2012年05月23日

出来事と感情のすき間

「えーっ、そんなことも知らないのー!?ばっかじゃない!?」

こんな風にバカにされて、傷ついた経験はありませんか?

私は、何度もあります。


そのとき、私はこう考えていました。

「あんな言い方はないだろう。頭に来る。」

バカにされたことで、腹を立てていたのです。


「バカにされた」という出来事が原因となって、「傷つく」とか「頭にくる」という感情が生じました。

そう、思い込んでいたのです。



でも、実際は違っていました。

出来事と感情の間にはすき間があり、直結はしていないのです。

そのすき間には価値観とか考え方というものが入っていて、それによって生じる感情が決まるのです。



この理屈を理解したことは、私にとって大きな転機となりました。

出来事が感情を決めるのではなく、考え方が感情を決めているのですから、考え方次第で感情を選択できるということになります。

傷つきたくない、腹を立てたくないと思っているなら、そうならないような考え方を選択すれば良いのです。


「バカにされた」という出来事を、違う考え方で捉えることです。

たとえば、「そういう言い方しかできないというのは、かわいそうなことだな。だって誰からも好かれないだろうから。」と考えることもできます。

そうすれば、生じる感情は怒りではなく、哀れみになります。

「そうか、こういう言い方をすると人を傷つけてしまうんだ。そのことを教えてもらってありがたい。」

こう考えれば、生じる感情は感謝になるでしょう。



「それはわかるけど、そう簡単に考え方を変えられないよ。」

そう言いたい気持ちはわかります。私もそうでしたから。

でもそれは、簡単には変えられないというだけで、絶対に変えられないわけではありませんよね?

どうして簡単には変えられないのか?

それがわかれば、変える方法もわかるでしょう。

それについては、また改めて書くことにします。


まずは、出来事と感情の間にはすき間があって、そこに考え方が入っているということを理解しましょう。

これを理解することが、幸せ実践の第一歩となるのです。




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posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 18:49 | Comment(0) | 幸せの公式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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