なぜ7回かと言うと、その本の巻末に、7回読むことが勧められていたからです。
その本を7回ではなく、どんな本でも良いから7回という勧めでした。
私も、それを鵜呑みにしたわけではありません。
私なりに、何回も読まないと身につかないと感じているからです。
それで考えた時、たしかに7回というのはちょうど良い回数だと思えたのです。
それで7回読むことに決め、前回は6月19日で3回目を読み終えました。
昨日は4回目を読み終えたところです。

「そんなに何回も読んで、飽きませんか?」
そんな声が聞こえてきそうですね。
たしかに短い期間で連続して読んだら、飽きてくるかもしれません。
だから飽きない工夫をしているのです。
まず、一気に読まないことです。
そのためには、他にも読む本を用意しておきます。
長い時間で読むときはそちらを読み、繰り返し読む方は短い時間(3〜5分)で読むようにします。
これをするためには、本の構成が重要です。
見開き2ページまたは3ページくらいで大きなタイトルが入っているものが読みやすいですね。
ちょっとした空き時間に読むためには、常に目の前にあった方が便利です。
私はリビングのソファーの前にあるテーブルに、常に置きっぱなしにしています。
きれいに片付けないと気が済まない人には難しいかもしれませんけど、片付けてしまうと出せないものなのです。
最後のコツは、公言することです。
ほら、私だってこうやって、みなさんに公言しているじゃありませんか。
そうやって他人に話すと、より記憶に定着しやすくなります。
なのでソファーに座っていてちょっとした時間ができると、「あ、この時間で読もう。」というように、思い出せるのです。
ちょっとした時間というのは、具体的に言うとTV番組が終わって、次が始まるまでの間とか、妻といっしょに出かけるのに、支度ができるのを待っている間などです。
「まだ準備できないの!?」
そう怒りたくなる場面でも、「お、ちょうどいい。この間に少し読んじゃおう。」と、むしろ得した気分になれるのです。
身近な家族ほど、思い通りにならないとイライラしてしまうもの。
そういうときにサッと自分の気持ちを切り替えるツールとしても使えます。
まさに一石二鳥ではありませんか。