2012年06月13日

必要性を減らすことがカギ

幸せになるには、考え方をコントロールすることです。

出来事と感情の間にはすき間があり、そこに考え方があります。

その考え方が習慣化すると、それは価値観となります。

価値観になると、それこそ無意識のうちに反応してしまうでしょう。自分が考えたと気づかないのです。


それでも考え方を意識して変えていくことを繰り返せば、いつか新しい習慣が身につきます。

つまり新しい価値観を手にすることができるのです。


そこでブレーキをかけるのが、不安です。怖れとも言います。

これは愛の対極で、つまり愛がない(と思っている)状態のことだと説明しました。

この不安を取り除かないと、どうしても考え方が引きずられてしまいます。



依存症という言葉がありますが、依存してしまうのは不安があるからです。

それが耐えられないから、何かにしがみつこうとする。つまり執着することが依存です。

その何かが、自分にとって必要なものだと感じてしまうのです。

その強さが強いほど、依存する心も強まります。



このことから言えるのは、必要性というものを減らしていくことが、考え方をコントロールする上でカギになるということです。


たとえば、パートナーに依存してしまう人は、そのパートナーがいないと生きていけないと信じきっています。

でも、考えてみてほしいのです。

本当に、そのパートナーがいないと生きていけませんか?

心の中の不安を、じーっと見つめるのです。

不安というものは存在しませんから、見つめられると消滅する他ありません。

別にそのパートナーでなくても、他にも同じような人はいくらでもいるでしょう。

また、そういうパートナーがいなくても、本当は生きていけるのではありませんか?

現にパートナーと出会う以前は、生きていたではありませんか。

失うことによる喪失感はあるでしょう。でもそれは一時的なものです。卒業するときは悲しくても、入学すれば嬉しくなります。それと同じです。



たいていのものは、そうやって考えていくと必要でないことがわかります。

あとはそのレベルを上げていくことです。

「これだけはどうしても」というこだわりを感じた時、あなたの必要性をチェックするチャンスです。

そのこだわるものは、本当に必要ですか?


最終的には、生命の必要性、生命維持の必要性が残ると思います。

そうなると、あとは信仰の世界に入ります。

もし私が言う「ひとつのもの」理論 を信じるなら、生命の必要性すら感じなくなるでしょう。

なぜなら、生きないということは不可能だから。死ぬということは不可能 だから。

私たちにできるのは変化することだけ。その変化を受け入れることができれば、もう何も必要ではなくなるのです。



一気に最後の段階に至るのは難しいと思います。

でも、無理にそうなる必要性もありません。

この世は楽しむ場ですから、楽しんで生きることです。

なかなか必要性を排除できない自分自身をも、受け入れて楽しみましょう。




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posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 14:58 | Comment(0) | 幸せの公式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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