2012年07月08日

美しく生きるということ

前にTVアニメ「ルパン三世」のことを書きましたが、私は美しさを求めて生きることに憧れます。

アニメの歌では「男の美学」と言っていますが、「生き方の美学」とでも言いましょうか。


では「美しく生きる」とは、どういうことでしょうか?


そのことを考える上で思い出すのは、映画「ポセイドン・アドベンチャー」です。

ニューヨークからギリシャに向かう豪華客船が、大地震で発生した津波によって転覆するという物語です。

主人公のスコット牧師は、転覆して上部になった船底へ行って救助を待てば助かる可能性があると主張して、信じる人だけを連れて船底へ向かいます。

途中で何度も困難な状況が訪れ、一人、また一人と死んでいきます。

最後に、出口近くのスチームパイプから高熱の蒸気が噴出し、一行を妨げます。

意を決したスコット牧師はパイプに飛びつき、ハッチを閉めて障害を取り除いたのです。

しかしスコット牧師は、力尽きて水の中に落ちてしまいます。

でも他のみんなは、そのお陰で船底へ到達して救われるのです。


あのときスコット牧師は、死を覚悟したはずです。

スチームパイプに飛びつくことはできても、戻ってくることはできない。

死ぬしかない。そうわかっていて、それでもみんなを助けるためにはそうするしかないと思ったから、パイプに飛びついたのです。



この物語は、実際にあったタイタニック号の沈没事件をモチーフにしたとも言われます。

その後作られた映画「タイタニック」では、恋する男女の物語を重ねながら、最後はジャック(レオナルド・デカプリオ)がローズ(グロリア・スチュアート)を助けるために、力尽きで沈んでいきます。

この映画が感動的なのも、やはり誰かを守るために自分の命を捨てる行為に感銘するからでしょう。


今年はタイタニック号の沈没100周年記念ということで、さまざまなイベントが行われています。

私も先日、セントラル・ワールド(伊勢丹などが入っているバンコクのショッピングモール)で行われていたタイタニック号の資料展示会へ行きました。

そういうイベントに人々が集まるのは、単に大勢の人々が亡くなったというだけでなく、映画の影響が大きかったと思うのです。



美しく生きるということは、自分にとってもっとも大事な命を他の誰かに捧げること。

それも落ち葉が何の未練もなく枝から落ちるように、さも当然であるようにさらりと捨てること。

そういう生き方だと思うのです。


ただ間違ってほしくないのは、だから国のために命を捧げなさいと言いたいのではありません。

強制されるものでもないし、扇動されるものでもないからです。



聖書には、「友のために自分の命を捨てる、これ以上に大きな愛はない」(ヨハネによる福音書15章13節)とあります。

たしかに命を投げ出すことが感動的なのですが、本質はそうではなく、大きな愛に感動しているのです。


感情は魂の声だと言いました。感動は魂が「これが私だ」と言って喜んでいることを示しているのだと。

だとすると、美しく生きるとは、愛に生きる(=愛する)ということではないでしょうか。

愛することしか他に何もない。

私たちは、自分が愛であることを体験しようとして生きていると思うのです。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 18:33 | Comment(2) | 幸せ実践塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
■無題
美しく生きるということは、自分にとってもっとも大事な命を他の誰かに捧げること。

私には できそうにありません。

でも、その言葉を肝に銘じておきます。

(*^_^*)
Posted by 日本一の梅酒「うぐいす」のラベルを書いた書道家 白水春鵞 at 2012年07月08日 19:04
■Re:無題
>日本一の梅酒「うぐいす」のラベルを書いた書道家 白水春鵞さん

コメント、ありがとうございます。
でも、みなさん普通にそうされてますよ。
かわいいわが子が溺れたら、自分が泳げるかどうかも考えずに飛び込んで助けようとする。
人の本質はそういうものでしょう。
Posted by 赤木 (幸せ実践塾塾長) at 2012年07月08日 19:44
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