2012年07月14日

タイのチップの習慣が気に入っています

タイには、チップの習慣があります。

ただし、欧米のチップとは、ちょっと違う気がします。


私はヨーロッパは行ったことがないのでわからないのですが、アメリカだと、今は代金の15%をチップとして上乗せするのが普通なのだとか。

最初に教わった約30年前は10%だったからわかりやすかったのですが、まあ15%にした方が暗算に強くなっていいですかね。

そういう問題じゃないとは思いますが、チップの相場が固定化されている気がします。


タイの場合、もともとチップの習慣がなかったところに、欧米から持ち込まれたと聞いています。

そのためか、チップの相場というものがあまりありません。


ただ、お釣りの小銭を残すということは、よくあるようです。

なぜなら、お釣り用の小銭を用意していないところが多いからです。

これには面倒だという理由もありますが、銀行での両替が有料だという理由もありそうです。

日本じゃ考えられないでしょう?


最近は、レストランだとサービスチャージを取るところが増えてきました。

あれは完全に固定化されたチップですね。



私は、サービスチャージという制度は好きではありません。

なぜなら、そもそもチップとは、客がサービスを気に入ったから払うものだと思うからです。

すっごく気に入った人も、まったく気に入らなかった人も、同じ金額を強制的に払わされるというのは、ナンセンスだと思うのです。

まあ従業員の生活安定には貢献する(これも疑問ですが)でしょうけど。モチベーションアップには、まったく貢献しません。

それに、値段の表示を安くすることができるので、ある意味でボンクラな客を騙すことにもなります。

メニューの片隅に小さい文字で、「TAX7%とサービスチャージ10%を加算します」なんて書かれても、ほとんどの人は読まないでしょう。

一流のホテルもみんなやっていますが、客をごまかしてカネを払わせようとする魂胆が見えて、私は好きになれません。



それはさておき、チップという習慣が少しでもあるため、従業員はチップを期待します。

「この客は、どれだけチップをくれるだろうか?」

ある意味でワクワクしています。

そのため、プレッシャーを感じてしまう人もいるでしょう。私がそうでした。

「いくら払えば満足してもらえるのだろう?」

そう思って、チップの相場が気になったのです。


しかし、そんなことを考えてみても、どう感じるかは相手次第です。

チップに20バーツあげても、喜ぶ人もいれば、「たったこれだけかよ」と不服な人もいます。

ですから、あまり相手の反応を気にしないようにしたのです。

あげたくないときに要求されても(タイではチップを要求する従業員もいます)、はっきりと「あげない」と言うようになりました。



そもそもチップは、自分がどれだけ満足したかを示すもの。つまり、自分の基準なのです。

月収が1万バーツの人と10万バーツの人では、お金の価値観が違って当然です。

だから、あまり相手の反応を気にしても意味がないと思うのです。


もちろん、チップをあげて喜んでくれたら嬉しいでしょう。

でも、喜ぶかどうかは相手の自由です。それをコントロールしようとするから苦しくなるのです。


ただ、相手の反応を見て、次回から渡す金額を変えるということもあります。

それは、相手の反応に依存したわけではなく、自分の思いを再点検し、自分なりの基準を作り替えた結果なのです。



私はレストランで食事をするときなど、従業員の対応などを見ています。

何か気に入ることをしてくれれば、「これは20バーツのチップに相当するな」と思って喜びます。

逆に対応が悪いこともありますが、基本的には減点しません。記憶には残りますけど。

そうやって最後に、チップはこのくらいが適当だなと決めるのです。


そうやってチップを決めて渡したいと思っても、その従業員がいなくて渡せないこともあります。

どうしても渡したければ、呼んでもらってでも渡します。

でも大抵は、「今回は縁がなかったんだなあ」と考えて、次回の借りにしておくのです。

「チップをあげられなくてごめんね。今度はもっとたくさんあげるから。」


そう考えると、支払った金額よりも受けたサービスの方が大きいのですから、すごく良くしてもらった気になります。

私の場合、貸しよりも借りの方が多いですね。

性格的には貸しが多い方が安心できるのですが、なぜか借りの方が多くなっています。

そのため大抵、「ありがとう。ごめんね。今度はもっと良くしてあげるから。」という思いで店を出ることになります。

だから私は、いつも幸せ気分でいられるのです。



日本は、小額のお札がないから、チップをあげようと思っても大変ですよね。

タイも10バーツ札はなくなりましたが、まだ20バーツ(約50円)札があるので助かります。

その上にも50バーツ(約130円)札、100バーツ(約250円)札とあるので、チップの金額を細かく設定できます。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 12:32 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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