他の言葉で言うと、自己受容とか自己承認、自己肯定というものです。
もっとわかりやすく平易な言葉で言うと、「今のままでいいんだよ」「そのままで、とても素晴らしいよ」などと、自分に言い聞かせることです。
このように、自分を愛することがとても重要です。その理由は2つあります。
まず1つ目は、自己の存在が安定するからです。
自分が自分を受け入れていないと、自分の存在にたいして不安になります。
その不安を払拭しようとして、他人からの評価や愛を求めるようになります。
でも他人というのは、自分の思い通りにはならないもの。
したがって、得られる評価や愛は不安定になります。
すると、自分の存在に対して安心感を得られず、さらに他人に頼るようになるのです。これを依存と言います。
そうならないためには、自分で自分の存在を認めることが大切なのです。
もう1つの理由は、自分という存在は、本当に愛すべき存在だからです。
多くの人は、自分は大した人間じゃないと言います。
それはそうかもしれませんが、それと愛すべき素晴らしい存在かどうかというのは、別次元の問題です。
そこを混同してしまうため、何か他人から評価されるようなことをしないと、存在意義がないと思ってしまうのです。
人は、何をしようとしまいと関係なく、素晴らしい存在です。愛すべき存在なのです。
どうしてそう言えるのかは、また改めて話をさせていただきます。
「鏡のワーク」は、自分を愛するための手法として、とても効果的なものだと思います。
元々はそういう意図で始めたわけではありませんが、やってみた結果、そう思うようになりました。
自分で自分を愛することができるようになると、他人からの愛を必要としなくなります。
「愛されれば嬉しいけれど、別に愛されなくてもかまわない。」
そう感じるようになると、自由になります。
自由になると、幸せを感じます。
幸せを感じると、自分らしく生きられるようになるのです。
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