2012年06月13日
ゴルフは完全に自己流です
ゴルフを本格的に始めたのは、タイに来てからです。
日本では、ゴルフ練習場に数回行ったことはありました。
初ラウンドは社員旅行でグァムに行った時で、スコアは187くらいだったと思います。
カートのセルフだったのですが、ほとんどカートに乗ることもなく、クラブを2〜3本持って走ってました。
ティーショットでOBになると、プレイング・フォーと言って、200ヤードくらい先から第4打を打つことができます。
それが嬉しくて嬉しくて。だって、ほとんどまともに当たりませんでしたから。
タイに来ると周りの人がみんなゴルフをやっています。
でも私は、ゴルフをやらないと決めていました。
なぜなら、やれば絶対にハマってしまうとわかっていたからです。
3年くらいして、社長命令でゴルフをやらざるを得なくなりました。
しょうがない。これも運命と受け入れましたよ。
タイでの最初のラウンドは、スコア156くらいだったと思います。
初ラウンドの頃よりも、ゴルフ練習場で真剣に練習しましたからね。
それから半年くらいで107というスコアになりましたが、そこからなかなか進歩しませんでした。
100を切ったのは、タイでゴルフデビューしてから、1年半以上たっていたと思います。
もう5年以上、タイでゴルフをやっています。
レッスンには通っていません。雑誌や本、DVDなどを見ながらの、見よう見まねです。
どうしてプロに習わないかというと、おそらく私はコーチの言うことを聞かないと思うからです。
レッスンを見ていると、ああしてこうしてと言われるのですが、どうしたらそれができるかを教えてくれないのです。
たとえば「もっとゆっくり」とか言われても、どうしたらゆっくりできるのかがわかりません。
「力を抜いて」と言われても、力を入れている意識がないので、どうやったら力が抜けるかわかりません。
それに力を抜いたら、打てないじゃないですか。
このように、理屈っぽい私を指導できるコーチに当たる確率は非常に小さいと思ったので、プロに習わないことに決めたのです。
自己流ですから、進歩が遅いということはあるでしょう。
それにもともと、運動はダメな方です。
体育でも跳び箱やマット運動、鉄棒などは大の苦手です。球技は好きですが、上手くはありません。
中学の時は野球部でしたが、1年の時はノックを受けるのが怖くて、もっぱらノッカーにボールを渡す役を引き受けていました。
「赤木!たまにはノックを受けてみろよ。」
そう監督に言われても、「いいえ、遠慮しときます。」と答えたくらいです。
こんな私ですが、けっこう凝り性です。やり始めたらとことんやるタイプです。
高校の時は陸上部でしたが、円盤投げにハマって、練習用の円盤を自費で買ったくらいです。
あのときも指導できる先生がいなかったので、自分で雑誌や本を読んで練習しました。
話がそれましたが、だからゴルフもハマると思ったのです。
また、円盤投げの時のように自己流を貫いています。
「だから下手くそなんだよ。」と言われようと、まったくかまいません。
なぜなら、下手なりに楽しいからです。
ほんのちょっとでも思い通りにいくと、それが気持ちいいのです。
思い通りにならないと、「どうしてだろう?」と悩むのですが、悩みながら練習することが楽しいのです。
それで、ふと思いました。
幸せになるために考え方を変えるというのも、ゴルフと同じことだなと。
きちんとしたコーチやカウンセラーの指導を受けて、まっしぐらに上達する方法もあるでしょう。
一方で、我流で進む方法もあると思うのです。
目標に到達することだけを喜びと考えると、到達する前はつらいことばかりかもしれません。
でもそうじゃなく、目標に向かって歩む過程を楽しめば、紆余曲折さえも楽しめるのです。
頂上に登る道は、それこそ人の数ほどあります。
どの道を選択しても、間違いではありません。悪いと言われる筋合いもありません。
せっかくですから、道すがらの景色を楽しみましょう。
人生は、楽しむためにあるのですから。
因みにゴルフの現在の腕前は、だいたい100前後です。
ベストは90ですけど。
年間に約20ラウンドほどを楽しんでいます。
もしタイに来られることがあれば、ご一緒にいかがですか?
ただし私は、日曜日しかやりませんけどね。
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