙で私が折ったんですよ。
折り方を紹介しているブログがあるので、知りたい方はそちらを参考にされてください。
両面折り紙を使って、2色の連鶴を折る方法です。
もちろんこれはタイの風習ではなく、私が考えたもの。
結婚のお祝いに夫婦茶碗や夫婦箸を贈ったりしますが、それを折り紙にしてみたのです。
私の会社にとって、社員が幸せになることは、本当に嬉しいことなのです。
いつまでも手を取り合って、力を合わせて会社を支えて欲しいと思います。
2012年07月21日
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