バンコクからロットガバ(ピックアップトラック)で引越してきた翌日、つまり移住1日目ですが、さっそく仕事をしました。
それは、家の前にお店を造ることです。
すでに、妻が骨組みと屋根を少し造っていました。
なのでその後の屋根を造っただけなのですけどね。
家の前の村の真ん中を走る道路に面して、茅葺屋根の東屋を建てます。
丸木を釘でつないだだけの簡単なもの。屋根の梁には竹も使っています。
そこに、屋根材を載せて竹紐やビニール紐でくくりつけていきます。
まず、その屋根材を買いに行きました。
妻の親戚の家が内職程度にやっているようで、合計で40枚くらい買ったでしょうか。
総額200バーツ(約600円)でした。
その途中で警察の検問にあい、200バーツの罰金を取られました。
私は何もミスしていないのですが、助手席の妻がシートベルトをしてなかったので。
日本の車なら、助手席も含めてシートベルトの警告灯が点くのですが、こっちのトヨタ車は点かないのですね。
まったく気づきませんでしたよ。
それをロットガバに積んで持ち帰り、屋根に載せていきます。
全部を載せたところで、あと1列足りませんでした。
もう1回買いに行くのかと思ったら、近くで3枚ほど買ってきました。
いろいろなところで作っているようです。
これを載せて、中央部にどこから持ってきたのか知りませんがトタン板を載せました。
トタン板が風で飛ばないようにするのにどうするのかと思ったら、なんと木をゴム紐でつないでヌンチャクのようにして、それを屋根の上に振り分けて置いただけでした。
おいおい、これじゃ台風が来たら吹っ飛んじゃうよ。
まあ、地震も台風もないのがタイですからね。
とは言え、たまにパユと呼ばれる低気圧が来て、強い風が吹くこともありますけどね。
ともあれ、これでお店となる東屋は完成です。
「え、こんなんで!?」
と思われるかもしれませんが、いいんです、こんなんで。(笑)
ここで何を売るのか、私もよくわかりません。
食材を入れる容器とか、簡易テーブルと椅子なども買いました。
おそらく、ルークチンと呼ばれる豚肉などで作ったつみれを仕入れて、それを焼いて売るのだと思います。
私にも何か日本食を作れと言われていましたが、何がいいのでしょうかね?
カレーライスは得意なのですが、妻がカレーの臭いが嫌いなのです。
送別会で友人が作ってくれた「あんばやし(富山のコンニャク田楽)はどうかと思い、コンニャクを持ってきました。
もしこれがOKとなった場合、コンニャクをどこで仕入れるかが問題ですね。
バンコクのスーパーなら、ほとんどどこでも置いてありますが、この近くの大きなスーパーは40km離れてますから。
妻の実家は、家は大きいですが、バンコクのように基本的なインフラが整っていません。
水道も電気も、止まってしまうことも多く、そのため水はかめに貯めて使います。
このかめの水を汲んで手を洗ったり、シャワーを浴びたり、食器を洗ったりするのです。
プロパンガスは使っていますが、やはり高価なのか、炭を使って調理することも多いです。
日本ならバーベキューを炭火で焼くことがレジャー感覚なのでしょうけど、こっちはそれが生活なのです。
そんな田舎の1日が終わり、今日(2018年3月1日)は、田舎暮らし2日目になります。
引越荷物の梱包を解き、整理しているところです。
幸い、データ通信ができるので、インターネットにつながれるのが良かったです。
これで、タイのド田舎にいても、世界中とつながれます。
もし、こんな田舎に遊びに行きたいという方がおられたら、招待しますよ。
自力で来ていただくことになりますが、来るまでの情報提供はします。
虫がいっぱいで、不便この上ないところですが、多少でも快適にと思われるのでしたら、近くのコテージ風のホテルを紹介します。
基本的には実費+私の作業代くらいですから、安いものですよ。
もしご希望があれば、ご連絡ください。
2018年03月01日
田舎暮らし2日目
2018年2月27日(火)の朝にバンコクを出発し、その日の17時半過ぎに妻の実家があるタイ東北部(イサン地方)に到着しました。
いよいよ妻の家族と一緒に、タイの田舎暮らしが始まります。
田舎暮らし初日(2月28日)は、家の前で食べ物を売る店を造りました。
すでに柱を立てて骨組みをし、屋根材も一部載せてありました。
屋根材の残りを買いに行き、それを載せて組み上げ、屋根の中央にトタン屋根を設置して終わりです。
2日目の今日(3月1日)は、まずは梱包を解いて、住む場所を整理することから始まりました。
昨日の内に2階から降ろしておいた、使っていなかった洋服ダンスなどを仕切りにして、妻と私の寝室を作ります。
そこにもってきた服や、私の本などを入れました。
これでやっと、これまでのように暮らせる感じがしてきましたよ。
続いて、次の日曜日から始めるというお店のための仕入れに行きました。
売るのはルークチンと呼ばれる豚肉などのつみれやソーセージなどを揚げたもののようです。
ルークチン・トート(ルークチンの揚げ物)で、串1本5バーツくらいで売ります。
買ってきたのは、食材のルークチンなどの他、串、ビニール袋、輪ゴム、つけダレです。
これでだいたい1000バーツかかりました。
さて、これをいったい何日で売り切るのでしょうね?
まあでも、小規模の食べ物屋をやっていれば、余っても自分たちで食べられます。
私もそこで、あんばやし(富山のコンニャク田楽)でも売ろうかと思います。
もちろん私は、食べ物屋のおやじになるつもりはなく、メインはあくまでもレイキの施術、指導、それと日本語の指導です。
こちらで稼ぎながら暮らしていければと思っています。
屋根を葺いた材料のカットした部分などをまとめて、庭で焼きました。
こちらでは、基本的にゴミは焼いて始末します。したがって、ビニールの袋や紐なども焼きます。
瓶や缶、ペットボトルはリサイクルに出すようです。
日本も昔はこうだったようなぁと、懐かしく思いました。
食事の残りは犬にやり、野菜くずなどは畑に穴を掘って捨て、そのまま堆肥にしました。
日本も昔は・・・というのは、他の面でもあります。
それは、虫が多いことです。ハエや蚊を始めとして、小さい虫がたくさんいます。
シャワールーム(タイ語ではホンナーム)は虫だらけで、虫が飛び交う中で水を浴びるような感じです。
おかげで毎日何ヶ所も蚊に刺されています。
今日は、仏教上の重要な祭日で、学校もお休みだったようです。
甥っ子も、友だちと遊んでいました。
夜は、きれいな満月が見られました。
みんなで夕食を食べた後、妻が日本で買ってきたほうじ茶を飲みました。
なぜか喉が乾いていて、何度もお代りしましたよ。
妻や甥っ子と、しばし花札などのゲームをして過ごしました。
なんだかとても平和な一日でした。
いよいよ妻の家族と一緒に、タイの田舎暮らしが始まります。
田舎暮らし初日(2月28日)は、家の前で食べ物を売る店を造りました。
すでに柱を立てて骨組みをし、屋根材も一部載せてありました。
屋根材の残りを買いに行き、それを載せて組み上げ、屋根の中央にトタン屋根を設置して終わりです。
2日目の今日(3月1日)は、まずは梱包を解いて、住む場所を整理することから始まりました。
昨日の内に2階から降ろしておいた、使っていなかった洋服ダンスなどを仕切りにして、妻と私の寝室を作ります。
そこにもってきた服や、私の本などを入れました。
これでやっと、これまでのように暮らせる感じがしてきましたよ。
続いて、次の日曜日から始めるというお店のための仕入れに行きました。
売るのはルークチンと呼ばれる豚肉などのつみれやソーセージなどを揚げたもののようです。
ルークチン・トート(ルークチンの揚げ物)で、串1本5バーツくらいで売ります。
買ってきたのは、食材のルークチンなどの他、串、ビニール袋、輪ゴム、つけダレです。
これでだいたい1000バーツかかりました。
さて、これをいったい何日で売り切るのでしょうね?
まあでも、小規模の食べ物屋をやっていれば、余っても自分たちで食べられます。
私もそこで、あんばやし(富山のコンニャク田楽)でも売ろうかと思います。
もちろん私は、食べ物屋のおやじになるつもりはなく、メインはあくまでもレイキの施術、指導、それと日本語の指導です。
こちらで稼ぎながら暮らしていければと思っています。
屋根を葺いた材料のカットした部分などをまとめて、庭で焼きました。
こちらでは、基本的にゴミは焼いて始末します。したがって、ビニールの袋や紐なども焼きます。
瓶や缶、ペットボトルはリサイクルに出すようです。
日本も昔はこうだったようなぁと、懐かしく思いました。
食事の残りは犬にやり、野菜くずなどは畑に穴を掘って捨て、そのまま堆肥にしました。
日本も昔は・・・というのは、他の面でもあります。
それは、虫が多いことです。ハエや蚊を始めとして、小さい虫がたくさんいます。
シャワールーム(タイ語ではホンナーム)は虫だらけで、虫が飛び交う中で水を浴びるような感じです。
おかげで毎日何ヶ所も蚊に刺されています。
今日は、仏教上の重要な祭日で、学校もお休みだったようです。
甥っ子も、友だちと遊んでいました。
夜は、きれいな満月が見られました。
みんなで夕食を食べた後、妻が日本で買ってきたほうじ茶を飲みました。
なぜか喉が乾いていて、何度もお代りしましたよ。
妻や甥っ子と、しばし花札などのゲームをして過ごしました。
なんだかとても平和な一日でした。
2018年03月02日
宿泊はリゾートへ
今日(2018年3月2日)、リゾートという名の宿泊施設&レストランへ行ってきました。正式名称は「クロック・マーイ・リゾート」です。
近所の親戚が、ここに用事があると言うので、車に乗せて連れて行ったのです。実はこのリゾートも、妻の親戚が経営しています。
いずれ日本人のお客さんが来られた時も、ここを紹介しようと考えています。ちょうど良い機会ですので、リゾートを紹介しましょう。
→ リゾートの場所 (Google Map)
2096号線を走っている途中、右手にありますが、看板は少々見づらいかもしれません。
ウドンタニー本面からやってくると、リゾートの先に新たにガソリンスタンドを造っています。なので、だいたい近くまで来たら、このガソリンスタンドを目印にするといいでしょう。(手前のガソリンスタンドは廃業していました。単に休業かもしれませんが。しばらくは建物もあるでしょうから、ガソリンスタンドに挟まれた場所になります。)片側2車線の道路が、1車線になってすぐのあたりです。
入口を入ると、レストランがあります。完全にオープンエアです。右手が大部屋で、左手がコテージ風の個室(オープンエアですが)になっています。大部屋にはカラオケや演奏用の舞台もあります。
個室のコテージを横から見ると、こんな感じになります。
料理は、イサン料理がメインです。正式名は「クロック・マーイ・リゾート」ですから。クロック・マーイは、ソムタムなどを作る時に使われる木臼のことで、イサン料理には欠かせない道具です。(石臼や焼き物の臼も使われます。)
レストランの近くに駐車場があり、その先左手はカラオケルームになっています。一方、右手にはこんな立派なプールがあります。宿泊客でなくても、ここを利用できますよ。水着などの貸出もあるので、手ぶらで来ても大丈夫。
その先の右手には、情緒のあるコテージがありました。この周辺には、従業員のための宿泊施設や、オーナーさん(妻のおじさん)の家もあります。
その先に、宿泊施設があります。まずは外観が洋式のコテージです。
コテージの前には、木のテーブルと椅子があり、そこでビールを片手に雰囲気を味わうのも良さそうです。
その奥は、突き当りまで木製のコテージになっています。
コテージの前にはそれぞれ植物が植えてあり、入口付近が見えづらくなっています。プライバシーに考慮することと、森の中の一軒家をイメージしているのかもしれません。
この、洋式と木製のコテージ群の間にも、駐車場があります。ですから、コテージまで行って荷物を降ろした後、それほど移動しなくて済むようになっています。
プールからコテージ群までの間に、ひときわ大きな建物がありますが、これがオーナーさんの家です。かなり立派ですね。
その近くには、「クロック・マーイ・リゾート(ครกไม้ รีสอร์ท)」とタイ語で書かれた看板のあるコテージもありました。事務所か何かかと思います。
入口のレストランの近くですが、宿泊料金に関する看板がありました。これによれば、通常の宿泊は1泊400バーツ、VIPが500バーツ、一時的な利用が200バーツになっていますね。詳細は、直接施設へお尋ねください。
またレストランのところには、手書きの看板がありました。上部には、「クロック・マーイ・リゾート」と施設名が書かれています。最下部にあるのは、もし電話して連絡が取れなかったら、矢印(下)の方へ直接来てくれ、という依頼ですね。
妻の実家は、ここから約8kmほど離れた村の中にあります。
妻の実家にも寝る場所(オープンエアになります)はありますが、蚊やハエはいっぱいだし、トイレもシャワーも壊れていたり、古いものだったりするので、とても快適な場所とは言えません。
なので、もし私を訪ねて来られる人が泊まる場合は、ここを紹介したいと思っています。
◆主要な場所までの距離
・ノンカーイ県ラオスとの友好橋:105km (Google Map)
・ウドンタニー県空港:120km
・サコンナコーン県空港:120km
・タレーブアデーン(赤い蓮の海): 115km
・カムチャノート(浮島の聖地):37km (Google Map)
イサン地方北部を観光して回る拠点として連泊するのもよし、バンコク、コンケーン、ウドンタニー、ノンカーイと2号線を北上して、そこから東へ展開する時に1泊するもよし。
◆アクセス
・バンコクから、ウドンタニーまで飛行機、そこからロットゥーなどでバーンムアンまで。(交渉で途中のホテルでで降ろしてもらえます。)バーンムアンまで来たら、そこからトゥクトゥクまたはサムローでホテルへ。
ウドンタニーまでの飛行機は、スワンナプームからタイスマイル、ドンムアンからエアアジア、ノックエアが飛んでいます。(2018年3月現在)
・バンコク・モーチット2(北バスターミナル)から深夜バスで終点バーンムアンまで。そこからは上記と同様です。
近所の親戚が、ここに用事があると言うので、車に乗せて連れて行ったのです。実はこのリゾートも、妻の親戚が経営しています。
いずれ日本人のお客さんが来られた時も、ここを紹介しようと考えています。ちょうど良い機会ですので、リゾートを紹介しましょう。
→ リゾートの場所 (Google Map)
2096号線を走っている途中、右手にありますが、看板は少々見づらいかもしれません。
ウドンタニー本面からやってくると、リゾートの先に新たにガソリンスタンドを造っています。なので、だいたい近くまで来たら、このガソリンスタンドを目印にするといいでしょう。(手前のガソリンスタンドは廃業していました。単に休業かもしれませんが。しばらくは建物もあるでしょうから、ガソリンスタンドに挟まれた場所になります。)片側2車線の道路が、1車線になってすぐのあたりです。
入口を入ると、レストランがあります。完全にオープンエアです。右手が大部屋で、左手がコテージ風の個室(オープンエアですが)になっています。大部屋にはカラオケや演奏用の舞台もあります。
個室のコテージを横から見ると、こんな感じになります。
料理は、イサン料理がメインです。正式名は「クロック・マーイ・リゾート」ですから。クロック・マーイは、ソムタムなどを作る時に使われる木臼のことで、イサン料理には欠かせない道具です。(石臼や焼き物の臼も使われます。)
レストランの近くに駐車場があり、その先左手はカラオケルームになっています。一方、右手にはこんな立派なプールがあります。宿泊客でなくても、ここを利用できますよ。水着などの貸出もあるので、手ぶらで来ても大丈夫。
その先の右手には、情緒のあるコテージがありました。この周辺には、従業員のための宿泊施設や、オーナーさん(妻のおじさん)の家もあります。
その先に、宿泊施設があります。まずは外観が洋式のコテージです。
コテージの前には、木のテーブルと椅子があり、そこでビールを片手に雰囲気を味わうのも良さそうです。
その奥は、突き当りまで木製のコテージになっています。
コテージの前にはそれぞれ植物が植えてあり、入口付近が見えづらくなっています。プライバシーに考慮することと、森の中の一軒家をイメージしているのかもしれません。
この、洋式と木製のコテージ群の間にも、駐車場があります。ですから、コテージまで行って荷物を降ろした後、それほど移動しなくて済むようになっています。
プールからコテージ群までの間に、ひときわ大きな建物がありますが、これがオーナーさんの家です。かなり立派ですね。
その近くには、「クロック・マーイ・リゾート(ครกไม้ รีสอร์ท)」とタイ語で書かれた看板のあるコテージもありました。事務所か何かかと思います。
入口のレストランの近くですが、宿泊料金に関する看板がありました。これによれば、通常の宿泊は1泊400バーツ、VIPが500バーツ、一時的な利用が200バーツになっていますね。詳細は、直接施設へお尋ねください。
またレストランのところには、手書きの看板がありました。上部には、「クロック・マーイ・リゾート」と施設名が書かれています。最下部にあるのは、もし電話して連絡が取れなかったら、矢印(下)の方へ直接来てくれ、という依頼ですね。
妻の実家は、ここから約8kmほど離れた村の中にあります。
妻の実家にも寝る場所(オープンエアになります)はありますが、蚊やハエはいっぱいだし、トイレもシャワーも壊れていたり、古いものだったりするので、とても快適な場所とは言えません。
なので、もし私を訪ねて来られる人が泊まる場合は、ここを紹介したいと思っています。
◆主要な場所までの距離
・ノンカーイ県ラオスとの友好橋:105km (Google Map)
・ウドンタニー県空港:120km
・サコンナコーン県空港:120km
・タレーブアデーン(赤い蓮の海): 115km
・カムチャノート(浮島の聖地):37km (Google Map)
イサン地方北部を観光して回る拠点として連泊するのもよし、バンコク、コンケーン、ウドンタニー、ノンカーイと2号線を北上して、そこから東へ展開する時に1泊するもよし。
◆アクセス
・バンコクから、ウドンタニーまで飛行機、そこからロットゥーなどでバーンムアンまで。(交渉で途中のホテルでで降ろしてもらえます。)バーンムアンまで来たら、そこからトゥクトゥクまたはサムローでホテルへ。
ウドンタニーまでの飛行機は、スワンナプームからタイスマイル、ドンムアンからエアアジア、ノックエアが飛んでいます。(2018年3月現在)
・バンコク・モーチット2(北バスターミナル)から深夜バスで終点バーンムアンまで。そこからは上記と同様です。
田舎暮らし3日目
妻の実家があるタイ東北部、イサン地方に移住して3日目です。
前日の「田舎暮らし2日目」では、タラート(市場)へ食材などを買いに行きました。
夜、寝る時になって、妻が蚊帳を張ってくれました。これまで10回くらい泊まりに来ていますが、蚊帳を張ったのは初めてです。
でも、本当に助かりました。だって、蚊がいっぱいなんですもの。
まあしかし、蚊がいるのは夜の寝室だけではありません。今日は朝から夕方まで、ずっと刺されっぱなしでした。(泣)
さて今日は、まずは近所の人たちを車に乗せて、近くの(と言っても8km離れていますが)リゾートという宿泊施設へ行きました。
ここは妻のおじさんが経営しています。近所の親戚のおばさんが、ここに用があるということで、立ち寄ったのです。
リゾートのことは別記事の「宿泊はリゾートへ」にまとめましたので、そちらをご覧ください。
その後、全員を乗せて、さらに5kmほど離れたバーンムアン郡の中心地へ行きました。タラート(市場)からも割りと近い場所に親戚が住んでいるようです。
その親戚が主催したのかどうか知りませんが、そのあたりの家でお坊さんを呼んでタンブン(功徳を積むこと)をするということで、総出で準備をしていました。(これ、けっこうお金がかかるのです。こういう仏事にお金を使うことが、功徳を積むことになるようです。)
道路にテントを張り、その下で調理をしたり、食事を振る舞ったり。写真は、向こう側で川魚の煮物の身をほぐしていて、こちら側では紫色の小玉ねぎのような野菜の皮を剥いています。
私は特にすることもないので、近くを散策してみました。
すぐ近くに、道路上に門のようなものがありました。けっこうあちこちにありますが、前国王と新国王のお写真が飾られており、王室を称えるためのもののようです。
しばらく歩くと、公園がありました。公園と言っても、そのほとんどは溜池のようです。特にくつろいでいるような人もいないので、私もさっさと引き上げました。
道路を歩いていると、変わった形の容器がたくさん置いてありました。これ、ゴルフ場でよく見かけるゴミ箱です。街中で使われているのは初めて見ました。けっこう重いし、ゴミ回収の人は楽じゃないと思うんですけどね。
帰ってから食事をしました。イサン地方の主食はカオニァオと呼ばれるもち米です。もち米を蒸したおこわを、竹細工のような器に入れ、それを手づかみで取り出し、小さくちぎって丸めて食べます。おかずの汁をつけたり、おかずと一緒につまんで食べたりします。
今日の作業はそのくらいです。古い方の家の2階を妻が掃除をしたり、串揚げの準備をしたりしていましたが、私はもっぱら外でノマドをしていました。
夜になって部屋に入ると、妻が奇声をあげました。「トゥッケーがいる!!!」
指差す方向を見ると、何と部屋の壁にトゥッケーがいました。トゥッケーというのは、大型のヤモリのことで、「トゥッケー!」と鳴くのが特徴です。
それにしてもでかいです。体長約30cmはありました。このサイズで、よく壁にとまっていられるものです。
トゥッケーは、鳴き語を聞く人は多いですが、姿を見たことがないという人も多いのです。その理由は、梁の影にいたりすることが多く、姿を見られないからだと思います。ですから、ここまで堂々と出てきたのでびっくりしました。
しかし、その後さらに驚かされました。もともとあまり動かないトゥッケーなのですが、1時間後に見ても、ほとんど動いていませんでした。
やや頭が下に下り、尻尾が丸まり、腕がつっぱってつらそうですが。(笑)
さらにその1時間後、まだ壁の同じ場所にいました。姿勢はかなり変わりましたけどね。
落ちてはこないと思いますが、前日に蚊帳を張ってもらっていたので助かりました。
きっと夜中の内に移動してくれるでしょう。糞を落とさなければいいのですけどね。
前日の「田舎暮らし2日目」では、タラート(市場)へ食材などを買いに行きました。
夜、寝る時になって、妻が蚊帳を張ってくれました。これまで10回くらい泊まりに来ていますが、蚊帳を張ったのは初めてです。
でも、本当に助かりました。だって、蚊がいっぱいなんですもの。
まあしかし、蚊がいるのは夜の寝室だけではありません。今日は朝から夕方まで、ずっと刺されっぱなしでした。(泣)
さて今日は、まずは近所の人たちを車に乗せて、近くの(と言っても8km離れていますが)リゾートという宿泊施設へ行きました。
ここは妻のおじさんが経営しています。近所の親戚のおばさんが、ここに用があるということで、立ち寄ったのです。
リゾートのことは別記事の「宿泊はリゾートへ」にまとめましたので、そちらをご覧ください。
その後、全員を乗せて、さらに5kmほど離れたバーンムアン郡の中心地へ行きました。タラート(市場)からも割りと近い場所に親戚が住んでいるようです。
その親戚が主催したのかどうか知りませんが、そのあたりの家でお坊さんを呼んでタンブン(功徳を積むこと)をするということで、総出で準備をしていました。(これ、けっこうお金がかかるのです。こういう仏事にお金を使うことが、功徳を積むことになるようです。)
道路にテントを張り、その下で調理をしたり、食事を振る舞ったり。写真は、向こう側で川魚の煮物の身をほぐしていて、こちら側では紫色の小玉ねぎのような野菜の皮を剥いています。
私は特にすることもないので、近くを散策してみました。
すぐ近くに、道路上に門のようなものがありました。けっこうあちこちにありますが、前国王と新国王のお写真が飾られており、王室を称えるためのもののようです。
しばらく歩くと、公園がありました。公園と言っても、そのほとんどは溜池のようです。特にくつろいでいるような人もいないので、私もさっさと引き上げました。
道路を歩いていると、変わった形の容器がたくさん置いてありました。これ、ゴルフ場でよく見かけるゴミ箱です。街中で使われているのは初めて見ました。けっこう重いし、ゴミ回収の人は楽じゃないと思うんですけどね。
帰ってから食事をしました。イサン地方の主食はカオニァオと呼ばれるもち米です。もち米を蒸したおこわを、竹細工のような器に入れ、それを手づかみで取り出し、小さくちぎって丸めて食べます。おかずの汁をつけたり、おかずと一緒につまんで食べたりします。
今日の作業はそのくらいです。古い方の家の2階を妻が掃除をしたり、串揚げの準備をしたりしていましたが、私はもっぱら外でノマドをしていました。
夜になって部屋に入ると、妻が奇声をあげました。「トゥッケーがいる!!!」
指差す方向を見ると、何と部屋の壁にトゥッケーがいました。トゥッケーというのは、大型のヤモリのことで、「トゥッケー!」と鳴くのが特徴です。
それにしてもでかいです。体長約30cmはありました。このサイズで、よく壁にとまっていられるものです。
トゥッケーは、鳴き語を聞く人は多いですが、姿を見たことがないという人も多いのです。その理由は、梁の影にいたりすることが多く、姿を見られないからだと思います。ですから、ここまで堂々と出てきたのでびっくりしました。
しかし、その後さらに驚かされました。もともとあまり動かないトゥッケーなのですが、1時間後に見ても、ほとんど動いていませんでした。
やや頭が下に下り、尻尾が丸まり、腕がつっぱってつらそうですが。(笑)
さらにその1時間後、まだ壁の同じ場所にいました。姿勢はかなり変わりましたけどね。
落ちてはこないと思いますが、前日に蚊帳を張ってもらっていたので助かりました。
きっと夜中の内に移動してくれるでしょう。糞を落とさなければいいのですけどね。
2018年03月03日
食べ物屋をオープンしました!
タイの田舎暮らし4日目ですが、今日(2018年3月3日)、妻の実家の前に食べ物屋をオープンしました。
まだ朝7時になる前のオープンです。田舎の朝は早いですからね。お坊さんが托鉢に歩くのですが、それを出迎える人たちが、その後、朝食のおかずにと買ってくれました。
売っているのは、ルークチン・トート(豚肉などのつみれ揚げ)とムー・ヤーン(焼き豚)、それとお義母さんが作られたおかずです。
バンコクの屋台なら、サービスにカオニァオをつけるのが普通ですが、こちらでは生野菜だけですね。
まあ、それぞれの家にカオニァオはあるので、サービスは必要ないのでしょう。
家族が店に集ったものだから、放し飼いの犬たちもやってきて、足元でじゃれます。のどかな田舎の風景ですねぇ。
しかし、朝のうちはそこそこ客も来ましたが、10時くらいからはさっぱりです。暑くなってきたし、みんな出歩かないということもあるでしょう。
客が来なくても店番は要る。なかなかつらいところです。
私も早く顔を覚えてもらおうと思って、なるべく店に座っているようにしています。
この記事も、店先で書いているんですよ。
●カオニァオの食べ方
カオニァオというのは、イサン地方の主食です。タイ米のもち米ですね。カオは米またはご飯、ニァオはねっとりしたという意味です。
このもち米を蒸して食べます。「おこわ」ですね。
ただ、日本のご飯ほどベタベタしません。表面は乾いたような感じで、中がもちもちした感じです。
このカオニァオは、竹編みのような独特な器(おひつ)に入れておきます。ここから手づかみで取り出します。
通常、片手で一握りのカオニァオを取り出し、それを丸めて米粒が落ちないように整形します。
この時、手にべたつかないのがいいですね。
次に、取り出したカオニァオを一口大にちぎって丸めます。
これをそのまま口に入れて食べることもありますが、たいていはおかずと一緒に口に入れます。
まず、親指、人差し指、薬指の3本で丸めたカオニァオをつまみます。
そのまま汁を付けて食べることもあります。
おかずと一緒に食べる時は、親指を離して、カオニァオをおかずに押しつけるようにします。
そのおかずの下から親指を入れ、おかずとカオニァオを一緒につまみます。
これで、元の3本指でカオニァオをつまんだ形になりました。
そのまま口に入れて食べます。
今回のおかずは、小魚やエビなどを炒め煮にしたものでした。
昔の日本と同じで、おかずはしょっぱい味付けにして、少しだけ食べます。
基本的にはカオニァオ(ご飯)を食べるのです。
なので、おかずの汁をカオニァオにつけて食べたりもします。
まだ朝7時になる前のオープンです。田舎の朝は早いですからね。お坊さんが托鉢に歩くのですが、それを出迎える人たちが、その後、朝食のおかずにと買ってくれました。
売っているのは、ルークチン・トート(豚肉などのつみれ揚げ)とムー・ヤーン(焼き豚)、それとお義母さんが作られたおかずです。
バンコクの屋台なら、サービスにカオニァオをつけるのが普通ですが、こちらでは生野菜だけですね。
まあ、それぞれの家にカオニァオはあるので、サービスは必要ないのでしょう。
家族が店に集ったものだから、放し飼いの犬たちもやってきて、足元でじゃれます。のどかな田舎の風景ですねぇ。
しかし、朝のうちはそこそこ客も来ましたが、10時くらいからはさっぱりです。暑くなってきたし、みんな出歩かないということもあるでしょう。
客が来なくても店番は要る。なかなかつらいところです。
私も早く顔を覚えてもらおうと思って、なるべく店に座っているようにしています。
この記事も、店先で書いているんですよ。
●カオニァオの食べ方
カオニァオというのは、イサン地方の主食です。タイ米のもち米ですね。カオは米またはご飯、ニァオはねっとりしたという意味です。
このもち米を蒸して食べます。「おこわ」ですね。
ただ、日本のご飯ほどベタベタしません。表面は乾いたような感じで、中がもちもちした感じです。
このカオニァオは、竹編みのような独特な器(おひつ)に入れておきます。ここから手づかみで取り出します。
通常、片手で一握りのカオニァオを取り出し、それを丸めて米粒が落ちないように整形します。
この時、手にべたつかないのがいいですね。
次に、取り出したカオニァオを一口大にちぎって丸めます。
これをそのまま口に入れて食べることもありますが、たいていはおかずと一緒に口に入れます。
まず、親指、人差し指、薬指の3本で丸めたカオニァオをつまみます。
そのまま汁を付けて食べることもあります。
おかずと一緒に食べる時は、親指を離して、カオニァオをおかずに押しつけるようにします。
そのおかずの下から親指を入れ、おかずとカオニァオを一緒につまみます。
これで、元の3本指でカオニァオをつまんだ形になりました。
そのまま口に入れて食べます。
今回のおかずは、小魚やエビなどを炒め煮にしたものでした。
昔の日本と同じで、おかずはしょっぱい味付けにして、少しだけ食べます。
基本的にはカオニァオ(ご飯)を食べるのです。
なので、おかずの汁をカオニァオにつけて食べたりもします。
2018年03月04日
BBQにしてみました
タイの田舎暮らし5日目です。お店はオープンして2日目になります。
昨日は、開店特需ということもあって、親戚の方々がよく買ってくださいました。それでも売上が約300バーツ(1000円弱)ですからね。まあ、これが田舎というものです。
今日は、昨日と少しメニューを変えました。
ルークチン(ลูกชิ้นปิ้ง)などはそのままですが、そこにBBQ(บาร์บีคิว)を追加しました。豚肉に唐辛子とトマトを串に刺して、つけダレを付けながら焼いて提供します。
この串1本も5バーツです。なんて安いんでしょう。バンコクなら10バーツはしますね。これが田舎と都会の物価の違いです。聞くところによると、1バーツBBQなるものもあるとか。もちろん1本の串に刺す量は少ないでしょうけどね。
この他には、ピーック・ガイ・トート(ปีกไก่ทอด:鶏手羽先揚げ)があります。日本で買った唐揚げ用の粉を付けたのですが、こちらの人には「薄い」と言われてしましました。少しのおかずでカオニァオをいっぱい食べる習慣があるためかと思います。こういうのも、昔の日本と同じですね。
あとは、お義母さんが作られたガップカーオ(กับข้าว:おかず)と、庭の樹から取ったマカム(มะขาม:タマリンド)の実です。
今日は日曜日ですが、昨日より人通りが少ない気がします。お客さんも少ないですね。
これまで買いに来てくれたのは、近所の子どもが数人。子どものおやつ程度なのでしょうかね。
あとは、親戚のおばさんが少し買ってくれました。
9時を過ぎると、日も昇ってきて気温が上がります。明け方は肌寒い感じだったのに、今は痛いくらいの日差しです。この寒暖差が大きいのが、内陸部の特徴ですね。
犬たちは、基本的には日陰でゴロゴロしています。しかし、時々こうやって日光浴をするんですよね。
これが不思議なのです。ただでさえ暑がりだと思うのに、わざわざ暑いところへ出て行って横になる。
おそらく、体についたノミやダニを退治する目的ではないかと思います。そういうことも、本能的にわかっているのでしょうね。
11時くらいになり、客足はさっぱりです。妻は、お昼ぐらいには来るだろうと言っています。昼食用にということで。
それにしても、看板も何も出さないから、来た人にしかわかりません。村のメインストリートに面しているとは言え、こういう商売の仕方も不思議ですね。
さて、これからどうなるのか、楽しみにして見守ります。
昨日は、開店特需ということもあって、親戚の方々がよく買ってくださいました。それでも売上が約300バーツ(1000円弱)ですからね。まあ、これが田舎というものです。
今日は、昨日と少しメニューを変えました。
ルークチン(ลูกชิ้นปิ้ง)などはそのままですが、そこにBBQ(บาร์บีคิว)を追加しました。豚肉に唐辛子とトマトを串に刺して、つけダレを付けながら焼いて提供します。
この串1本も5バーツです。なんて安いんでしょう。バンコクなら10バーツはしますね。これが田舎と都会の物価の違いです。聞くところによると、1バーツBBQなるものもあるとか。もちろん1本の串に刺す量は少ないでしょうけどね。
この他には、ピーック・ガイ・トート(ปีกไก่ทอด:鶏手羽先揚げ)があります。日本で買った唐揚げ用の粉を付けたのですが、こちらの人には「薄い」と言われてしましました。少しのおかずでカオニァオをいっぱい食べる習慣があるためかと思います。こういうのも、昔の日本と同じですね。
あとは、お義母さんが作られたガップカーオ(กับข้าว:おかず)と、庭の樹から取ったマカム(มะขาม:タマリンド)の実です。
今日は日曜日ですが、昨日より人通りが少ない気がします。お客さんも少ないですね。
これまで買いに来てくれたのは、近所の子どもが数人。子どものおやつ程度なのでしょうかね。
あとは、親戚のおばさんが少し買ってくれました。
9時を過ぎると、日も昇ってきて気温が上がります。明け方は肌寒い感じだったのに、今は痛いくらいの日差しです。この寒暖差が大きいのが、内陸部の特徴ですね。
犬たちは、基本的には日陰でゴロゴロしています。しかし、時々こうやって日光浴をするんですよね。
これが不思議なのです。ただでさえ暑がりだと思うのに、わざわざ暑いところへ出て行って横になる。
おそらく、体についたノミやダニを退治する目的ではないかと思います。そういうことも、本能的にわかっているのでしょうね。
11時くらいになり、客足はさっぱりです。妻は、お昼ぐらいには来るだろうと言っています。昼食用にということで。
それにしても、看板も何も出さないから、来た人にしかわかりません。村のメインストリートに面しているとは言え、こういう商売の仕方も不思議ですね。
さて、これからどうなるのか、楽しみにして見守ります。
2018年03月05日
行商で成り立つタイの田舎
タイの田舎暮らし6日目です。お店はオープンして3日目になります。
前日の夕方、待っていた豚肉の行商が来ました。
「ムー・マー・レオ・カップ」(豚肉が来たよ!)
音楽を鳴らし、そんなことをマイク越しに言いながら売り歩きます。仏教上の重要な日を除いて毎日、売りに来るそうです。
しかもこの豚肉、タラート(市場)で買うより安いらしいのです。どういう仕組か知りませんが。
昨日は、1kg120バーツのBBQ用の肉1kgを含めて、210バーツほど買いました。後の肉は、尻尾やら何やら、日本ではあまり食べられない部位ですね。
撮影日は違いますが、こちらの動画をご覧ください。
ほら、「ムー・マー・レオ・カップ」って言ってるでしょ?
その豚肉の行商と同じタイミングで、野菜と果物の行商も来ました。
こちらでは中くらいのパイナップルを1玉買いました。これもBBQ用です。15バーツでした。
今朝は6時前に起きて、開店準備を手伝いました。妻はすでに4時半には起きて、いろいろ準備をしていましたけどね。
それでも6時過ぎには開店を待つお客で溢れました。
だいたい6時半くらいに、托鉢のお坊さんが通ります。それでタンブンのために人が集まるのです。
その人たちが、朝食用にと買って行ってくれました。
やはり少し早めに開店した方が良さそうですね。明日は5時半には起きるようにしましょうか。
今日の売り物は、まずはルークチントート(ลูกชิ้นปิ้งทอด)とBBQ(บาร์บีคิว)です。
BBQは、昨日、20本完売したので、調子に乗って40本近く用意しました。いずれも1本5バーツで売ります。
そして手羽先焼き、お義母さんが作ったおかず、ガップカーオ(กับข้าว)です。
手羽先焼きは、今朝、妻が炭火で焼いたものです。
お義母さんのおかずは、おそらく昨夜、何かしていたので、その時に作られたのでしょう。
もうすでに手羽先焼きもおかずも、いくつか売れていて、残りはわずかです。
手羽先焼きは2本1袋で15バーツ、おかずは10バーツで売ります。
早朝の売上ラッシュが終わり、ふと空を見上げると、満月から欠け始めた月がきれいでした。
それからしばらくは、沈黙の時間です。学校もあるので、子どもたちもやってきません。
11時までに、おばさんが1人、未就学の近所の子どもが1人、買いに来ただけです。
お昼ぐらいにまた、少しは売れるでしょうか。その後は夕方、子どもたちが帰ってからでしょうね。
こんな感じで、タイの田舎で過ごしています。
時間が、まるで止まっているかのように、静かに静かに流れています。
前日の夕方、待っていた豚肉の行商が来ました。
「ムー・マー・レオ・カップ」(豚肉が来たよ!)
音楽を鳴らし、そんなことをマイク越しに言いながら売り歩きます。仏教上の重要な日を除いて毎日、売りに来るそうです。
しかもこの豚肉、タラート(市場)で買うより安いらしいのです。どういう仕組か知りませんが。
昨日は、1kg120バーツのBBQ用の肉1kgを含めて、210バーツほど買いました。後の肉は、尻尾やら何やら、日本ではあまり食べられない部位ですね。
撮影日は違いますが、こちらの動画をご覧ください。
ほら、「ムー・マー・レオ・カップ」って言ってるでしょ?
その豚肉の行商と同じタイミングで、野菜と果物の行商も来ました。
こちらでは中くらいのパイナップルを1玉買いました。これもBBQ用です。15バーツでした。
今朝は6時前に起きて、開店準備を手伝いました。妻はすでに4時半には起きて、いろいろ準備をしていましたけどね。
それでも6時過ぎには開店を待つお客で溢れました。
だいたい6時半くらいに、托鉢のお坊さんが通ります。それでタンブンのために人が集まるのです。
その人たちが、朝食用にと買って行ってくれました。
やはり少し早めに開店した方が良さそうですね。明日は5時半には起きるようにしましょうか。
今日の売り物は、まずはルークチントート(ลูกชิ้นปิ้งทอด)とBBQ(บาร์บีคิว)です。
BBQは、昨日、20本完売したので、調子に乗って40本近く用意しました。いずれも1本5バーツで売ります。
そして手羽先焼き、お義母さんが作ったおかず、ガップカーオ(กับข้าว)です。
手羽先焼きは、今朝、妻が炭火で焼いたものです。
お義母さんのおかずは、おそらく昨夜、何かしていたので、その時に作られたのでしょう。
もうすでに手羽先焼きもおかずも、いくつか売れていて、残りはわずかです。
手羽先焼きは2本1袋で15バーツ、おかずは10バーツで売ります。
早朝の売上ラッシュが終わり、ふと空を見上げると、満月から欠け始めた月がきれいでした。
それからしばらくは、沈黙の時間です。学校もあるので、子どもたちもやってきません。
11時までに、おばさんが1人、未就学の近所の子どもが1人、買いに来ただけです。
お昼ぐらいにまた、少しは売れるでしょうか。その後は夕方、子どもたちが帰ってからでしょうね。
こんな感じで、タイの田舎で過ごしています。
時間が、まるで止まっているかのように、静かに静かに流れています。
2018年03月06日
寒暖差が激しいタイ東北部イサン地方
タイの田舎暮らし7日目です。お店はオープンして4日目になります。
お店の売上は、初日が約300バーツ、2日目が約500バーツ、昨日が約600バーツと、尻上がりに伸びています。
これはきっと、近所で知られてきたからでしょうね。
※1バーツ≒3円
粗利は3〜5割程度ですから、それほど大きく儲かっているわけではありません。
ここから電気代、ガス代などの経費と、お店の設営や用具の購入費の減価償却をしたら、どれほど残るでしょうか?
人件費はその後ですからね。
まあでも、そんな細かなことを考えても仕方ありません。
ここでやると決めているのですから、やれることをやるまでのことです。
今朝は、5時半に起きました。
少しでも早く開店準備をして、6時半ころの托鉢前に店をオープンし、少しでも売上を上げたかったからです。
起きて蚊帳をたたんだら、カーテンにカナブンのような虫がとまっていました。
そう言えば、子どものころは、部屋の中によく舞い込んできました。
特に母方の実家は裏がすぐ山になっているためか、虫がよく飛び込んできました。
羽音が大きいので、あまり好きではありません。とまっていれば捕まえられますが。
さて、今日の品揃えは以下の通りです。
ルークチン各種とBBQ、鶏手羽先揚げ、豚肉串揚げ、それとお義母さんのおかずです。
ルークチンでは、中心が紫で外回りが白いのが、新しいもの。
他には、これまでのソーセージに豚三枚肉のスライスを巻きつけたものが、珍しいでしょうか。
BBQは、これまで唐辛子とトマトをつけたり、それにパイナップルをつけたりしていましたが、トマトや唐辛子は捨ててしまう人が多いからということで、基本的にパイナップルだけにしてみました。
6時半過ぎ、いつものように托鉢のお坊さんが回ってきました。
その地域の人がまとまって、お坊さんにカオニァオ(おこわ)などを差し上げます。
全員が差し上げると、お坊さんは簡単な読経をして立ち去ります。
みんな履物を脱いでいるのがわかりますかね?
タイでは、神聖なところでは履物を脱ぐ風習があります。
今朝は、これまでよりもやや涼しかったです。
朝、8時くらいで22度しかありませんでしたから。
25度を下回ると、タイでは肌寒く感じます。
特に今日のように風が吹くと、本当に肌寒いです。
しかし、その下を見ると、もっと驚く予報が出ていました。
木曜日(2日後)の朝は、何と最低気温が18度の予報。
さっむ〜!
20度を下回ると、本当に寒いんですよ。
これが数日続くようです。
バンコクでも、25度を下回るようです。
イサン地方は、内陸部で盆地のような地形になっています。
なので、寒暖の差が大きいのが特徴です。
バンコクなら1日は26〜33度くらいの範囲ですが、こちらでは23〜36度くらいの範囲になります。
8時を過ぎると、客足がほぼなくなります。
次はお昼くらいでしょうか。
その間、店主の妻はお休みまたは家事をしているので、私は店番です。
お店の売上は、初日が約300バーツ、2日目が約500バーツ、昨日が約600バーツと、尻上がりに伸びています。
これはきっと、近所で知られてきたからでしょうね。
※1バーツ≒3円
粗利は3〜5割程度ですから、それほど大きく儲かっているわけではありません。
ここから電気代、ガス代などの経費と、お店の設営や用具の購入費の減価償却をしたら、どれほど残るでしょうか?
人件費はその後ですからね。
まあでも、そんな細かなことを考えても仕方ありません。
ここでやると決めているのですから、やれることをやるまでのことです。
今朝は、5時半に起きました。
少しでも早く開店準備をして、6時半ころの托鉢前に店をオープンし、少しでも売上を上げたかったからです。
起きて蚊帳をたたんだら、カーテンにカナブンのような虫がとまっていました。
そう言えば、子どものころは、部屋の中によく舞い込んできました。
特に母方の実家は裏がすぐ山になっているためか、虫がよく飛び込んできました。
羽音が大きいので、あまり好きではありません。とまっていれば捕まえられますが。
さて、今日の品揃えは以下の通りです。
ルークチン各種とBBQ、鶏手羽先揚げ、豚肉串揚げ、それとお義母さんのおかずです。
ルークチンでは、中心が紫で外回りが白いのが、新しいもの。
他には、これまでのソーセージに豚三枚肉のスライスを巻きつけたものが、珍しいでしょうか。
BBQは、これまで唐辛子とトマトをつけたり、それにパイナップルをつけたりしていましたが、トマトや唐辛子は捨ててしまう人が多いからということで、基本的にパイナップルだけにしてみました。
6時半過ぎ、いつものように托鉢のお坊さんが回ってきました。
その地域の人がまとまって、お坊さんにカオニァオ(おこわ)などを差し上げます。
全員が差し上げると、お坊さんは簡単な読経をして立ち去ります。
みんな履物を脱いでいるのがわかりますかね?
タイでは、神聖なところでは履物を脱ぐ風習があります。
今朝は、これまでよりもやや涼しかったです。
朝、8時くらいで22度しかありませんでしたから。
25度を下回ると、タイでは肌寒く感じます。
特に今日のように風が吹くと、本当に肌寒いです。
しかし、その下を見ると、もっと驚く予報が出ていました。
木曜日(2日後)の朝は、何と最低気温が18度の予報。
さっむ〜!
20度を下回ると、本当に寒いんですよ。
これが数日続くようです。
バンコクでも、25度を下回るようです。
イサン地方は、内陸部で盆地のような地形になっています。
なので、寒暖の差が大きいのが特徴です。
バンコクなら1日は26〜33度くらいの範囲ですが、こちらでは23〜36度くらいの範囲になります。
8時を過ぎると、客足がほぼなくなります。
次はお昼くらいでしょうか。
その間、店主の妻はお休みまたは家事をしているので、私は店番です。
2018年03月07日
田舎暮らし8日目
タイの田舎暮らし8日目です。お店はオープンして5日目になります。
昨日の売上は550バーツほど。
一昨日より落ちましたが、まあまずまずといったところかと。
※1バーツ≒3円です。
今朝は朝5時に起きました。
早く起きて、6時にはお店をオープンする。
そうすれば、朝の托鉢前後のお客さんを待たせずに済みますからね。
5時半頃、外は真っ暗です。
空には月と木星でしょうか。きれいに見えました。
スマホのカメラで拡大して撮ったのですが、どうもピントが合わないようです。
残念ながら、これが限界。
今日はやや遅めの6時40分ごろ、托鉢のお坊さんたちがみえました。
地域の人が集まって、お坊さんにご飯などを差し上げます。
先頭のお坊さんが、この村の寺の住職のような方で、私を覚えていて、タイ語で話しかけてくれます。
「タイ語で」と言ってのは、ここの人たちはみな、普通は「イサン語」を話すからです。
イサン語とタイ語は、言葉そのものの違いもありますが、抑揚が違います。
抑揚の違いは、日本人ではそれほど大きな違いではありませんが、タイ人には非情に大きな違いがあります。
抑揚が違うだけで、まったく通じないこともあるくらいですから。
昨日、お店を拡張しました。
こういうことも、目分量でさっさとやってしまうところが、タイのすごいところです。
屋根に青色のシートを張っている部分が、拡張したところです。
西日を避けるために、柱を3本立てて、骨組みをして、シートを被せました。
これをやったのは、ほとんどが妻とお義母さんです。
おじさんと私が、少しだけ手伝いました。
一応、道路から見た店と妻の実家の全容の写真を載せておきます。
こんな感じで、家の前に東屋を建てて、商売をしています。
今朝は、お義母さんが病院へ行かれると言うので、ガップ・カーオ(おかず)などの販売はなし。
追加のBBQもないので、あまり手間がかかりませんでした。
ただ、おかずが置いてなかったからか、朝の販売はそれほど賑わいませんでした。
わずかに3人のお客さんがあっただけ。
まあ、そんな日もあるでしょうね。
ということで、暇なのですぐに朝食を食べました。
今日の朝食は、カオニァオ(おこわ)とおかず3種です。
上はソムタムのようですが、材料はパパイヤではなく、きゅうりです。
右の小鉢は、パラー(ปลาร้า:正確にはプラーラー,魚を発酵させたもの)を使った辛味噌のようなものです。この辛味噌もパラーと呼んでましたね。
イサン料理には、これが欠かせません。
下は豚肉の素揚げ。かなりしょっぱかったです。
昨夜は、初めてトゥッケーの鳴き声を聞きました。
「ルルルルル・・・トゥッケー!、トゥッケー!、トゥッケー!」と鳴きます。
「トゥッケー!」は6回繰り返すという説があるようですね。
でも、昨夜は私が近寄ったからか、4回で終わりました。
トゥッケーの写真は、以前の記事に載せてますので、そちらをご覧ください。
という感じで、静かに移住8日目が始まります。
昨日の売上は550バーツほど。
一昨日より落ちましたが、まあまずまずといったところかと。
※1バーツ≒3円です。
今朝は朝5時に起きました。
早く起きて、6時にはお店をオープンする。
そうすれば、朝の托鉢前後のお客さんを待たせずに済みますからね。
5時半頃、外は真っ暗です。
空には月と木星でしょうか。きれいに見えました。
スマホのカメラで拡大して撮ったのですが、どうもピントが合わないようです。
残念ながら、これが限界。
今日はやや遅めの6時40分ごろ、托鉢のお坊さんたちがみえました。
地域の人が集まって、お坊さんにご飯などを差し上げます。
先頭のお坊さんが、この村の寺の住職のような方で、私を覚えていて、タイ語で話しかけてくれます。
「タイ語で」と言ってのは、ここの人たちはみな、普通は「イサン語」を話すからです。
イサン語とタイ語は、言葉そのものの違いもありますが、抑揚が違います。
抑揚の違いは、日本人ではそれほど大きな違いではありませんが、タイ人には非情に大きな違いがあります。
抑揚が違うだけで、まったく通じないこともあるくらいですから。
昨日、お店を拡張しました。
こういうことも、目分量でさっさとやってしまうところが、タイのすごいところです。
屋根に青色のシートを張っている部分が、拡張したところです。
西日を避けるために、柱を3本立てて、骨組みをして、シートを被せました。
これをやったのは、ほとんどが妻とお義母さんです。
おじさんと私が、少しだけ手伝いました。
一応、道路から見た店と妻の実家の全容の写真を載せておきます。
こんな感じで、家の前に東屋を建てて、商売をしています。
今朝は、お義母さんが病院へ行かれると言うので、ガップ・カーオ(おかず)などの販売はなし。
追加のBBQもないので、あまり手間がかかりませんでした。
ただ、おかずが置いてなかったからか、朝の販売はそれほど賑わいませんでした。
わずかに3人のお客さんがあっただけ。
まあ、そんな日もあるでしょうね。
ということで、暇なのですぐに朝食を食べました。
今日の朝食は、カオニァオ(おこわ)とおかず3種です。
上はソムタムのようですが、材料はパパイヤではなく、きゅうりです。
右の小鉢は、パラー(ปลาร้า:正確にはプラーラー,魚を発酵させたもの)を使った辛味噌のようなものです。この辛味噌もパラーと呼んでましたね。
イサン料理には、これが欠かせません。
下は豚肉の素揚げ。かなりしょっぱかったです。
昨夜は、初めてトゥッケーの鳴き声を聞きました。
「ルルルルル・・・トゥッケー!、トゥッケー!、トゥッケー!」と鳴きます。
「トゥッケー!」は6回繰り返すという説があるようですね。
でも、昨夜は私が近寄ったからか、4回で終わりました。
トゥッケーの写真は、以前の記事に載せてますので、そちらをご覧ください。
という感じで、静かに移住8日目が始まります。
浮島の聖地カンチャノート(ウドンタニー)
妻の実家の近くに、有名な観光地があります。
ウドンタニーにある浮島の聖地、カンチャノート(คำชะโนด、คำโฉนดとも)です。
正確には、カムチャノーッですかね。
映画かドラマに取り上げられたことで、数年前に比べて来客数が格段に増えました。
おそらくタイ人に尋ねたら、ほとんど知っている観光地ではないでしょうか。
以下の動画は、浮島に渡る橋です。2017年4月に撮影しました。
いかに観光客が多いかがわかるでしょう。
湖の中に浮島があって、そこに木が生えているらしいのです。
(確かめたわけではないので、本当に浮島かどうかはわかりません。)
樹齢100年以上はあろうかと思える大木があり、そこが聖地となっています。
精霊が宿っている樹ということで、信仰を集めているようです。
上記の写真は2013年のものですが、2017年4月の次の動画を観ると、賑わいがわかるかと思います。
そこにお寺を建て、いろいろな施設を作っています。
たとえば7頭の蛇(インドの精霊、蛇神のナーガ)が祀られています。
他には、大きな銅鑼(どら)が低い位置に吊り下げられていて、これを叩くのではなく、撫でて音を共鳴させるのが流行りです。
手をリズミカルに素早く動かして撫で、銅鑼の振動数と一致させることで共鳴して音が鳴ります。
これを鳴らすことができると、やはり幸運を招くとされています。
まあ、そういうのが本当かどうかは知りませんが、タイ人の観光地は、たいていこんな感じです。
つまり聖地とお寺と招福が渾然一体化しているわけですね。
◆アクセス
・ウドンタニーの中心地から:100km (Google Map)
・宿泊施設リゾートから:37km (Google Map)
ウドンタニーにある浮島の聖地、カンチャノート(คำชะโนด、คำโฉนดとも)です。
正確には、カムチャノーッですかね。
映画かドラマに取り上げられたことで、数年前に比べて来客数が格段に増えました。
おそらくタイ人に尋ねたら、ほとんど知っている観光地ではないでしょうか。
以下の動画は、浮島に渡る橋です。2017年4月に撮影しました。
いかに観光客が多いかがわかるでしょう。
湖の中に浮島があって、そこに木が生えているらしいのです。
(確かめたわけではないので、本当に浮島かどうかはわかりません。)
樹齢100年以上はあろうかと思える大木があり、そこが聖地となっています。
精霊が宿っている樹ということで、信仰を集めているようです。
上記の写真は2013年のものですが、2017年4月の次の動画を観ると、賑わいがわかるかと思います。
そこにお寺を建て、いろいろな施設を作っています。
たとえば7頭の蛇(インドの精霊、蛇神のナーガ)が祀られています。
他には、大きな銅鑼(どら)が低い位置に吊り下げられていて、これを叩くのではなく、撫でて音を共鳴させるのが流行りです。
手をリズミカルに素早く動かして撫で、銅鑼の振動数と一致させることで共鳴して音が鳴ります。
これを鳴らすことができると、やはり幸運を招くとされています。
まあ、そういうのが本当かどうかは知りませんが、タイ人の観光地は、たいていこんな感じです。
つまり聖地とお寺と招福が渾然一体化しているわけですね。
◆アクセス
・ウドンタニーの中心地から:100km (Google Map)
・宿泊施設リゾートから:37km (Google Map)
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