こんな風にバカにされて、傷ついた経験はありませんか?
私は、何度もあります。
そのとき、私はこう考えていました。
「あんな言い方はないだろう。頭に来る。」
バカにされたことで、腹を立てていたのです。
「バカにされた」という出来事が原因となって、「傷つく」とか「頭にくる」という感情が生じました。
そう、思い込んでいたのです。
でも、実際は違っていました。
出来事と感情の間にはすき間があり、直結はしていないのです。
そのすき間には価値観とか考え方というものが入っていて、それによって生じる感情が決まるのです。
この理屈を理解したことは、私にとって大きな転機となりました。
出来事が感情を決めるのではなく、考え方が感情を決めているのですから、考え方次第で感情を選択できるということになります。
傷つきたくない、腹を立てたくないと思っているなら、そうならないような考え方を選択すれば良いのです。
「バカにされた」という出来事を、違う考え方で捉えることです。
たとえば、「そういう言い方しかできないというのは、かわいそうなことだな。だって誰からも好かれないだろうから。」と考えることもできます。
そうすれば、生じる感情は怒りではなく、哀れみになります。
「そうか、こういう言い方をすると人を傷つけてしまうんだ。そのことを教えてもらってありがたい。」
こう考えれば、生じる感情は感謝になるでしょう。
「それはわかるけど、そう簡単に考え方を変えられないよ。」
そう言いたい気持ちはわかります。私もそうでしたから。
でもそれは、簡単には変えられないというだけで、絶対に変えられないわけではありませんよね?
どうして簡単には変えられないのか?
それがわかれば、変える方法もわかるでしょう。
それについては、また改めて書くことにします。
まずは、出来事と感情の間にはすき間があって、そこに考え方が入っているということを理解しましょう。
これを理解することが、幸せ実践の第一歩となるのです。
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