2014年04月04日

脳はバカ、腸はかしこい



挑発的なタイトルの本を読んでみました。

自ら腸内にサナダムシを飼っているという藤田紘一郎氏の本です。

腸内細菌や免疫にについて研究されている東京医科歯科大学の名誉教授だそうです。


本のタイトルやコピーは、実に挑発的な言葉が並んでいます。

「腸が脳を支配していた」「腸を鍛えたら、脳がよくなった」「脳には性的モラルがない」などなど。

本を読んでみると、当たらずと言えどもも遠からずといった感じでしょうか。

たとえばドーパミンセロトニンといった脳内伝達物質ですが、その前駆体を作っているのは腸内細菌だと言うのです。

人が幸せを感じるのは脳から分泌される脳内伝達物質が関係しています。一つはセトロニンという物質で歓喜や快楽を伝えるもので、もう一つはドーパミンという物質で気持ちを奮い立てたりやる気を起こす働きがあります。つまり、セロトニンはものごとが順調にいっているとき、ドーパミンは逆境や不遇のときにその力を発揮するというわけです。セロトニンが不足するとすぐキレたりうつ状態になりやすくなります。」(p.77)

したがって、私たちが幸せを感じるためにも、腸内細菌を育てるような食事が重要だと言うわけです。


一説によれば腸内細菌免疫の70%を決めているそうで、赤ちゃんの時は床に落ちたものを食べるなどして、腸内をいったん大腸菌だらけにしなければならないとか。

そういうことをせずに無菌状態で育てると、アトピーだとか花粉症などのアレルギーが出やすくなるという研究もあるそうです。

文明が遅れていると先進国の人から見られがちな地域の人が、意外にもアレルギーがなかったり、がんが少なかったりします。

そういうことからも、腸内細菌については、もっと研究する必要があるように思います。


藤田さんは、特に50歳を過ぎたら、糖質を摂らないようにと言います。

私たちの身体は、解糖エンジンとミトコンドリアエンジンの2種類のハイブリッドエンジンで動いているのだそうです。

解糖エンジンというのは、酸素を使用せずに糖を分解してエネルギーを生み出すもので、瞬発力があります。

一方のミトコンドリアエンジンは、酸素を使って持続力のあるエネルギーを生み出します。

血糖値が高い状態が続くと、ミトコンドリアエンジンが不調になるのだそうです。

この辺りの説明は、ちょっとわかりづらい上に説明が足りないので、よくわかりません。

ただ、前に読んだ「食べること、やめました」からも、現代栄養学の考え方はあまり正しくないように思われるので、糖質を減らすという考え方も一理あるように思いました。


ニューギニアの人々のウンコがやけに大きかったことを覚えています。一日700gもありました。中南米の人たちのウンコも大きく、とくにメキシコ人の出したウンコは巨大でした。調べてみると、メキシコ人は世界で食物繊維を最も多く摂っていることがわかりました。食物繊維は腸内細菌の餌ですから、食物繊維を多く含む食品をとると、腸内細菌が増えて、ウンコが大きくなるというわけです。
 さらにウンコの大きさと自殺率が反比例していることがわかったのです。
 メキシコ人の自殺率が低く、ウンコが小さい日本人の自殺率が高い。世界の国々の自殺率を比較すると、ウンコの大きい国は自殺が少なく、小さい国々がおしなべて自殺大国になっていました。つまり、食物繊維を多くとる国は自殺率が低く、食物繊維の摂取が少ないと自殺率も高くなるのです。
」(p.151)

これは糖質だけでなく、トランス脂肪酸の問題もあると、本には書かれています。

ポテトチップスばかり食べていると、脳はそういった食品への依存状態となり、慢性的に高血糖になるのだと。

腸内細菌を育てるためには、糖質を摂らないこと、発酵食品を摂ること、化学調味料や添加物を摂らないこと、野菜を多くとること、などが良いそうです。

私も、ちょっと食べただけですぐ太ってしまうのは、糖質が多すぎるのではという気がしてきました。

米(ご飯)や麺を、あまり食べないようにしてみようと思います。

脳はバカ、腸はかしこい
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 15:49 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月07日

アウト・オン・ア・リム



女優として有名なシャーリー・マクレーンさんが書いたスピリチュアル体験小説です。

出版された当時(1986年)、話題になっていましたが、私はあえて読みませんでした。

UFOや霊界などに興味はあるものの、そういうものに深く首をつっこみたくなかったからです。

特異体験した人はわかるけど、私のようにそういう体験がない人にはわからない。

なんだか、自分がつまらない人間のように思えてしまうのですね。

そんな反発もあってあまり探求しなかったスピリチュアルな世界ですが、今はどっぷりはまりつつあります。(笑)

これも「神との対話」シリーズから「バシャール」などへつながってきたたためで、自然な流れでした。


この小説は最初、不倫の恋愛物語から始まります。

これが事実かどうかは知りませんが、有名な女優が自分を主人公にした小説で、こうまで赤裸々に心の動きを描くことが衝撃的でした。

そうした人間関係の中の心の動きが、スピリチュアルな世界へとつながって行くところが面白いです。


本のタイトルの「アウト・オン・ア・リム(Out on a Limb)」ですが、枝の先に行くという意味になります。

英語の格言なのでしょう。日本語では、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」とか「火中の栗を敢えて拾う」というものと同様でしょう。

危険を冒さなければ、得たいものは得られない。勇気を出して一歩を踏み出さなければ、新しい世界へは入れない。

シャーリーさんは勇気を出してこの本を書き、スピリチュアルな世界を世に広めようとされたのです。


この本で描かれているスピリチュアルな内容は、今となっては多くの人が語っていることと同じです。

それこそ「神との対話」シリーズや、「バシャール」で語られていることです。

それがわかるのも、私がそれらを読んだ後でこの本と出会ったからでしょうね。

たぶん私が山で学んだことは、このことなのだ。限界を置かずに、ものを考えるということ。何事もあり得る、人は何でもできる、どこにでも飛んでいけるし、何にでもなれる。一人の人間の魂は、宇宙のすべてなのだ。この事実を悟るか否かは、私達一人ひとりにかかっているのだ。
 人類の悲劇は、私達一人ひとりが神であるという事実を忘れてしまったことである。この事実を思い出せば、私達は恐怖から解放されるのだ。恐怖がなくなれば憎しみも消える。恐怖から私達は強欲になり、戦争や殺し合いをしているのだ。恐怖は私達の人生を悪に駆り立てる元凶なのである。
」(p.379)

すべては「ひとつのもの」であること。恐怖、つまり不安をなくすことが重要であること。

言い方は違うものの、「神との対話」シリーズ「バシャール」をはじめ、多くの人がこういうことを言っています。


死は人間の最後だ、という考え方は、人間の最大の誤解だろう。もし、人間は本当の意味で死ぬことはない、常に次のチャンスがあるのだ、ということを知れば、この世に怖れることは何もない、ということを私達は悟れるのだろう。」(p.379 - 380)

このように、輪廻転生があることが救いになると言います。

そこにはもちろん、単に輪廻転生するだけでなく、罰せられて永遠の地獄に落とされることはないという考え方も含まれます。

天国も地獄も、自分の想像の産物です。どちらでも、自分が想像すれば、それが現実として現れるのです。

なぜなら、私たちが創造者だから。

「バシャール」よりも前に、こんなに完璧な形でスピリチュアルな世界を伝えていたことに、改めて驚きました。

アウト・オン・ア・リム
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 12:57 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月08日

癒しの手 心もからだも元気にするレイキ・ヒーリング



望月俊孝さんの、レイキに関する本を読んでみました。

私にとっては望月さんは、レイキよりも宝地図の方が印象強かったのです。

ただ、先日読んだ「「食べること、やめました」」森美智代さんがヒーリングできることを知ったり、最近はヒーリングに関する情報が多いのです。

レイキについては2〜3年前にその存在を知ったのですが、誰でも簡単にできるそうだという話を聞いていました。

それで、ヒーリングならレイキが良さそうだなと思い、ちょっと勉強してみようかと思ったのです。

そんなとき、望月さんもレイキをやっていると知って、望月さんなら間違いないだろうという思いで、この本を読んだのです。

この本は15年前、「癒しの手」としてたま出版から単行本として出版されたものです。

それに加筆修正して文庫化したもののKindle版になります。


この本を読んで、レイキが一時期流行ったハンドパワーとほぼ同じものだとわかりました。

たしか私が子どものころ、そんなブームがあったんですね。

いつの間にか廃れて、あれもやっぱり嘘だったのかと思っていたのですが、レイキは日本からアメリカに渡り、逆輸入されてきたようです。

そして現在、着々とその裾野を広げているようです。


レイキそのものについては、それほど驚くようなことはありません。

まあ昔から手当てと言われるように、手を当てて、気を流すことで心身を癒す。これは十分にあり得ることだと思います。

私が驚いたのは、レイキが実は、「ひとつのもの」という全存在とつながる方法であり、それによって真理に目覚め、人間として進化成長する手助けになるということでした。

最新の心理学の唱えるところでは、人間の抱く恐れは究極的には「神から離れた、離された」という分離感から生じるとされています。全ての問題は突き詰めれば、この神や光との分離感から生まれると言ってもよいのです。
 逆に言うと、その分離感を癒す、つまり「私は神と光と一体である」という自覚が呼び醒まされれば、小さな問題は大したことではなくなっていき、氣がつけば解決されたも同然になるのです。その意味でレイキはあなたと神とをつなげる、光との一体感を取り戻すので、思いがけぬ効果も期待できるのです。


これには驚きました。まさに「神との対話」シリーズなど、スピリチュアル系で言われている真理が、そのまま語られているではありませんか。

そしてまさに言うように、分離から一体へ移ることが救いであり、進化成長であり、私たちの生命の旅なのです。


そしてレイキは病気を治す力もあるのですが、その病気についてはこのように言っています。

問題を抱えている人、病氣で苦しんでいる人は、そのことによって宇宙の真理と出会うチャンスが来ているのかも知れません。問題や病氣を忌み嫌って、撲滅する対象ではなく、それを通じて大事なメッセージが与えられようとしています。
 目に見える部分(現象面)では病氣治療・問題解決が目的でも、それを通じて魂を磨くことが求められているのかも知れません。病氣(問題)は、その背後に必ず幸せを一緒に連れてやってきています。
「世の中に起こることは素晴らしきことと学ぶべきことがある」と言いますが、そこから何を汲み取るかが、一番重要なことだと思います。日本の超心理学におけるパイオニアであり、手当療法についても造詣が深い井村宏次氏は「病氣とは生き方を問い直すチャンスである」と言っています。


このように言って、レイキは必ずしも病気を治すものではないと説明します。(そもそも医療行為ではないので。)

心理的な苦痛を和らげ、人生を問い直すゆとりを与えるもの。そんなふうに望月さんは考えておられるようです。

病気は、治すのが良いとは限らないのです。病気になる目的を果たすこと。それが重要だということなのです。


これを読んで、ますますレイキに興味が湧いてきました。

私もチャンスがあれば、アチューンメント(エネルギー伝授の個人指導)を受けてみたいですね。

癒しの手 心もからだも元気にするレイキ・ヒーリング
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 16:13 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月09日

幸運!スピリチュアル・ライフ



中野裕弓さんの本を読みました。

この前読んだ「幸せになるために捨てるもの」では、中野さんがどういう方かよくわからなかったのですが、この本では、どういう経緯で悟りのようなものを得たのかも、詳しく書かれていました。

どん底まで行って、開き直った時に瞑想と出合い、そこで魂の存在に気づかれたようです。

そして、スピリチュアルな世界を知ることで、誰もが幸せでその人らしく生きられると言います。

人生を大きく変える釣り竿とは何か?
 実は拍子抜けするほど簡単なことです。それは、自分の素晴らしさに気づくこと。ただそれだけなのです。
」(p.28)

ですから、私たちは誰もがみな、神のように完璧で無限大の可能性を秘めた素晴らしい存在です。」(p.29)

こう中野さんは言って、神と私たちとの関係を、大海とコップ一杯の水に例えます。

つまり大海からコップですくった水が、今の私たちという存在で、死んでコップから水を戻せば、また大海に戻るだけなのです。

この例えは、「あの世に聞いた、この世の仕組み」にある雲黒斎さんの、風船に入った空気の例えと似ていますね。


前の本にもありましたが、中野さんは「宇宙の法則」は単純な3つのことだと言います。

◆世の中に偶然はない
◆すべては絶妙のタイミングでやってくる
◆宇宙はあなたをつぶさない

(p.45)

このことから、安心していていいんだよというメッセージが伝わってきます。

宇宙の法則に納得すると、アンハッピーはハッピーの土台に過ぎず、ピンチはチャンスのタネということが実感できるようになります。」(p.51)

だから「悪い」と思える出来事があっても、それを吉兆だと感じていればいいのです。


そして、頭で考えて右往左往するのではなく、直感にしたがうようにと言います。

感じたこと、思ったこと、ひらめいたことを、ただ無邪気に受け取ってください。」(p.57)

この「無邪気さ」こそが、神通力を発動するきっかけになるのです。


中野さんは、自分の魂のことを「ウメちゃん」と呼びます。

私は、何年も前から、”もう一人の私”のことを親しみを込めてウメちゃんと呼んでいます。外から見えないけれど必ずある、果肉に覆われた梅干しの種のようだと思ったからです。」(p.34)

ユニークですが、こんなふうに名付けると、なんだか楽しそうですね。


”ウメちゃんルート”に乗れたかどうかを手っ取り早く知るには、自分の周りにシンクロニシティと呼ばれる現象が起こるかどうかを検証してみることです。」(p.62)

ここでも、シンクロニシティが出てきました。直感にしたがって動くようになると、シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)が頻発するということも、多くの人が言っていますね。


自分の本質は神の一部であり、答えはすべて自分の内側にある。
 そう無邪気に信じると、今の自分を一センチも変えることなく、そのままの自分を愛することができるようになります。私たちはみな、「ただいま楽しく発展途上中」です。
」(p.62)

これは、面白い表現だと思いました。不完全に見える私たちが、実はそれで完璧なのです。

不完全には不完全の意味があるのですから、それを楽しめば良いのです。

それでは、絶対的な”幸福”を手に入れるためにはどうしたらいいでしょう。
 その方法はたった一つ。今のままの何も足さない何も引かない、等身大の自分を愛することです。誰にはばかることなく、たっぷり愛を注ぐのです。
」(p.74)

欠点だらけに思える自分を、それでいいのだと受け入れることですね。

愛するとは、自分という存在を客観視して今の自分を楽しむということなのです。悩んでいる自分、悲しんでいる自分、愚かな自分……、そんな自分も面白がって認めてあげること。また、どんなささいなことでもいいから「今日は庭に水まきをして楽しかった」「おいしい料理が作れて嬉しかった」など、自分にとっての小さな感動体験を作ってあげることです。
 私はこういう生き方のことを”点で生きる”と表現しています。
」(p.75)

「点で生きる」というのも、面白い表現ですね。これも「いま、ここ」に生きるとよく言われるのと、同じことを表現しています。


あなたはただ「ウメちゃんを味方にする」と無邪気に決めてしまえばいいだけ。その瞬間がスピリチュアルな生活のはじまり。今まで「何をしても変わらない」と思っていたあなたの人生は、必ずドラマチックな展開を繰り広げてくれるはずです。」(p.142)

このように言って、ともかく安心して、魂と共に楽しく生きることを選択するように勧めます。


本の後半はQ&Aになっていて、カウンセラーとしての悩み相談のようになっています。

ただこの部分は、短い文章で回答していることもあって、ちょっとイマイチな感じがします。

前半の「ウメちゃんを味方にする」ということが方法だということがわかった上で読まないと、「それができないから相談しているんでしょ」と言いたくなるような回答になっていますから。

幸運!スピリチュアル・ライフ
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 11:00 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月10日

桜を楽しんできます

今夜の便で、一時帰国する予定です。

タイは今週末からソンクラーン休暇に入りますから、それに合わせて長期休暇を取りました。

ソンクラーンと言うのは、タイ正月のことで、水かけ祭りとしても知られています。


今年は、大阪の姉夫婦宅にも泊まって、京都や大阪を観光し、実家の島根県へも帰省します。

ちょうど、大阪造幣局の桜の通り抜けがオープンする時期にあたったので、行ってこようと思っています。

以前、1回だけ行ったことがあります。偶然、そういうのがあるとわかって、そのときやってたので。

そのときの写真を、Facebookページ「幸せ実践塾」のカバー写真に使っています。

あのころはまだ、髪が長かったんですね。(笑)


東京はもう散り始めているのでしょうけど、種類が異なる造幣局の桜は、これからが盛りです。

桜が大好きな妻に、きれいな桜をたっぷりと堪能させてあげたいです。


ということで、しばらくブログの更新もお休みになりますので、ご了承ください。

再開は、おそらく今月末くらいになると思います。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 11:41 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月22日

戻ってきました

4月20日に、長い旅から戻ってきました。さすがに疲れますね。

でも、無事に戻って来れて、旅行を楽しめて、ありがたいことだと思います。


日本では、大阪、京都、滋賀、福井、兵庫、鳥取、島根を観光しました。

実家がある島根で丸2日滞在し、父から満州の話を聞かせてもらったり、母ともじっくり話をしました。

広島では中学時代の同級生たちと久しぶりに会って、大いに盛り上がりました。


妻に見せたかった桜は、今年は散るのが早かったですね。

ソメイヨシノはほとんど散っていました。

それでも造幣局・桜の通り抜けでは、いろいろな種類の桜を堪能できましたよ。

造幣局・桜の通り抜け


京都は、これまでも何度か行ったことがあるのですが、観光は初めて。ということで、観光タクシーを使って、清水寺、銀閣寺、金閣寺など、有名なところを回ってきました。

k清水寺


滋賀では比叡山に行き、琵琶湖も遠くから眺めました。

比叡山東塔しか行かなかったのですが、入った所に「一隅を照らそう」と掘られた石碑があり、改めてこの教えを心に刻みました。

比叡山・東塔


福井は銀杏観音がある禅寺城谷山諦応寺や、三方五湖を見てきました。三方五湖レインボーラインが特別に半額になっていて、得した気分になりました。

そこから西に向かって、日本三景の天橋立も見ました。以前は傘松公園から見たので、今度は天橋立ビューランドから見ましたよ。

天橋立ビューランド

レンタサイクルを借りて、サイクリングも楽しみました。


兵庫では出石城跡へ行きました。人はけっこう多かったですが、桜はもうほとんど散っていて、ちょっと残念でした。

鳥取では、湖山池青島公園船上山万本桜公園報恩峠の桜のトンネルなどへ行きました。

いずれも桜は散りかけていましたが、最後の桜を楽しめました。

湖山池青島公園


島根では、斐伊川堤防桜並木へ行ったのですが、完全に散っていましたね。それで世界遺産石見銀山へ行き、羅漢寺の五百羅漢と、龍源間歩(まぶ)だけ見てきました。

龍源間歩へは、電動アシスト自転車を借りました。初めて乗ったのですが、あれ、面白いですね。

広島では造幣局・桜の回り道へ行く予定でしたが、妻が疲れたから行かないというので、ホテルで代わりに花札をして遊びました。


今回の旅行も、レンタカーで回ったのですが、けっこう面白いことがありましたよ。

まず、面白いナンバーの車とよく出合うのです。

気づいたのは、「6116」とか「3377」のような、左右対称の2組の数字が多かったことです。

ふと気づくと、そういう車が前に停まっていたり、追い越した車の番号がそうだったり。

最終日の大阪では、もっとすごいことがありました。

信号で停まったら、前の車が「6666」なのです。こりゃあすごいやと思って、その右横(私の右斜め前)の車を見ると「1166」のような6が入った2組左右対称番号で、左隣(私の左斜め前)も「4499」のような9が入った2組左右対称番号だったのです。

これはもう、何かのメッセージに違いありませんよね。シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)を感じました。

そしてしばらく走ったところで、右斜め前を走っている車を見たら、「2525」だったのです。

そうか、ニコニコ笑って行こうということだな。そう思いました。


バンコクに戻ってからも、タクシーに乗って帰る途中で、「9008」の車を追い越しました。惜しいなあ、あとちょっとなのに。

実は目があまり良くないので、最初は「8008」に見えたのですが、よーく見たら「9008」だったのです。

そのわずか5分後。信号で停まったときに斜め前の車を見ると、こちらは正しく「8008」の旧式ベンツでした。

「だいじょうぶ、上手くいっているから。」

そんなメッセージを感じたのでした。


アパートに戻って、まっさきにベランダへ行くと、茶色の葉っぱが目に飛び込んできました。

さすがに10日間も猛暑の中では、枯れてしまったようです。

「ごめんね、ごめんね。」そう言いながら、たっぷりと水をやりました。

まだ完全には枯れてなかったので、何とか復活してくれると良いのですけど。


翌日、思い土産を抱えて会社へ行きました。

取引先には竹田製菓の「ありがとうボーロ」を、社員へはそれにプラスして話題の「呼吸チョコ」を買ってきました。

まず社員が幸せであること。そう思って、社員へは手厚いお土産にしたのです。

私も食べましたが、呼吸チョコはさすがに美味しいですね。


ということで、楽しかった旅の報告を終わります。
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 12:30 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月23日

だいじょうぶ だいじょうぶ



いとうひろしさんの絵本を読みました。

本当は、一本足のごっちゃんこと、後藤政幸(ごとうまさゆき)さんの絵本「だいじょうぶ だいじょうぶ みんな だいすきだから」を買いたくて、Amazonで「だいじょうぶ」を検索したのです。

するとすぐにこの絵本が見つかったので、てっきりこれだと思い込んで買ってしまいました。

あとで後藤さんのサイトを見つけ、買ったものが違っていたとわかったのです。

後藤さんの絵本は、このサイトで売っていますが、動画でも見られます。

サイトにも動画がありますが、こちらにも貼っておきますね。




後藤さんのことは、みやざき中央新聞(私はWEB版で読んでいます)の記事を読んで知りました。

この新聞は、私が知らない素晴らしい人を次々に紹介してくださるので、本当に役立っています。


さて、前置きが長くなりましたが、間違って買ってしまったこの絵本も素晴らしかったです。

絵本ですから、3歳から5歳くらいが対象でしょうか。

そういう子どもたちに、「安心していていいんだよ」というメッセージを伝えるものになっています。

最後は、おじいさんから「だいじょうぶ」と言われて育った子が、大きくなってからおじいさんに、同じ言葉をかけようとするシーンです。

この場面を見て、私は祖父のことを思い出しました。

あのとき、もし私がこの絵本を知っていたら、ベッドに横になって反応のない祖父の手を握って、「大丈夫だよ、お爺ちゃん。」と、笑顔で話してあげられたのかなって思いました。

また、痴呆症になった祖母にも、「大丈夫だよ、おばあちゃん。」と、やさしい気持ちで声をかけてあげられたのかも。

ちょっと遅くなってしまいましたが、これからはそういう気持を持って、すべての人に接したいと思います。

だいじょうぶ だいじょうぶ
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 12:12 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月24日

猛暑です

タイ・バンコクは、今は暑季です。

特にここのところは暑く、最高気温が36度を超えています。朝晩もなかなか気温が下がらず、今朝などは、部屋にいるだけで汗がジワーっと湧いてくる感じでした。


ちなみにタイは、3つの季節があると言われています。知ってますか?

「Hot,Hotter,Hottest (暑い、より暑い、最高に暑い)」の3つです。

まあこれはジョークなのですが、実際は「雨季,乾季,暑季」と呼ばれます。

暑季乾季に含めて、2つの季節という見方もあります。

バンコクではだいたい、5月下旬くらいから11月中旬くらいまでが雨季で、そこから3月くらいまでが乾季、残りが暑季になります。

同じタイでも、北部や東北部、また南部は、それぞれずれてきて違いがありますね。

タイ正月ソンクラーンは、暑季のまっただ中というわけですね。水かけ祭りにふさわしい季節です。

学校は3月下旬から5月末くらいまでが、夏休みになるようです。

 

さて、そんな暑い中、10日間も旅行で部屋を空けていたため、ベランダの植物たちは大変なことになっていました。

旅行から戻ってきた時、すぐにベランダを覗いたのですが、茶色く変色したたくさんの葉っぱに驚きました。

あれほど元気だった植物たちの変わり果てた姿がそこにあったからです。

荷物を解くよりも前に、たっぷりと水をやり、枯れた葉っぱを取って、鉢の上に敷きました。

少しでも養分となって、復活してほしいと願ったからです。

「ごめんよ、ごめんよ。」と言って詫びながら、その作業を続けました





そんな中で、新人くんが元気そうに育っていたのが、大きな救いでした。

まだ名前をつけてなかったので、葉っぱが広いところから「ヒロちゃん」と命名しました。


数日経って、改めて見てみると、壊滅的なのはマリちゃんだけですね。

葉っぱがほぼすべて枯れてしまいました。パッと見た目、もう枯れてしまってダメなのではないかと思えますが、まだ枝の中は生きているようです。

復活することを信じて、水やりを続けます。


枯れた葉っぱが多かったシンゴくんは、一番水を欲しがっていましたから、かなり辛かったでしょうね。

枯れた葉っぱを取り除いてスリムになりましたが、まだ半分以上の葉っぱは元気そうです。


この暑い時期を乗り切れば、また成長してくれることでしょう。

それを楽しみに、また水やりと声掛けを続けますよ。
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 13:13 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月25日

里子への支援が終わりました

今日、フィリピンの子どもを支援する団体から、メールが届きました。

里子の支援を続けてきたことへの、お礼が書いてありました。

また、これを機にご支援を休止される旨、確かに承りました。
赤木様におかれましては、1989年からご支援いただき、
◯◯をはじめ、11人の里子のスポンサーになってくださいました。
25年に渡る長い間のご支援、本当にありがとうございます。

※「◯◯」は里子の名前なので、伏せさせていただきました。

この団体が最初ではなかったのですが、こういう精神的な里子を支援する活動を25歳くらいから25年以上も続けてきたのですね。

我ながら、よくやってきたなと思います。


昨年から、少しずつこういう形の支援をやめるようにしてきました。

タイの子どもの支援はまだ1年ありますが、すでに支払いは済ませていますので、今回ので実質的に支援活動がすべて終わりました。

これまで支援した子どもの人数は、フィリピンの子が15人くらいで、タイの子は100人超になります。

 

ここ数年、いろいろと考えてきたことがあります。

それは、「こういう支援が、本当に自分がやりたいことだろうか?」という疑問が湧いてきたからです。

こういった支援の形そのものを否定するつもりはありません。

ただ、私はこれをやっていても、あまりワクワクしなくなったのです。


そろそろ潮時かも。そう思って、こういうタイプの支援から卒業することに決めたのです。

以前、長い間支援していたフィリピンの子が、Facebookで友達申請してきました

ハイスクールを卒業して支援が終わってから、まったく連絡を取り合っていませんでした。

「名前を覚えていてくれたんだなあ。」

そう思うと、なんだか熱いものがこみ上げてきました。

私がやってきたことが、少しは役に立ったのだろうと感じられて、嬉しかったのです。


でも、もう後ろは振り返りません。次のステージに進むと決めたのですから。

これからは、また別の形で、人々の幸せと平和のために、支援していきたいと思っています。
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 15:55 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月29日

ザ・マジック



「ザ・シークレット」で有名になったロンダ・バーン氏の最新作を読みました。

今度はシークレット(秘密)ではなく、マジック(魔法)です。

いわゆる「引寄せの法則」を上手く働かせるための魔法についての話ですが、冒頭でその魔法の正体を明かします。

それは、「感謝」です。


「なんだ、そんなこと?感謝だったらいつでもやってるよ。」

そういう声が聞こえてきそうです。私も、そう感じました。

ところが、実際に読んでみると、そうでもないことに気付かされます。

実はこの本は、28日間で行う感謝のレッスン書になっています。

毎日、その指示にしたがって、様々なことに感謝していきます。

この実践によって、感謝の度合いを深めていくことが目的なのです。


今現在、私は9日目が終わったところ。明日が10日目になりますので、約3分の1が終わった段階です。

最初の日のレッスンで、毎日10個の感謝する対象を書き出して、感謝するというものがあります。

これを毎日続けます。

つまり、28日間で280個の感謝の対象をあげるわけです。

これだけでも、けっこう大変だと思いませんか?

100個くらいまでは難しくないだろうと予想していました。でもすでに、気づかないうちに同じものが1つ混ざってしまってました。

毎日違うものを10個あげようとすると、何度も過去に書いたものを読み返す必要があります。

それだけでも、なかなか大変なことですよね。

でも今、280個の感謝の対象を書き出すことを、楽しみながらやっています。


レッスンはこの他にも日替わりであるので、それも同時並行的にやっていきます。

9日が終わった段階ですが、私の感謝の度合いは、まだまだだったなと認識しました。

時折「ありがとう」と言葉で言うだけでは、感謝に満ちた人とは言えません。」(p.27)

まさに、そのとおりです。


人は感謝している時にネガティブになることはありません。感謝している時に非難や批判はできません。感謝している時に悲しい気持ちや落ち込んだ気持ちになることもありません。そして、一番素晴らしいことは、現在何か悪い状況があっても、感謝すると状況を好転させるのにそれほど時間はかからないということです。悪い状況は煙のように消えてゆきます……まるで魔法のように!」(p.107)

どうですか?あなたも感謝したくなりませんか?

ぜひこれを読んで、感謝の習慣を身に付けましょう。

ザ・マジック
 
posted by 幸せ実践塾・塾長の赤木 at 21:48 | Comment(4) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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