「ちぇっ、ツイてないなあ。」
思い通りにならないことで、それを不運だと嘆く言葉。使う人が多いと思います。
でも、こういう言葉を使っている限り、運が良くはなりません。
このことは、「引き寄せの法則」とか「潜在意識の利用」など、多くの人が言っています。
「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の五日市さんもそうですし、斎藤一人さんもそう言われてますね。
とは言っても、それをなかなか変えられないという悩みもあると思います。
わかっちゃいるけどやめられない。
無意識に言ってしまうのですから、気がついたときはもう遅いという理由です。
こんなとき、どうしたら良いと思いますか?
五日市さんは、「キャンセル」と言えば、前言を撤回できると言います。
「ちぇっ、ツイてないな。あっ、いけない。今のはキャンセル。ツイてる、ツイてる。」
という感じで言葉にするのです。
他には、「と、よく言ってたものだが、それは違うよな。」みたいに言う方法もありますね。
「ちぇっ、ツイてないな。と、よく言ってたものだが、それは違うよな。本当はツイているんだよ。」
というように言い足します。
私は、どんな方法でも良いと思っています。ともかく、言ってしまった事実は取り消せないのですから。
だからその都度、考え方を改めるようにすれば良いと思います。
「ちぇっ、ツイてないな。...あ、また言っちゃった。オレってダメだなあ。」
と言ったあとでもかまいません。
「そうそう、その都度、考え方を変えるんだったな。ツイてないと決めつけずに、その出来事を良いことと考えてみよう。」
そう思った時に使える魔法の言葉があります。それがこの言葉です。
「それはちょうど良い。」
予期せぬ出来事が起きた時、とりあえずこう言ってみるのです。
何がちょうど良いのか、考えてから言うのではありません。
まずそう言うのです。
そうすると人間の脳は、フルスピードでその答を探しに行きます。
だからあとは安心して、脳に任せておけば良いのです。
たとえば、彼女とデートの待ち合わせをしていたとき、急に来れなくなったとメールが入ったとしましょう。
そういうこき、この魔法の言葉を言ってみるのです。
「それはちょうど良い。」
するとあなたの脳は、その答を見つけてくるでしょう。
「雨が降りそうだったんだよな。降りだす前に帰れそうだ。」
「この近くに行ってみたいと思っていた店があったんだ。彼女と一緒じゃ行けないところだから、そこへ行ってみようか。」
「時間ができたから、本でも読もうか。読めずに置いていた本があったから。」
どんな答が出てくるか、それはわかりません。人それぞれですからね。
でも、どんな出来事にも「それはちょうど良い。」と言える一面があるのです。
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