そう決意しても、なかなか実行に移せなかったり、継続できないことが多いです。
1つの理由は、習慣化されていないから。
これは自転車の乗り方を覚えるのと同じで、無意識にそれができるようになるまで、繰り返すしかありません。
今までの習慣を捨てるには、新たな習慣を身につけることですから。
もう1つの理由は、理屈ではわかっていても、心がついていかないというもの。
たとえばバンジージャンプを考えてみてください。
丈夫なロープで、切れないとわかっています。
すでに体験した人は、どれだけその体験が素晴らしいかを興奮しながら語ります。
自分もやってみれば、きっと素晴らしい体験ができるに違いない。いや、必ずできるだろうし、それをやってみたい。
それなのに、...。足がすくんで一歩を踏み出せません。
どうして?理屈ではやってみた方が良いとわかっていて、頭もそうしたいと考えているのに。
頭と心が分離してしまっているのです。心がそれを望まないのです。
それは、怖れがあるからです。
この怖れの本質は、「不安」です。
自分の存在が失われるかもしれないという不安が、怖れとなって現れるのです。
この不安は、依存とか執着になって現れることも多いです。
彼に嫌われるのではという不安から、彼の言いなりになってしまう。ときには暴力を受けても、彼を許そうとしてしまう。
彼に対して依存しているのです。彼と歩む人生に執着しているのです。
しかしこの不安を抱えていると、自分らしく生きることができません。
悪の道(=自分らしくない生き方)に引きずり込んでしまう悪魔の正体は、この心の不安なのです。
ですからこの不安を取り除くことが、完全に自分らしく生きるために欠かせないことなのです。
まずは不安という名の悪魔がいることを、理屈で理解しましょう。そこがスタートです。
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