私が尊敬する安岡正篤(やすおか・まさひろ)氏 の本です。
実にたくさんの本を書かれているので、どれがお勧めと言うことができません。
生き方に迷っていた23〜35歳くらいの頃に、何冊も読ませていただきました。
「経世瑣言(けいせいさげん)」「陰隲録(いんしつろく)」などの中国古典は、すべて安岡氏の解説本で読んだものです。
論語や孟子などは、解説本がたくさんありますが、上記のような本が一般人でも読めるのは、安岡氏の解説本くらいではないかと思います。
中国の古典に通じておられた安岡氏は、そこから人はどのように生きるべきかということを導き出し、私たちにわかりやすく教えてくれます。
歴代首相のご意見番と言われ、また経済界にも師事する人が多かった安岡正篤氏。
易を元にした四柱推命から、その年の運勢を占うということもされてました。
因みに、六星占術の細木数子さんは、安岡正篤氏のお弟子さんだと言われています。
愛人だったという噂もありますが、親族の方は否定されています。
高齢になられ、認知症気味の安岡氏に付け入ったという噂もあります。
どれが真実かわかりませんが、あの六星占術もまた、四柱推命をベースにしたものと言われていますね。
そういう意味では数秘というのも、四柱推命の簡易版のように思いました。
陰と陽がからみ合って変化する様を分析した易が、こうして現代社会に浸透しているのですね。
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