2018年04月20日

蓮の実を食べました

昨日(2018年4月19日)のことを書きます。

いつも通りに5時に起き、開店準備をしました。
春はあけぼのですね。

明け方の空

雲のないきれいな空が広がっていました。
気温は23度と涼しい朝です。

朝の気温

ソンクラーン中は暑くて、まさにタイの夏という感じでしたが、その後また涼しくなっちゃいました。
今年の夏は、もう終わりでしょうか。


お店の看板(メニュー)を書き換えました。

書き換えた看板

ソムタムにも種類があるし、それ以外もあるので、個別ではなく一般的な名前にしました。
それと、ルークチントート、BBQ、フレンチフライ、ガイポップの4つも載せました。(かき氷がないな。)


この日、義兄がサムイ島から戻ってきました。
ソンクラーン中もサムイ島のイサン料理屋は営業しているので、交代でないと休めません。
それで、ソンクラーンが終わったこの時期に帰省となったのです。

これで、ここにあったロットガバ(ピックアップトラック)は義兄の手に渡ります。
まあ、またいつか、必要になった時には手に入ることでしょう。


妻が、不思議なものを持ってきました。

蓮の実

わかりますか?
蓮の実です。
蓮の花の後に残っている部分。ここに実があるんですね。

ぶよぶよとスポンジのような感じがする漏斗(じょうご)状のものの中に、どんぐりのような実が入っています。

どんぐりのような実

この薄黄緑色した皮を剥くと、中に白い実が入っています。

皮を剥いたところ

この白い実をそのまま食べることができます。


で、食べてみました。
味は・・・強いて言えば、じゃっかん火が通っていないピーナッツ。

う〜ん、美味しい・・・とは言えませんが、まあ食べられます。
2粒食べて、後はやめました。


昨日は、それほどお客さんも多くなかったのですが、夕方に親戚一家が来て買ってくれたりして、売上は約700バーツありました。
始めた当初は、500バーツあればよく売れた方だったので、売上は着実に伸びてますね。
 
タグ: メニュー
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 12:30 | Comment(0) | ├ タイの田舎・イサン地方暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月21日

秘密基地を作っています

子どものころ、秘密基地を作って遊んだことがありませんか?
最近の子どもは、そういう遊びをしないのかな。

廃墟の一部だったり、洞穴や大きな樹の根本だったり、ともかくちょっと囲われた雰囲気があればそれでいいんです。
あとは想像力をたくましくして、ここが司令室だとか、出入り口だとか・・・。

でも、実際は完全な要塞にはなっていないので、どこからでも出入りできちゃうんですよね。
そうすると、「お前、ちゃんと出入り口を通って出ろよ!」とヒンシュクを買ったりします。(笑)


そんな子どものころのような秘密基地を、今、作っています。
と言っても、本当はただのお店ですけどね。

揚げたり焼いたりするお店なのですが、最近子どもたちが慣れてきて、店の中に平気で侵入します。
危険だし、お金など貴重品も置いてあるし、1人で店番の時は気が気じゃありません。

それで、お店に侵入できないようにしたのです。


お店の中から見て、まずは左側の壁を作りました。

左側の壁

と言っても、前方のルークチンを陳列するケースから始まって、調理用のコンロなどがずらっと並んだその後ろに、アイスBOXを2つ並べて置いて、店に入れないようにしました。

アイスBOX1つは、氷屋さんから借りたものです。
毎日のように買っていると、借りることもできるんですね。


次に、右側の客席と調理場の間に仕切りを作りました。

右側の壁

はい、ただの自転車です。
壊れた自転車を、柱と柱の間に針金で縛り付けて、仕切りにしました。

もちろんこれで完全にシャットアウトできるわけではありませんが、近道で侵入するのを防いでいるので、心理的に侵入しづらくなっています。

できれば左側のコンロの前をトタン板でふさぎ、上からビニールシートを垂らして雨除けにしたいと思っています。
そうすれば風除け、雨除け、子ども除け(笑)が完璧です。


店の前から見ると、それほど変化はありませんが、看板の位置も変えています。

店の正面から

ホワイトボードの看板を向かって左側に付け、それまで付けてあった印刷したものを右側に移動しました。
ホワイトボードの表記も変わりました。

ホワイトボードの表記

「ส้มตำ(ソムタム:パパイヤサラダ)」
「ตำซ่ัว(タムスア:素麺入りのソムタムのようなサラダ)」
「ตำป่า(タムパー:タケノコなど様々な具材が入ったソムタムのようなサラダ)」


なお、ソムタム以外の訳は、妻から聞いたものを書いただけで、本当かどうかは知りません。
「ソムタムのような」と書いたのは、味付けは同じですが、材料が必ずしもパパイヤ(มะละกอ:マラコー)ではないからです。

日本人からすると、みんなソムタムでもいいような感じですけどね。
タイ人にはそれなりのこだわりがあるのでしょう。


さて、前の日にアップできなかった朝の空を載せておきます。

朝の空

今日は忙しくて、ちょうどよい時間帯にカメラを構えられませんでした。

今日は気温が36度まで上がるそうですが、明日から3日間はまた38度を超える予報です。
少し風が吹いてくれるといいんですけどね。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 14:53 | Comment(0) | ├ タイの田舎・イサン地方暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月22日

オケラだってありまっせ

今、世界中で虫食が注目されてます!
というようなニュースがありましたね。

日本ではあまり一般的ではない虫食ですが、世界ではけっこう食べているところがあるようです。

かくいうタイも、虫は豊富です。
有名なのはタカテーン(ตั๊กแตน:バッタ)ですが、塩コショウの効いた素揚げがビールのつまみに合います。

それと同じようなのが、チンリート(จิ้งหรีด:コオロギ)です。
他にはサナギやタガメのようなのもありました。


今回、初めて食べたのがグラチョーン(กระชอน:オケラ)です。

オケラの素揚げ

最初は何だかよくわからず、またチンリートかなと思ってつまんでみたら、違ってました。
このいかつい格好は、間違いなく田んぼでよく見たオケラですね。

オケラでした

食べた感じは、タカテーンやチンリートと大して変わりません。
要は揚げた油と味付けの塩コショウなどの味ですから。

3つ4つ食べてみました。
食べられないことはありませんが、好んでたくさん食べたいとも思えず、そのくらいにしておきました。

以前、妻がたくさん虫を食べた後、まぶたが腫れたことが2度3度あったので。
妻は、揚げ油が悪いのだと言いますが、どうなんでしょうね。


話変わって、妻の実家の前には、お義母さんが作られた花壇があります。
これがなかなか素晴らしいので紹介しておきましょう。

家の前の花壇

家の前に、門に相当する大きな木の柱があります。
その周りを花(ดอกไม้:ドックマーイ)で飾っているのです。

黄色い花をメインに、赤色の花もありますね。
私が名前を知っているのはヒマワリだけですが。(汗)
写真でご覧ください。

花壇の花

花壇の花

花壇の花

花壇の花

花壇の花

こういう花が近くにあると、それだけで癒されます。
自然というのは、本当に美しいものですね。

 

明けて今朝、空の写真を撮ってみました。

どんよりと曇った空

全体がどんよりと曇っていて、ひょっとしたら降るかもと思わせる空でした。

しかしその後、おひさまが顔を出したようで、気温が上がってきました。
上空に薄い雲がかかっていて、すっきりとした青空ではありませんけどね。

予報では、今日から3日間は38度を超える猛暑になるとのこと。
9時現在、すでに31度となっています。


昨日は、また1,000バーツを越える売上でした。
30バーツのソムタム系が10以上売れるなど、客単価が上がってきたように思います。

当初は、1人ルークチン1〜3本という20バーツ以下が主流だったのですけどね。
なーんだ、みんなお金持ってるじゃん。もっと使ってね。(笑)
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 11:18 | Comment(0) | ├ タイの田舎・イサン地方暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月23日

何がなくても夏は来る

昨日は、とても暑い一日でした。

最高気温は36度と、ものすごく高いわけではないのですが、風があまりなくムッとした空気でした。
15時くらいから17時くらいまでが最高気温の時間帯です。

15時の気温

日本だと普通、14時から15時くらいが一番暑いと思います。
しかしタイでは、17時という日が傾きかけるまでずっと暑いのです。


今朝も5時に起きて、開店準備をしました。
ところがなぜか妻は4時半に起き、さっさと開店準備を始めました。

何があったのかまったくわかりません。
でも、私は私ですから、いつも通りに5時に起きて行ったら、ほとんど終わってました。

妻にいったい何があったのか?
触らぬ神に祟りなしですから、触れないでおきましょう。


と言うことで、ゆっくりと空の写真を撮れました。

今朝の空

これが、5:23くらいの東の空ですね。
昨日のようなはっきりとした曇ではなく、やや霞がかかったような空です。


その後、開店準備が終わったので、定位置でスタンバイしましたよ。

店の中の定位置で

PCを開いて立ち上げたところで、5:43でした。
ちょうどいい並びですね。


その後、定位置を移動しました。
ここだと縁台に座る形になるため、腰が痛くなるのです。

それで横向きにして、椅子に座るようにしました。
お客さん用の椅子だったのですが、とりあえず使わせていただきます。


朝10時くらいには、気温はすでに34度に達していました。

10時の気温

今日も暑くなりそうな予感がたっぷりです。

予想通り、15時辺りから最高気温に達しました。
そして17時くらいまで、最高気温の時間帯です。

16時の気温

この日の最高気温は、瞬間的には38度に達したようです。


明日の予想も、最高が38度になっていますね。
明後日からはぐっと下がって、また過ごしやすくなりそうです。

3月くらいから5月か6月の雨季が始まるまで、タイでは乾季の中でも暑季と呼んで、分ける場合があります。
今はまさにタイの夏、真夏なのです。
 

タグ: 最高気温
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 19:43 | Comment(0) | ├ タイの田舎・イサン地方暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月24日

真夏日を乗り越えろ!

ここのところ暑い日が続いていますが、それも今日でいったん終わりのようです。
明日からは雨とともに気温が少し下がるという予報ですので。

今日を乗り切れば・・・と思うと、少しホッとします。

朝の空

今朝も妻が4時半過ぎに起きて、さっさと開店準備を始めたため、5時に起きた私はのんびりできました。
少し黒い雲が浮かんでいますが、清々しい朝の天気です。


隣の家の前に、荷車をつけたトラクターが置いてありました。

トラクター

そう珍しいものでもありませんが、都会にいるとほとんど見ないでしょうねぇ。

この家も親戚です。
この家と妻の実家の間が中庭のようになっていて、そこに東屋が建っています。

東屋とマンゴーの木

以前はここにみんな集まって、食事をしていたのですけどね。
最近は店の中に置いた縁台に集まるようになっちゃいました。

この東屋はけっこう古いものらしく、ソンクラーン前くらいに屋根の葺き替えをしていました。
後ろにある大きなマンゴーの樹が、ここのシンボルになっています。


昨日の記事に書いた私の定位置の変更ですが、わかるように写真を撮ってみました。

店の中の定位置

店の裏口にあたる場所から撮ってみました。

これまでは、縁台に腰掛けて店の正面方向に向かっていました。
そうすると腰が痛くなるので、今は椅子に座って、横向きになっています。

昨日はこれで過ごしましたが、腰の負担がぜんぜん違いますね。
だんだん快適になって行きます。


この定位置からぐるっと、朝の様子を動画に撮ってみました。



おそらく集落全体に何かを伝えるためのスピーカーからでしょうけど、モーラムの曲が流れています。
のどかな田舎の朝です。


朝、6時半ですが、気温はまだ27度です。
今日は38度まで上がる予報ですね。

今朝の気温

明日からしばらくは、雨が降って気温が少し下がる予報ですが、まさかもう雨季ではないですよね?
通常、雨季の始まりは5月下旬から6月です。

まあ天候不順が例年のことになっているので、4月末から雨季なんてことがあっても・・・なんてことはないですよね。
きっとお天気も、一時の気の迷いでしょう。

お店の縁台には、すでに扇風機がスタンバっています。
この記事を書いている9時前には、もうフルで回っています。だってもう気温は32度ですからね。


今朝は、こんな食事でした。

今朝の食事

これはわりと豪華な方です。
今朝、おかずを買いに行ったばかりですから。

手前右が豚肉の料理、右奥がガイヤーン(焼き鳥)でしょうか。
骨が多くて身はほとんどありませんが。

左側の2皿は、辛味噌のようなもの。
カオニァオ(もち米のご飯)をこれと一緒に食べると、それだけで充分という感じです。

和食で言うなら、梅干しなど漬物や、海苔の佃煮、ふりかけみたいな感じです。


これはもちろん、朝食だけのおかずではありませんよ。
昼食もこれを食べます。それが普通なのです。

それに、ここは食べ物屋ですから、売っているものも食べます。(笑)
長く置いて傷みそうなものは、自分で買って食べるんです。捨てるのはもったいないですから。

まあ、その売上が収入にもなるわけですから、他で買うより安いですけどね。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 11:30 | Comment(0) | ├ タイの田舎・イサン地方暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月25日

要塞化作戦、進行中!

昨日(2018年4月24日)までの3日間は、とても暑かったです。
昨夜も、かなり寝苦しかったですから。

しかし今朝は、気温も26度まで下がりました。
涼しいとまではいきませんが、かなり快適です。

今朝の気温

朝の空もきれいに撮れました。

今日の朝の空

明け方の、これから明るくなっていくぞー!という時の朝の空が大好きです。
これを見ると、何だかホッとするんですよね。


このブログを書いている9時過ぎ、まだ30度でした。
昨日までは32〜34度もありましたからね。

天気予報を見ると、どうやら夕方から明日にかけて雨になるようです。
タイの天気予報はあまり当たらないのですが、さてどうなることでしょう。

 

さて、そんな暑い中ですが、昨日、お店(秘密基地)の要塞化作戦が1つ進みました。

店の側面のトタン板

お店の横を、出入りできないようにしてはありましたが、まだ完璧ではありませんでした。
それを、妻がどこからか見つけてきた金網とトタン板で、完全に塞ぎました。

適当に見つけてきたものなので、長さとか合っていません。
足りないところはそのままに、針金ハンガーを解体して柱にくくりつけました。


店の正面から見たところです。

正面から見た側面の壁

前の方は、トタン板がなく、金網だけになっています。
でもこれで、側面の柱の間から子どもが入ってくることがなくなります。


中から見ると、こんな感じです。

鍋蓋もかけられます

トタン板は、風除け雨除けになっています。
本当はもう少し高さを抑えて、明かりをとりたかったところです。
しかし、雨の侵入を防ぐには、とりあえずこうしておくしかないでしょう。

鴨居からつるすための針金ハンガーの先端をフック状にして、鍋蓋がかけられるようにしました。
金網にはチャッカマンを挿しておくこともできます。


あとは、正面側の日除けと、コンロの上の空間に、いざという時の雨除けがほしいところです。

他には、まだ一部ある雨漏り対策、西日除け、仕切り代わりの自転車に造花を飾る、くらいでしょうか。
だんだんと秘密基地が完成していく感じです。(笑)
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 12:17 | Comment(0) | ├ タイの田舎・イサン地方暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月26日

お店ばかりか畑も作ります

昨日、お昼ぐらいに家の後ろの方で何やら作業する音が聞こえました。
重機を動かしている感じです。

覗いてみると・・・

重機で土を均す

小さなブルドーザーがいました。(笑)

ときおり聞こえた大きな音は、ダンプが土を降ろした時の音でしょう。
その後を、ブルで均(なら)しているのです。

重機で土を均す

それにしてもいつの間に・・・。


実はその日の朝、妻から話があったのです。

ねえ、土を買わない?

以前から言われていたことです。
ここらへんの土は赤土で粘土質ですから、固まると鍬(くわ)がまったく入らないほどカチカチに固まります。
ですから新たに土を買って、畑にしたいようなのです。

私はその提案を断っていました。
理由は、今ある土を土壌改良して、少しずつ畑を広げていきたかったからです。

まずはさつまいもを植えて、痩せた土地を徐々に肥沃な土地にしていく。
そのために、有機物を土にすき込んでいく。
そんな自然農法をやりたかったのです。

しかし、妻は私の思いにはマイソンチャイ(無関心)です。(泣)
自分がやりたいと思うことをやるだけ。
私が買ってきたさつまいも(種芋用)は、そのまま捨て置かれていました。


この日も、私は断ろうかと思いました。
しかし、何を言っても聞かないのが妻ですから、妥協策を提案しました。

・私が出すのは1万バーツまで。
・畑は無農薬無化学肥料でやること。


この提案を、妻はあっさり否定しました。
冗談じゃないわ。ここは他とは違うの。無農薬なんかでできるわけないじゃないの!


というようなことがあって、いったんは妻の提案を断りました。
しかし、また妻がしつこく言ってくるので、妻に1万バーツを貸し、私が1万バーツを出して、合計2万バーツで土を買って整地することにしたのです。


それから2時間も経っていないと思います。
気がついたら、すでに土の運び入れと整地が始まっていたというわけです。

何という行動の早さ!
もはや驚きを超えて呆れるとしか言いようがありません。


その日の午後、隣のおじさんが、バナナを一房くれました。

おじさんからもらったバナナ

かなり熟れていて、甘いバナナでした。
こういうのが、あちこちでなっているんですよね。
タイの自然の豊かさを感じます。

 

明けて今朝、やはりまた重機の音が家の裏から聞こえます。

裏庭に広がる土

行ってみると、昨日よりかなり広い範囲に、高さ30cmくらいの土が広げられていました。
向こうの方には、まだ山になった土があります。
さらに広げるのか、それとも高くするのか・・・。

中庭にも土の山がありました。

中庭の土の山

中庭には、お義母さんが作っている小さな畑がすでにあるのですが、そういうのをもう1つ作るつもりでしょうか。
私には何の相談もないので、まったくわかりません。(泣)


今朝は、昨夜から断続的に降った雨が、まだ残っていました。
気温は24度とやや低めですが、風が吹いて肌寒かったです。

今朝の気温

久しぶりに作務衣の上を羽織りました。

今夜もまた雨が降るような予報ですが、どうなるでしょうか。
明日の夕方はバンコクに行くために出立するので、その時は降ってほしくないなぁ。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 18:04 | Comment(0) | ├ タイの田舎・イサン地方暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月27日

妻の実家の裏庭探索

昨日で、裏庭の整地が終わったようです。
本当にあっという間ですね。

以前にお見せしたゴミ焼き場も鶏の餌場も、すべて土の下になってしまいました。
新たなゴミ捨て場を決めていないため、昨日はゴミを捨てられず、ゴミ箱の中に残したままとなりました。
こういう先を考えないところは、いかにもタイ人らしいです。


さて、今朝もまた穏やかな天気でした。
気温は23度まで下がったようですが、風がほとんどないので、涼しい朝になっています。

朝の空

あけぼのの空は、どんよりと曇っていました。
しかし日が昇ると、それほど厚くない雲なのか、強い日差しが降り注ぐようになりました。

9時現在、28度になっていますが、直射日光が痛いです。


そこで、整地が終わった裏庭を探索してみました。

裏庭の様子

整地されたところをさらに奥まで進み、家の方に向かって撮影してみました。
およそ10m×40mくらいの広さが新しい土で埋もれています。

裏の道から見た裏庭

実家の表は集落のメイン通りに面していますが、裏側は裏の道に面しています。
その裏の道から裏庭を見てみました。

さすがにサッカーグランドは入りませんが、テニスコートくらい入りそうな広さですね。


この裏庭の周りには、様々な樹があります。
中庭の側に回るようにして、その様子を撮影してみましたので、ご覧ください。

マンゴーの木

まずは、このあたりには非常に多いマンゴーの樹です。タイ語ではマムアンと言います。
マンゴーの実がなっているので、わかりやすいかと思います。(私はまだ樹だけ見てもよくわかりません。(汗))

このマンゴーの樹に、赤アリがよく巣を作ります。

アカ蟻の巣

わかりやすく赤丸をつけてみました。
私も初めてぶらさがっている巣を見ましたが、こんな感じなのですね。

巣の周りには、それを守るかのように赤アリがうようよいました。


裏庭の木々

何の樹かわかりませんが、けっこう背の高い木ですね。

ヤシの木

実家のすぐ裏辺りには、ヤシの木もありました。

焼け焦げた樹

これも何の樹かわかりませんが、隣の家との境に立っている樹です。
幹の部分がひどく焦げています。おそらくこの樹の前でゴミなど燃やしたのでしょう。

バナナの木など

整地された部分の中ほどに、バナナの木があります。
その向こうに2本立つ樹は、この葉っぱでよく飾り物を作ります。名前は知りませんが。


最後に、実家の裏側を撮影してみました。

実家の裏手

こんな感じで樹に覆われています。

それにしても、広い敷地だなぁ。
おそらくここに一族が住み始めた時は、土地代なんて二束三文だったのでしょうね。

中庭と合わせると、およそ80m×30mくらいはありそうです。
両隣と奥の親戚も含めると、80m×60mくらいの広さです。

日本からすると羨ましい限りでしょうけどね。
この辺り(街は除いて)では、だいたいこのくらいの敷地面積があるようです。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 11:46 | Comment(0) | ├ タイの田舎・イサン地方暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月30日

これでいいのだ



赤塚不二夫さんの本を読みました。サブタイトルが「赤塚不二夫自叙伝」とあるように、これは赤塚さんの自伝です。メンターの吉江さんが紹介していたので、読んでみたくなって買いました。

赤塚さんのマンガはよく読みましたが、自伝があることは知りませんでした。赤塚さんのマンガ、特に「天才バカボン」は、非常に示唆に富んだ内容です。子どものころはただ笑うだけでしたが、そこに深い意味があると感じたのは、大人になってからでした。

この自伝のタイトルは、バカボンのパパの名セリフ、「これでいいのだ〜!」から来ています。これは、生き方としてとても重要なことを教えてくれます。ですから、この幸せ実践塾でも、何度も紹介しています。前に書いた記事、「これでいいのだー!」でもこのセリフを紹介しました。


ではさっそく、一部を引用しながら内容を紹介しましょう。

また、かあちゃんやぼくがよくおやじに言われたのは、
「中国人から絶対ものをもらってはいけない!」
 という命令だった。
 当時、日本人の大人も子供も中国人に対して多かれ少なかれ優越感を持ち、こちらが欲しいものは相手の気持と関係なくもらって当然、という風潮があった。他国や他民族を侵略するということは、末端の人間の気持にも無意識にこういう傲(おご)りを持たせるものだと思う。
」(p.16 - 17)

赤塚さんの一家は、満州で暮らしていたのですね。そんな中でお父様は、中国人を下に見ない生き方をされていたようです。


砦には時々、さまざまな物資を積んだトラックが到着した。おやじはその物資をよく村人に分けていた。
「敵も味方も同じ人間じゃないか」
 何か見返りを期待したわけではない、こちらに真心さえあればそれは必ず相手に通じるはずだ−−これがおやじの人間感だった。
」(p.18 - 19)

分け隔てなく憐れみの思いを持つ。そういうお父様の生き方が、その後、家族が無事に帰国できる遠因になった、と赤塚さんは思っておられるようです。


天才バカボンのパパがよく口にする”これでいいのだ”は、ぼくのおやじの生き方と共通するものがある。果たして”これでいいのだ”という人生をおやじは生きたかどうかはわからないが、少なくともそういえるような生き方を目指したことはたしかだと思う。」(p.20)

バカボンのパパの名セリフは、赤塚さんのお父様の生き方であったようです。それと共に、赤塚さん自身の生き方でもあったように思います。


このごろよく思うのだが、最近の身体障害者への社会の対応のしかたには疑問を感じる。彼らだってハンデを背負ってるなら背負ってるなりに、頑張ろうという気持を持っているはずだ。なにかっていうとすぐに施設へ入れたり隔離したりするのは問題だと思う。」(p.89)

赤塚さんは、ご自身の子どものころの体験から、こういうことを言われています。私も同感です。隔離して見えないようにするのではなく、一緒に暮らすことが大事だと思うからです。

私たちは健常者だけの存在ではなく、いろいろな人がいて「ひとつの社会」だからです。障害者はいない方がいい(暮らしやすい)という価値観の社会では、本当の意味では健全になれないと思うのです。


赤塚ギャグは、人生の教科書だ。馬鹿が馬鹿と戦う漫画だ。馬鹿くらべ。本当に面白くて、タメになる漫画だ。
 それは、赤塚不二夫が筋金入りの馬鹿だったから描けた作品だと思う。
 くだらない漫画をひたすら描き続ける情熱、これは馬鹿にしかできないこと。赤塚だからできたこと。
」(p.220)

この自伝に寄せた武居俊樹さんの言葉です。赤塚さんの作品を絶賛する声は、井上ひさしさん、三島由紀夫さん、大江健三郎さんなど、多くのモノを書く方々から上がっているそうです。

テレビで大活躍しているタモリさんを見出し、育てたのも赤塚さんでした。多くの人が赤塚さんと出会い、才能を開花させたようです。そういう人間的な魅力が、赤塚さんにはあったのだと思います。


これでいいのだ
 

posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 15:33 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

●コメントを書く前に、こちらのコメント掲載の指針をお読みください。

ランキングに登録しています。面白かったらボタンをポチッと押してね。
↓↓↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ