「いやあ、今日はいい天気だなあ。気持ちいいなあ。」
こういう日は、なんだかウキウキしてきますよね。
一方で、雨が降っているとどうでしょう?
「なんだ、また雨かよ。本当によく降るなあ。駅まで歩くのに、また濡れちゃうよ。嫌だなあ。」
こういう日は、気持ちも沈みがちです。
でも、考えてみてください。
天気そのものに、良いとか悪いなどというものがあるでしょうか?
良いと決めているのは自分です。悪いと決めたのも自分です。
その証拠に、雨の天気を悪い天気と思う人がいる一方で、雨を喜ぶ人もいます。
「いやあ、よく降ってくれて助かるなあ。これで畑の作物も、よく成長するぞ。」
「雨が降るとホコリが舞わないから助かるわ。ホコリっぽいと呼吸が苦しくなるから。」
今朝の天気を、まずは「良い」と決めましょう。
そうすれば、「良い」を説明するための理由が思い浮かぶはずです。
出来事を良いと言って喜ぶか、それとも悪いと言って嫌な気分になるかは、それぞれの人が決めることです。
そのことを自分に言い聞かせ、身体に覚え込ませるのです。
それにはまず、天気を良いと決めて、それを喜ぶことがよい訓練になります。
因みに今朝のバンコクは曇りでした。
「よく曇ってるなあ。助かるよ、日差しが直接当たらないと暑くなくて済むから。」
私はそう言って、ウキウキしながら家を出たのです。
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