もう、説明するまでもないでしょう。かの有名な「引き寄せの法則」です。
著者はエスター・ヒックス氏とジェリー・ヒックス氏の夫妻。
チャネリングによってエイブラハムと呼ばれる霊たちにアクセスし、質問に対する答をもらうという形で書かれています。
いわゆる高級な指導霊たちに教えてもらった真実ということです。
翻訳は吉田利子さん。あの「神との対話」も翻訳されています。
そしてこの本のはじめには、「神との対話」の著者のニール・ドナルド・ウォルシュ氏が推薦文を寄せています。
「これこそ待望の書だ。」「ほかの書物はすべて閉じてよろしい。」とまで言っています。
またこの本の帯には、「ザ・シークレット」の原点だと書いてあります。
「ザ・シークレット」というのも、要は期待したことが現実に起こるという内容です。
実は「神との対話」も、最初の本のほとんどは、同じようなことが書いてあります。
つまり、この世を創っているのは、私たち自身であるということです。
これは意外と盲点なのですが、論理的に考えればそうなりますよね。
つまり、引き寄せの法則が真実で、私たちが意識するかしないかに関わらず現実を引き寄せているのだとしたら、現実は私たちが創っていることになります。
ということは、私たちこそが創造者=神ではありませんか?
当然の帰結ですが、クリスチャンは「それとこれは別だ」と考えるようですね。
まあそれはさておき、思ったことが現実になるというのは、それこそたくさんの人が言っています。
そして大昔から言われていることです。
だから本当は、シークレットでも何でもないのです。奥義でもないし、特別なワザでもありません。
私たちが意識しようがどうしようが、それは法則として普遍的に働いているということなのです。
「「原因」と「結果」の法則」という本も、同様のことが書かれていましたね。
あとは、その法則を思い通りに利用できるかどうか、ということだと思うのです。
そのポイントも詳細に書いてありますから、まだ読まれてない人は、ぜひ読んでみてくださいね。
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