2012年06月19日

人生には正解がないとアニメが教えてくれました

多感だった小学校高学年ころ、とても印象に残っているTVアニメがありました。

「海のトリトン」というアニメです。

ご存知でしょうか?


他の多くのアニメが再放送されるのに、なぜか海のトリトンはされません。

私の記憶が正しければ、地上放送での再放送は1度もないはず。

そればかりか、カラオケにも入っていないことが多いです。

仮に入っていても、映像がそのTVアニメのものではなかったりします。

どうしてなのでしょうね?


それはさておき、この主題歌はご存知でしょう。

高校野球の応援曲としても、さかんに演奏されましたから。

タイトルは「GOGOトリトン」と呼ばれますが、本当は「海のトリトン」です。

実はもうひとつ「海のトリトン」という歌もあって、こちらはエンディングの歌。

作詞が伊勢正三さんだったのですね。作曲は南こうせつさん。歌は須藤リカさん&南こうせつとかぐや姫のみなさんです。

映像が間に合わなかったか何かで、6話くらいまで須藤リカさんが歌う「海のトリトン」がオープニングに使われていたのだとか。

いろいろあったのですね。まったく覚えていませんけど。


元々は産経新聞に連載された手塚治虫さんの「青いトリトン」だったのだそうです。

それがアニメ化され、ついで単行本化される時、「海のトリトン」になったのだとか。



前置きが長くなりましたが、本題に入りましょう。

ストーリーは、トリトン族の生き残りのトリトンが、同じく生き残りのピピと一緒に、3匹のイルカ、イル、カル、フィンに助けられ、ポセイドン族を倒すというもの。

なぜかポセイドン族はトリトンをつけ狙い、殺そうとするので、ポセイドンの本拠地に乗り込んで決戦を挑むことになります。

ポセイドンの本拠地を目指す途中も、たくさんの刺客が向かってきます。

それをトリトンはオリハルコンの短剣を使って、次々と打ち破っていくのです。


TVアニメの最終回は、ポセイドンの本拠地での巨大ポセイドン像との決戦です。

最後のボスキャラですから、トリトンも苦戦を強いられます。

しかし、最終的には何とか勝利することができました。



これでめでたしめでたしだったら、普通のアニメだったでしょう。

ここから、意表をつくドラマが展開します。


最終決戦で勝利したトリトンが見たのは、死に絶えたポセイドン族の人々の姿でした。

トリトンは知らされます。

ポセイドン族は、単に太陽の下で平和に暮らしたかったのだと。

それをトリトン族が阻もうとしたため、仕方なく戦ったのだと言うことを。

トリトンを生かしておけば、またいつ自分たちの平和が脅かされるかもしれない。

その恐怖から、トリトンを殺そうとしたのだと言うのです。


トリトンは戸惑います。

自分はいったい何のために戦ってきたのか。

悪いのはポセイドン族で、正義はトリトン族にあったのではないのか!?

そう天に向かって叫びますが、それに対する答は得られません。

こうしてトリトンは虚しく、ピピたちと一緒に新たな旅に出るのです。




いかがですか?これが子ども向けのアニメの内容ですよ。

水戸黄門のような勧善懲悪モノなら、どれほどスッキリしたでしょう。

毎回、正義側の一部が犠牲になるキーハンターでも、常に正義が勝つのです。

それなのに海のトリトンは、どっちが正義だかわからなくしてしまいました。

今にして思えば、世界平和を願う手塚治虫さんらしい作品ではないかと思いますね。


私は、海のトリトンのシングルレコードを買いました。

関係ありませんが、B面は「ピピの歌」です。

アニメの放送が終わった後も、何度も「海のトリトン」を聞きましたよ。

でも、サビの「ゴーゴー、トリトーン、ゴーゴー、トリトーン、ゴーゴーゴーゴーゴー、トリートーン」というフレーズを聞いていると、なぜだかしんみりしてくるのです。

勇壮な曲なのに、短調なんですよね。

人生について深く考えさせてくれた、心に残るTVアニメ。それが「海のトリトン」だったのです。


 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 18:10 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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