16日(土)に、鳥居祐一さんの出版記念セミナーに参加しました。
「人脈術」という本を出版されたので、その記念として福岡、札幌、大阪、広島などで行われるセミナーの一環なのだとか。
7月22日が最後で、東京で行われるそうです。
そこには、本田健さんを始め、ベストセラー作家が50名も集まられるそうです。
他ではまず、このようなことはないので、それだけでも鳥居さんの人脈がどれほどのものかわかりますね。
鳥居さんがまずおっしゃられたのは、どうやって人脈を得るかというテクニックではない、ということでした。
要は影響力のある人から応援されるような自分になることが重要なのだと。
本田健さんに惚れ込んで、追っかけをしていたという話も面白かったです。
「愛されたかったら愛することだ」と言いますが、本当に応援するファンになるということは、相手からも好かれることにつながりますからね。
ただ、いわゆるストーカーをやると嫌われます。
じゃあ、好かれる人と嫌われる人の違いはどこにあるのか、気になりますよね。
でしゃばらないと目立たないから知ってもらえない。でも、でしゃばり過ぎると疎んじられる。そのバランスはどこにあるのかと。
鳥居さんは、相手が喜ぶことをすることだ、と言います。相手が欲しい物を与えることだと。
たとえば、何がなんでも握手してくれと鬼気迫る表情で突進すれば、相手は怯えるだけでしょう。絶対に好かれることはありません。
なぜなら、相手が喜ばないからです。
一方で、仲間に声をかけてセミナーとかコンサートを盛り上げたらどうでしょうか?
目立たないとしても、それは喜ばれる行為ですよね。ひょっとしたら、いつか目にとめてもらえるかもしれません。
それを、もっともっと極めることだと言うのです。
たとえば、10人集めるのを、もっと極めて100人にしたらどうでしょう?当然、目立つようになりますよね。
セミナー会場で著者の本を1冊買うのではなく、10冊、あるいは100冊買ったらどうでしょう。
鳥居さんも、一番簡単なのは顧客になることだと言います。
まあもちろん、それなりの軍資金は必要です。
それと、それによる見返りを求めていてはダメなのです。顔に嫌らしさが現れますから。
ただ好きだから。ひたすら応援したいから。それだけの理由でやるから、相手からも好かれるのです。
ほら、言ったじゃありませんか。愛すれば愛されるのだと。
無条件で相手のためを思い、見返りを求めずに何かをすること。それが愛なのです。
そしてそれが、良い人脈を得る最善の方法なのです。
2012年06月18日
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