ジョセフ・マーフィーの本を読んだのも、2つ目の大学に入ってからでした。
潜在意識というものは知っていましたが、それを具体的に活用するレベルで教えてくれる本です。
これは「眠りながら成功する」ですが、他にも「眠りながら巨富を得る」など、何冊もの本が出版されています。
たしか私は、5〜6冊は買ったと思います。
私が中学生のころ、睡眠学習器というものが流行りました。睡眠学習枕とも言います。
つまり、枕にカセットテープがセットしてあって、眠り始めの頃にカセットテープを聞くことで、英単語などを記憶するという仕組みです。
ともかく記憶力が低くて、英語や社会などの記憶科目に苦労した私は、親にねだって買ってもらったのです。
これで勉強すれば、簡単に記憶できるから、試験の成績も上がると言って。
結果は、まったく効果ありませんでしたけどね。
ただそのとき、私には効果がなかったものの、理論的にはそういうことも言えるのかなと思っていました。
そしてこの潜在意識の本です。
潜在意識というのは宇宙の根源につながっていて、そこに落とし込まれた考えは現実になる、というものです。
眠っている間は顕在意識による判断が働かないから、潜在意識に思考が届きやすい。だから夢が実現すると言うのです。
こんな楽な成功方法があるならいいなと思い、何冊も買って、いろいろやってみました。
その結果は、まったく効果がありませんでした。(笑)
それなのにこの本を勧めるのは、もちろん理由があります。
この思考が現実化するという理論は、今では多くの人が言っています。
特に最近話題になった「引き寄せの法則」だったり「ザ・シークレット」なども、まさにそうではありませんか。
なぜ思考は現実化するのか?なぜ現実化しない思考があるのか?
そのことを考える上で、ジョセフ・マーフィーの本は、とても役立つと思うのです。
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